この度、2023年の5月5日の珠洲での大地震からドキュメンタリー映画を製作することになり、2023年の晩秋には。ほぼ完成していましたが、冬の景色を映画に収めておいて欲しいと有馬監督に能登入りしていただき、大晦日の風景や新年の早朝朝4時からの神事を撮影していました。おせち料理をつまみながら、ボタ海苔の雑煮をいただき一休みしていた夕刻の4時10分でした。2024年の元日に大きな地震が再び能登を襲いました。その時の様子も本編の中には収められております。今となっては、すべてが破壊されてしまいましたが、当時の様子や震災からキリコ祭りを通じて珠洲の人々が希望を見出して生活する様子を感じていただけると思います。約2年かかりましたが、丁寧に珠洲の方々に寄り添って制作したドキュメンタリー映画となりました。このクラファンは、映画製作のきっかけとなった大切なものです。返礼品もずいぶん長くお待たせしてしまいましたが、皆さんも諦めたのか、映画がとん挫したと思ったのか、震災で大変だろうとご配慮いただいたのか、どなた様からも今日まで催促のご連絡はありませんでした。ようやく映画が完成し、資金ショートからの3回にもわたるクラファンの実施を経て、ようやく返礼品専用のDVDも完成しました。(非売品です)テレビコマーシャルもされているようですが、8月30日は金沢市香林坊の北國新聞赤羽ホール、31日は珠洲市のラポルトすずにて完成記念の特別上映会を開催します。有言実行 時間はかかりましたが、2度目の大地震を経験して、コンセプトが全く変わってしまい、映画どころではない!と思った時期もありましたが、映像を何とか後世に残したいという有馬監督の思いから、最後まで付き合うことにしました。途中いろんな事件や事故がありました。それでも「映画に罪はない」という有馬監督の言葉に感銘を受けて撮影をサポートしてきました。これは自分が生きた証にもなりました。昨年の10月に病に倒れましたが、幸運にも生還しました。皆様全員にはご挨拶が直接できませんが、こうして映画が完成したことをご報告させていただきます。昨日3回目のクラファンが終了しました。この映画で3回もクラファンを実施したこともすごいですが、3回ともクラファンにお支援していただいたかたもいることは本当に感慨深いです。感謝しかありません。現在スタッフがおらず、一人でやっているのですが、このクラファンの返礼品は、順次発送させていただいております。どうぞ今しばらくお待ちください。森本敬一拝





