今回の活動では、コロコロおむすびという子ども食堂を運営されている団体に行きました。
初めに配達用のお弁当の準備をしました。
お弁当におかずを詰める作業ではグラム数や個数が決められており、それに沿って盛り付けを行いました。
規定のグラム数に達するまで何度もご飯の量を調整したり、箸で小さなマカロニをつまみながらカップに盛り付けたりと苦戦することも多々ありましたが、留学生同士で協力しながらおかずを詰めることができました。また、職員の方が「丁寧に盛り付けてくださった。」と留学生を褒めてくださいました。
食堂の営業がひと段落したら、施設の方から指示を受けながら、地区ごとに弁当箱を振り分けました。
子ども食堂は複数の児童館や施設に毎日弁当を配達しています。難しい読み方の漢字を使った地区もあり、その都度、留学生は「この漢字は〇〇と読みますか。」「この漢字は何と読みますか。」と質問していました。
新しい漢字の読み方を学ぼうとする留学生のひたむきな姿がありました。
最後に、子どもたちにとっておやつ代わりになる、おにぎりを作りました。
おにぎりを作ることは留学生にとって初めての経験でした。
最初は慣れないことも多く手間取ることもありましたが、少しずつおにぎりが出来上がるまでの手順が効率化されている様子が見受けられました。速さだけではなく、握ったおにぎりをラップで包む際に、おにぎりの辺に沿って包む丁寧さもありました。
仕事が終わった後に、職員の方のご好意でお昼ご飯をいただきました。
留学生にとって、食べたことがない食材や味付けのおかずがたくさんありました。
心も体も満たされる食事をいただくことができました。
今回は初めての活動だったので教えてもらうことがほとんどでしたが
今後、留学生の自発的な働きに期待したいです。