今回は、南信州の阿智村にある「あちサポートネットワーク」です!
私たちは人口約6000人の阿智村で2018年10月から、子ども食堂をスタートさせます。場所はメンバーの1人が運営するゲストハウス「みんなのいえ」です。最初は月に1回の開催ですが、1年以内に週1回にする予定です。
あちサポートネットワークは誰もが暮らせる地域をつくっていくことを目的にしています。メンバーは不登校の子どもや障害のある人の家族、福祉や地域づくりに取り組む人などです。私たちは村の現状を学び、話し合い、最初の一歩として子どもたちの居場所を地域の中につくることにしました。小さな地域であっても貧困はなかなか見えてきません。また経済的貧困にはなくとも、家庭や学校以外の居場所を必要としている子どももいます。
ここで一緒にご飯を食べることで子どもも大人もつながれる、みんなの居場所をつくっていきたいと考えています。
現在、10月のスタートに向けて月1回集まり、準備を進めています。安全な居場所を提供するため、食事づくり、子どもの対応方法などを検討しています。今後、食材提供や調理スタッフなどを募集し、多くの人が関われる形で取り組みを進めます。
またあちサポートネットでは、並行して制服リユースや、障害のある人もない人もともに働く場づくり研究にも取り組んでいます。村の現状や背景にある問題をみんなで学びながら、どういう地域をつくっていくのかみんなで考えていきます。
子どもたちが安心して過ごせる場であることが重要だと思っています。もちろん事故があってはならず、そうならないために努力はします。しかし子どもを守るため、スタッフを守るため、また普段から安全を意識するためにも、保険は不可欠だと考えています。
あちサポートネットワークは顔の見える関係の中で、誰もが排除されない地域を目指して、やれることを積み重ねていきたいと考えています。ご支援のほど、よろしくお願い致します。