東盛あいか(戸山一子役)
無事に秋編の撮影が終わりました。北海道に来るまでは頭の中でしか存在しなかった主人公の一子(カズコ)が、現地に来てから馬たちと触れ合い、農作業をし、自然に癒され、地元の方々とお話ができたおかげで一子のパーツが揃っていく感覚がありました。
作品の時代設定が昭和30年頃の十勝の農村ということで、監督がこだわり集めた美術や家、衣装ヘアメイクさんよって変身した登場人物たちの格好が、いっきに「馬橇の花嫁」の世界へ引き込んでくれました。どこか懐かしくあたたかいその様子に注目して頂きたいです。
そして名俳優馬のアオ役のモモ姫との共演は不思議と落ち着きました。モモ姫はとても賢い馬で、人間がやりたいことを汲み取ってくれます。なのでモモ姫とのシーンは目で会話したり、お互い相手を敏感に感じとる事がとても大事でした。
逢坂監督は今回がはじめましてでしたが、思ってたより少年で好奇心旺盛なんだとわかりました。雰囲気のいい現場をつくれること、役にどハマりな俳優陣を集めた見抜く目は確かだと思います。
秋編を終えてすぐに冬編が楽しみだと皆が口を揃えて言っていました。寒いであろう現場に少し怯えていますが、十勝の皆さん、冬編もどうぞよろしくお願いいたします。
そして全国各地からクラウドファンディングにてご支援頂いた皆さん、誠にありがとうございます。コメントも全て拝見いたしました。皆さんから受け取ったお気持ちを胸に「馬橇の花嫁」突き進みます!
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