『窖窯修繕プロジェクト』にご支援していただいた皆様、ご無沙汰いたしております。今年の夏も暑い日が長く、ようやく秋らしい風を感じてきました。大変遅くなりましたが、皆様のネームプレートを窯場に設置いたしました。陶芸村の中を進んで行くと道路からも見える場所に設置しました。ネームプレートはモロ板に張り付けました。モロ板とは作品の保管や運搬等に使う長い板です。陶芸村のお祭りが10月26日・27日に行われます。ぜひ遊びにお越しください。これで私たちの『窖窯修繕プロジェクト』 の全てが終了いたしますが、これからも私たちは陶芸を続けてまいります。今後も応援していただけたら幸いに思います。ありがとうございました。
支援者の皆様、ご無沙汰しております。こまめに活動報告を行わず申し訳ございませんでしたが、2024年4月22日~27日の日程で修繕した窖窯の初めての窯焚きを行いました。修繕前の窯焚きながらいつ崩れるか不安だった昨年と違い、今回は安心して出来ました。また、窯が変わると癖も変わるかも、という事もなく今まで通りに温度を上げることが出来ました。窯焚き後半・夜手伝いの方々と薪割をしながら地元の新聞にも取り上げて頂きました。そして火を止めてから二週間後の5月12日、窯出しを行いました。窯の中はこの様に棚を組んで作品が詰めてあります五十嵐は窯の中から作品を出します外では山下と手伝いの方々が作品を受け取ります焼き上がった作品の数々そして皆さんの名前を刻んだネームプレートも無事に出てきました。こちらは窯場に飾る予定です。皆様からいただいたご支援で窯を修繕出来ました事、また今年も無事窯焚きが出来ました事、本当に御礼申し上げます。皆様の思いを胸にこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
10日目最終日は職人さんがお2人でみえました。いつも来て下さる方は煙突に耐火セメントを塗って修繕してくれました。ここまで全てこの方がやってくれてました。以前の状態と比べてキレイにそして頑丈になりました。ありがとうございます。穴の大きさはいじってませんが、ここは大事な部分。そして煙突の厚みも大事。中のモルタル吹付作業はもう1人の方が担当して下さいました。狭い中、ありがとうございます。既存の外側にも吹き付けて補強して下さいました、天井や奥の壁のレンガがむき出しだった部分が補強されました。外側を横から見るとこんな感じです。今回修繕した天井に穴を開けてもらいました。ここに温度計を差します。無事に修繕工事は終了いたしました。正直ホッとしております。また来年の4月に窯が焚けます。これも全てご支援いただいた皆様と修繕に係わって下さった方々のお陰です。ありがとうございました。
8日目3連休が明けた月曜の朝の状態です。天井の外側にモルタルを塗って固めます。モルタルの上から新しい珪砂を撒きます。この珪砂も断熱効果があります。更に古い珪砂も撒きました。(ライトの所為もありますが、)火の入った珪砂は赤くなるので写真でも赤っぽく見えてると思います。9日目焚口の調整をしました。窯焚きの際に両サイドの変型レンガも組み付けて、焚口を四角くします。この変型レンガも新しく加工してもらいました。窯焚き終了時、焚口にレンガを詰めますが、それ用のレンガも準備してもらいました。煙突は私たちの窯焚きの要です。ここも外側が長年の熱と雨の為にボロボロになったので修繕してもらいます。私たちでは直せなかったので針金でグルグル巻きにしてました。剥いでみたらこんな感じでした。元々2層に塗られていたのですが、1層目から剥がれた部分もあります。この上から耐火セメントを塗って固めます。
6日目前週の続きです。焚口前面と天井ドームがつながりました。焚口アーチの上にレンガを積んでいきます。正面から見ると大分以前の形に近づいてきました。焚口を後ろにもたれかかる様に底部分から修繕したので、既存の部分と会わない箇所があります。なので飛び出たレンガの角を削りました。7日目前日積み上げたレンガの上にさらにレンガを積んで天井が二重になりました。何個かレンガが置いてありますが、ここに温度計を差す穴を開けます。次週、天井全体にモルタルを塗って固めます。内側も補修していきます。まずは古いモルタルをはぐところから。そして工事の様子を新聞に取り上げていただきました。