「こども食堂安心・安全向上委員会」を引き継ぎ、こども食堂を支援する団体として活動をしている全国こども食堂支援センター・むすびえ(理事長 湯浅誠)です。
昨年は、「全国のこども食堂を安心・安全な場所に こども食堂の保険加入をすすめたい!」クラウドファンディング にご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。
こども食堂安心・安全のための保険加入の取り組みの後、こども食堂はさらに1400箇所増え、現在3718箇所となりました。
むすびえでは、そのこども食堂をを多世代交流拠点にしていくために、遊びをテーマにした企画「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」をスタートさせるとともに、この企画を47都道府県のこども食堂で実施するためのクラウドファンディングに挑戦しています(募集期間:1/27まで)。
https://readyfor.jp/projects/tabeasowara (目標金額350万円)
この企画は、こども食堂の認知は8割ながら、実際に行ったことがある人は1割未満というギャップを埋めるため、「東京おもちゃ美術館」とタッグを組み、おもちゃの専門家である“おもちゃコンサルタント”の協力を得て、開催するものです。
このプロジェクトを通して私たちが実現したいのは、こども食堂を訪れる子どもから大人まで幅広い世代の人が、おなかだけでなく、心も満たすこと。そして、気軽に「こども食堂に一回行ってみよう」と思ってもらえる空気づくりです。それぞれ「点」で活動している人たち同士が繋がって「線」に「面」になって、地域共生社会のインフラづくりを目指します。
ーパイロット事業として行った山口県での「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」の様子です。ー
大勢で、食べて(総勢439人が参加)、
おもちゃコンサルタントと遊んで、
笑顔溢れる時間となりました。
まだまだ始まったばかりの取り組みですが、この場を、さらに全国のこども食堂で実施し、人と人が安心してつながり、思いやる地域社会を実現するために、いま、皆様からのご支援が必要です。
SNSのシェアなど、拡散のご協力も大きなひと押しに繋がります。どうか、応援のほど、よろしくお願いいたします。 https://readyfor.jp/projects/tabeasowara
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むすびえ理事長の湯浅誠のメッセージです。
夕暮れにはぼんぼんにあかりが灯って、地域の方が誘導役を買って出て、子どもからお年寄りまでが集まって、タピオカが振舞われて……。先日鹿児島で「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」を実施したとき、会場となっているお寺ではそんな光景が繰り広げられていました。町内会の掲示板にはこの企画のチラシも掲示されていました。当日は、初めて来られた方70名を含め150人が参加をしてくださいました。その中には、部活帰りに友達を誘ってきた少年、お母さんに手を引かれて来た女の子、おじいちゃんの膝に座って、芸人さんを見つめる子の姿が……。こども食堂が地域の集いの場であることを実感できる光景でした。この企画は、子どもを中心に地域のにぎわいを作りたいというこども食堂の運営者や地域の方たちの思いがもっとたくさんの人に伝わるようにと、おもちゃ遊びの専門家である「おもちゃコンサルタント」と、笑いのプロの芸人さんが、こども食堂で「遊び」と「笑い」を届けてくれるという企画です。そのにぎわいから取りこぼされる人が出ないようにと願いつつ。
全国で「食べる・遊ぶ・笑う こども食堂」を通じて、つながりと笑顔が広がるよう願っています。応援していただけるとうれしいです。