プロジェクトの概要

プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます！
今回のクラウドファンディングは、創業100余年の鬼瓦メーカーによる本気の遊び心を具現化する活動を応援するプロジェクトです。

「伝統×ユーモア」で、見た人がくすっと笑ってちょっとHAPPYになる鬼瓦を作りたい。過去３回の「くだらないものグランプリ」では、写真のような作品を作って参戦しました。便利なモノ、役に立つモノではないけれど、「こーゆーの好きw」「いいぞ、もっとやれwww」と言ってくださる皆様の応援で、第４回くだらないものグランプリに参戦します！

↑第１回参戦作品【鬼瓦ヘルメット】

↑瓦製(ワレモノ)なのに後頭部は「安全第一」

↑第２回参戦作品【ヤクルト専用格納容器】

㈱ヤクルト本社様に掛け合い、商品と商品名の使用許可も取っちゃいました

↑鬼瓦の頭にストローぶっ指して、ヤクルトちゅうちゅう吸える

↑第３回参戦作品【oniPhone 3G】

↑黒電話の基盤をそのまま内蔵しているため、鳴ります、使えます、ダイヤル回せます

くだらないものグランプリについて

　くだらないものグランプリとは、モノづくりのプロが自社技術を駆使して「くだらなくて笑えてしまう一品」を本気で製作し、「くだらないもの日本一」を決めるコンテストです。コロナ禍真っただ中の2020年に始まり、笑ってしまうくだらないことに自社技術をぶつけ合い本気で戦う町工場の姿で、日本に元気と勇気を届けたい。そして少しでも多くの人に「町工場の技術」に興味を持ってもらいたい、との願いが込められています。
　くだらないものグランプリHP（https://peraichi.com/landing_pages/view/34cx4/）

プロジェクト実行者について

　㈱鬼福は、日本最大の瓦の産地「三州」で大正５年の創業以来、100年以上鬼瓦のみを専門に作り続けてきた職人集団です。粘土を練る工程から成形、乾燥、焼成までを一貫して自社で行います。特筆すべき屋根材の実績として成田山新勝寺山門（1980年）、出雲大社祖霊殿（1985年）、永平寺名古屋別院本堂（2016年）などがあります。 
　近年では屋根材のみに留まらず、【鬼瓦ティッシュケース】【鬼瓦植木鉢】【鬼瓦風鈴】【鬼瓦ペーパーウェイト】など「現代のライフスタイルに合わせた鬼瓦の新形態」も模索しています。

↑ 工房風景です。昭和26年式の土練機も、メンテナンスを行いながら現役です。

↑ 鬼師(鬼瓦職人)の道具です。主に写真左の「金ベラ」を使い手作業で鬼瓦を製作します。

↑ 鬼瓦の製作工程です。金ベラによる磨き工程により「いぶし銀」の光沢が冴えます。

↑ 焼成窯です。成形と乾燥を終えた鬼瓦は28時間かけて最高温度1100℃以上で焼成されます。

プロジェクト立ち上げの経緯

　ご縁あって３年連続で「くだらないものグランプリ」に参加させて頂きました。「くだグラ」の趣旨に賛同し、鬼瓦の新たな可能性を探す意味でも今年も参加したいところですが・・・売る商品を作るワケではないので、資金面から今回は見送ろうと思っていました。
　しかし、前回参加企業の仲間、取材頂いたメディア関係者様、瓦業界関係者様、市役所の方、地域の方など、複数の方から「今年は何作るの？？」「楽しみにしてるよ」「えっ⁉今年は出ないの⁉」と、少なからず期待して頂いていることを知りました。やりたいけれど、資金面でできない。だったらクラウドファンディングで応援を募ってみよう。
　第４回は何を作るかもまだ決まっていない段階で応援して頂けるのか不安ですが、挑戦せずに諦めるのはつまらない。過去の作品から「がんばれ鬼瓦屋！」と言ってくださる皆様からの応援をよろしくお願い致します。

リターンについて

　感謝の品としてささやかではありますが、【5,000円の応援１口につきミニ鬼瓦のストラップ１個】を郵送させて頂きます。皆様からの応援を基に、第４回くだらないものグランプリ出品作品を企画製作します。是非第４回くだグラをご覧ください！
　※鬼瓦ヘルメット、ヤクルト専用格納容器、oniPhoneおよび第４回の作品をお届けするわけではございません。

【ミニ鬼瓦のストラップ】
　鬼瓦本体
　素　材：いぶし瓦（無釉薬の陶器）
　サイズ：縦４cm×横４cm×厚み１cm
　重　さ：約20g

実施スケジュール

下記の「第４回くだらないものグランプリ」に間に合うよう、作品を企画し製作していきます。
（現時点で何を作るかは決まっていません。9月29日には事前投票動画として詳細が公開されます。）
9月29日～10月13日　「くだグラ」事前投票期間
10月14日18:00～　　「くだグラ」開催（YouTube LIVE配信）

資金の使い道

　皆様からいただいたご支援は、第４回くだらないものグランプリ出品作品の企画製作費、参加費、CAMPFIRE手数料、リターン製作費、送料等に充当させていただきます。ご支援が予想を大きく上回った場合、今後の活動にも使用させて頂きます。

最後に

　最後までご覧いただき、ありがとうございました。
　価値観と住宅様式の変化から、屋根の上で鬼瓦が活躍する場は激減してしまいました。マジメなことももちろん大切。でも、くだらないことや役に立たないこと、遊び心の中に伝統産業の未来はあるのではないかと思います。邪道を進んでいる鬼瓦屋かもしれませんが、ご賛同いただけたら嬉しいです。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。