今回は、奈良県奈良市にある「たんぽぽ子ども食堂」です!
社会福祉法人の地域貢献事業の一環として計画したのと同時に、六条地区(施設が
ある地域)の自治会が「一人ひとりが住みやすい孤立化0の人に優しい暮らしやすい
地域を目指すための試み」として様々な地域おこしのためのイベントを実施していたため、そこに相談して主任児童民生委員の方々の協力を得ることができ、一緒にスタートさせることができました。
やりがいは、毎回参加を楽しみにしてくれる常連の子どもができたこと。
信頼関係ができてくると、家庭のことを少しずつ話してくれるようになり、学校でのこと、家でのことなど会話を通してそれぞれの状況が見えてきたこと。「ただいま」と言って参加してくれること。最近では、法人が運営する施設で暮らす障がいのある人も、時々一緒に食事に参加したりホールで遊びに参加している。自然に障がいのある人ともコミュニケーションがとれるようになっている。
今後は、とにかく継続して開催し、地域に理解していただき、3年ほどかけて施設から地域に出ていき、できれば一軒家を借りて子ども食堂から「地域食堂」として老若男女様々な人が利用できる地域に開かれた食堂を作ることを目指します!
半年ほどは予算の関係もあり、奈良県社会福祉協議会の行事用保険には加入していなかったが、子どもが遊んでいて怪我をしてしまい、それが2回ほど重なってしまったので、たまたま大事には至らなかったのと、保護者の方の理解もあったため、事なきをえましたが、その怪我をきっかけに、早急に入ることを決断しました。
とにかく、始めた以上は継続することが必要です。継続のためには、やはり、人と資金と安全の保障が絶対条件だと考えます。子どもの置かれている状況は様々で、特に私たちが暮らす地域は「困難な状況が見えにくい」そんな地域でもあります。
でも、その地域にも、困難な状況を抱える家庭(子ども)は必ずいます。その状況を他人ごとととらえず、支えていける仕組みをそれぞれの地域で作っていく必要があります。そのためにも、まずは、「安全の保障」の基盤を作る必要があります。小さな組織が継続可能な組織になるために、どうぞご協力をお願い致します。