皆様へ みなさまの暖かいご支援に助けられ、本日目標金額の80万円を達成し、 このプロジェクトは無事SUCCESSしました。 心から感謝申し上げます。 まだプロジェクト期間は残っており、引き続き支援を募集しておりますが、 取り急ぎお礼させていただきます。 また、現在商品化の最終チェックを行っております。 みなさまへの発送の時期などについては、プロジェクト終了後にご連絡させていただきますので、少々おまちください。 本当にありがとうございました。
木彫りはんこは、サナ・ハスタカラというネパールの団体が生産しています。サナ・ハスタカラとはネパール語で「小さな手工芸品」という意味で、ネパールの各地に点在する生産者グループと手工芸品の購買者を結びつけることを目的として1989年に設立ました。生産者が品質管理や技術向上のための研修を受けられるように受講経費の負担を行うなど、生産者の能力向上も支援しています。 今回私たちは、アトム、レオ、火の鳥、ブラックジャックのデザインのフィードバッグをしにカトマンズ郊外の丘の上にある小さな工房を訪ねました。 生産者は皆昔からはんこをつくっている熟練の職人さんで、工房を訪ねると、静かに黙々と細かいデザインを彫っているところでした。 写真は、1回目のサンプルでうまく表現できていなかったブラックジャックの顔の傷をきちんと掘ってもらえるよう、サナ・ハスタカラのスタッフが生産者に説明をしているところです。発注書を見ながら細かく説明しています。 私たちがああでもない、こうでもないと話していると、生産者の家族や近所の人たちも集まってきました。 皆に一つ一つのキャラクターの説明をすると、生産者の一人が、「レオはウサギじゃなかったんだ!」と言い、皆で爆笑するというハプニングもありました。 木彫りのはんこはまさに「小さな手工芸品」で、とっても小さい木のブロックに丁寧に細かいデザインを彫っていきます。それぞれのキャラクターがどのように表現されて出来上がるか、きちんとブラックジャックの顔の傷まで再現できるのか、私たちも期待と不安でいっぱいです。皆様にも温かく見守っていただければ嬉しく思います。この開発を成功させるためにも、クラウドファンディングへのご支援も引き続きよろしくお願いいたします。 以上、シャプラニールよりレポートでした。
ジュートバッグ(レオとアトム)はバングラデシュのジュート・ワークスという団体と一緒に開発をしています。 ジュート・ワークスは、農村の女性たちが身近な素材であるジュートを使った手工芸品を生産し、彼女たちの収入が向上することを目的に1973年に設立された団体で、現在約4,000名の生産者がいます。 日本ではあまり馴染みのないジュートですが、バングラデシュの特産品で、雨期には背丈が3mにもなる麻の一種です。ジュートの刈り取りと天日干しの作業は、7月末から8月中旬にかけてバングラデシュ各地で見られます。 ジュートは光合成が旺盛な植物で、二酸化炭素の吸収力が通常の木と比べて5~6倍あり、地球温暖化を抑制する働きがあるほか、燃やしても有毒ガスが出ず、土に埋めてもバクテリアによって完全に分解されるため環境に優しい天然繊維として注目されています。 このような地球に優しいジュート生地に、アトムとレオのイラストと手塚先生のメッセージをのせたジュートバッグの開発を進めています。 下の写真はジュートバッグ(アトム)のサンプルを作成している様子です。 サンプルはダッカ市内にあるジュート・ワークスの工房でサンプル・マスターと呼ばれる熟練の生産者がつくります。 本発注になると、地域の生産グループ(ショミティ)に仕事が振り分けられ、それぞれのショミティに属する生産者が家事や育児の合間をぬってジュートバッグづくりを行います。 手塚先生からの大切なメッセージ 「Beauty of Nature(アトム)」と「Let Children Dream(レオ)」を しっかりプリントして、ひとつひとつ心をこめてつくります。 ぜひご期待ください! 以上、シャプラニールよりレポートでした。
手すき紙のレターセット、一筆箋(ブラックジャック)、ノート(レオ)を生産する工房は、ダッカから車で約6時間のフェニという町にあります。 この工房では、縫製工場から出た余剰ジュート(黄麻)を使用した手すき紙でさまざまな製品をつくっています。 ジュート繊維はとても固くしっかりしているのが特徴です。このジュートを紙に加工するために、まずは細かくくだきます。 この日の気温は40度。汗を流しながらひたすらジュートを細かくしていきます。 細かくなったジュートはふんだんな水でよく洗い、細かいごみや埃を落とします。 手すきの様子。熟練者で、一日に一人250枚ほどの紙が漉けるそうです。 手すきをした紙は数日間天日干しにし、アイロンなどの行程を経て紙ができあがります。 ***** ここで働くのは、フェニ近郊に住む経済的に恵まれない女性たち。夫と離散した後に近所の人から誘われて働き始めたという人や、夫が仕事をしていないので自分が働いて家計を支えているという人もいます。 生産者の一人、ベグンさん(写真左から4人目)は、「この仕事のおかげで子どもを育てることができる」と誇りに満ちた顔で話してくれました。将来もずっとシュクタラで仕事を続けて、自分たちの家を建てることが夢だといいます。 女性たちがひとつひとつ想いをこめてつくりあげる紙製品に手塚治虫氏のデザインを載せて皆様のもとにお届けしたいとスタッフ一同願っています。 以上、シャプラニールよりレポートでした
バングラデシュのパートナー団体であるプロクリティより、オリジナル手すき紙のハードカバーノートのサンプルが届きました。 とても丁寧にプリントしていただき、彩も鮮やかに描かれ、レオが可愛く存在感を出しています。 もう少し版ズレしてても味があって良いのではなどと、贅沢な悩みも… 現地パートナー団体プロクリティからも、異文化の絵柄に触れることが楽しく、刺激になると嬉しい言葉をいただきました。 そのお言葉に甘え、よいものを創るためにもう一頑張り!拘っていきます。 皆さんにも絶対満足いただける仕上がりにしますので、ご期待ください。