ホワイトハンドコーラスNIPPON
サイン隊のYくんをご紹介!
Yくんは「表情で歌う」スペシャリスト。彼の内側から自然に感情が溢れ出てきているような表情を見ると、いかに一つ一つの曲に真剣に向き合い、詩を自分のものにしているかが伝わってきます。白い手袋と、手歌を注目していただく事の多いホワイトハンドコーラスですが、顔の表情も使って感情や歌の世界観を表現することも大事にしています。Yくんのような表情のパフォーマンス力を身に付けたい!と思っているメンバーも多いのではないでしょうか。普段は飄々として年下の子から慕われているお兄さんの姿と、演奏中の姿のギャップも魅力です!
<Yくんインタビュー>
手歌で表現している時はどんな気持ちですか?
表情をたくさん使うので気持ちを込められてるので、楽しいです。
あなたにとってホワイトハンドコーラスNIPPONはどんな場所ですか?
自分の気持ちを表せる場所
ウィーン公演で実現したいこと、世界の人に伝えたいことは何ですか?
ろう者も音楽ができるという事
<ご家族からのメッセージ>
生まれてきた時から、聞こえないお姉ちゃんの側にいて出掛ける時も、習い事もいつも一緒でした。ホワイトハンドコーラスNIPPON(WHCN)の活動も初期メンバーの1人としてお姉ちゃんと一緒に参加しました。
6年前いつも下っ端だったおチビちゃんは 今では新しく入った子達のお世話やサイン隊だけでなく声隊とも交流の輪が広がり、お姉ちゃんにくっついていた6年前とは違います。
音楽で繋がった仲間たちと、お互いを認め合いながら活動してきた事はWHCNの活動以外でも活かされていると実感する事があります。
それは家族の知らない所で…
「みんなのやる気を出したり、困ってる友達や先生を励まし、助けてくれてクラスを盛り上げてくれるんです」(担任の先生談)
家では甘えん坊の息子の意外な一面でした。
多くの子ども達が、WHCNの活動でそれぞれに成長が見られます。今回の大きなミッションを果たして帰国したあと 想像の域を超えた社会へのアクション。きっとこのミッションを活かしてくれる事と思います。
多くの子ども達がミッションにチャレンジできることはたくさんのご支援のおかげです。
心より感謝申し上げます。