ぼくらは みんな うたうたい
京都サイン隊のHちゃんをご紹介!
Hちゃんは昨年の京都公演を観に来てくれて、ホワイトハンドコーラスに入りたい!!と入団してくれた子。その時はまだ年長さんでした。
恥ずかしがり屋でお茶目なHちゃん。どんどん手歌を覚えて、今では堂々とパフォーマンスしています。
知らぬ間に声隊の高校生のお姉さんメンバーとめちゃくちゃ仲良くなってたり、実はすごく社交性があるのか??と目が離せません!
<Hちゃんインタビュー>
手歌で表現している時はどんな気持ちですか?
楽しくて、ワクワクする!
悲しい表現の時は悲しい気持ちになります。
あなたにとってホワイトハンドコーラスNIPPONはどんな場所ですか?
気持ちいいなぁという場所。(手歌が上手になるのも楽しいし、お友達との時間も嬉しい♪♪)
ウィーン公演で実現したいこと、世界の人に伝えたいことは何ですか?
みんなの力を合わせて「楽しい」を届けたい!
<ご家族からのメッセージ>
昨年秋の京都公演。初めて舞台を見る娘の目は真剣そのもの、立ち上がって真似するぐらいに夢中で、親子ともに大感激!!普段は優柔不断な親子ですがそのまま今のご縁に繋がっています。
恥ずかしがり屋で感受性豊か。不安を感じやすいけど、人は大好き。そんな娘は、みんなのことが大好きで、練習ではそのままの自分でいられるようです。時に集中力が切れてしまうのですが、家に帰ると練習したことをとても嬉しそうに見せてくれます。(外から見えているものと本人が受け取っているものは違うんですね。)
まだ1年弱ですが、表情や手の動きもどんどん変わり、娘の大切な表現の場に、そして彼女の誇りになっているんだなぁと感じています。
ホワイトハンドコーラス は、楽しい!だけではありません。入団後早い時期から、信号機の音の違いや点字に気づくようになったり、こんな時はどうするんだろう…と、関心の幅がぐんと広がり、私の方が驚くことも。東京公演の帰りには、「~ちゃんともっと仲良くなりたいから、手話覚えたい!」との言葉が。
おとなになるにつれ、自分が知らないから・わからないからと、目の前の人と関わり、知ろうとする前に勝手に壁を作って、感じて、…私自身、そんな自分の中の壁が嫌で、子どもにも広く育って欲しいと願っていました。
そして娘が今経験していることは、障がいがある人は…等という括りではなくて、まさに目の前のその子と友達になりたい!というとてもシンプルな感情です。いろんなメンバーと出会い、日々あたたかいものをたくさんもらっています。壁なんてないんだよ!と自然と思える、人に伝えられる強く優しい心が育まれて、そのあたたかさが周りの人にも広がっていくことを願っています。(私自身の価値観も確実に変わってきています。)
ホワイトハンドコーラス を通して出会えた皆様、支えてくださっている皆様、そして私たちのことを応援してくださっている皆々様に心から感謝申しあげます。
子どもたち一人一人の存在が、折り重なって生まれる最高の輝きが世界に響きわたりますように!!