■ご挨拶
はじめまして。
数多くのプロジェクトの中からご覧いただき、ありがとうございます。
10月に東京都台東区谷中にて日本酒バー「酒魂 shu-kon」を開業予定の北島和将と申します。
今回の開業にあたり、皆様のお力をお借りしたくプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
●北島和将 経歴
・1983年10月静岡生まれ
・10年以上フリーのカメラマンとして活動
・各地で取材するうち土地ごとの「食」そして「酒」に出会い、その世界に強い興味を持つ
・カメラマンの活動を続けながら飲食店で働く
・特に日本酒へ思いが強くなり恵比寿の日本酒バーでより日本酒のことを学ぶ
・その後出張日本酒バーや、自宅での定期的な日本酒会の開催
・2021年「J.S.A. SAKE DIPLOMA 」取得
・2023年10月 東京都台東区谷中に日本酒バー「酒塊 shu-kon」をオープン予定
■日本酒バーを開店しようとしたきっかけ
結論から言うととてもシンプルで
「本当に美味しい日本酒をもっと多くの方に体験してほしい!!」
ということになります。
すごく単純な理由なのですが、この考えに至ったのにはちゃんと理由があります。
それは「日本酒なのに日本人が全然飲んでいないこと」です。
データを見ると国内の酒類の消費量は昨今のチューハイブームもあり「リキュール類」が1位、次いで最近まで断トツ1位だった「ビール」が2位、3位が「焼酎」、4位が「発泡酒」、そして5位でやっと「清酒」という順番です。
20代~30代の若い世代に至っては7割が1年間日本酒に触れていないというデータもあります。
世界を代表するワインの産出国であるフランスやイタリアは断トツで消費量はワインが1位です。
日本の名前のついているお酒が日本で飲まれていない、そして「日本人」なのに「日本酒」はあまり飲まないというのは、とても悲しいことだな思います。
※「こんな美味しいのに何で飲んでくれないですかー?」
しかし私自身も20代前半までは日本酒はほとんど飲んでいませんでした。
居酒屋で「冷酒」や「熱燗」などと書かれた銘柄もわからないものを日本酒のすべてと勘違いしていました。
今思い返してもアレは正直美味しいとはいいがたい……。
多くの方が、その「美味しくない」という感想のまま止まってしまって日本酒に手が伸びないのも理解できます……。
それが28歳の時、仕事帰りにたまたま寄ったデパートの地酒売り場で、ラベルが無くただ荷札が1枚首から下げられた透明な瓶に入った日本酒が売っていたんです。
その見たことないビジュアルに惹かれ今まで日本酒を買ったことなんてほぼないのにその日買って帰りました。
※その時買った「千代乃亀酒造 袋しぼり純米大吟醸」
家に帰り夕食の時、お酒を口に含んだ瞬間「なんじゃこら!!」となりました。
私が知っている日本酒と全然違う!これ本当に日本酒?と。
舌をくすぐるきめ細やかな気泡、口いっぱいにひろがる瑞々しいメロンのような香り、スッと雑味なく喉奥へ流れていき、余韻がじんわりと広がる。
あの時の感動は今も色濃く覚えています。
そしてあの日が私が日本酒沼にはまるきっかけになったのは間違いありません。
それからしばらくは日本酒がたくさん置いてある居酒屋さんに通ったり、有名な酒屋さんに行き、いろんな地方の酒蔵のお酒を買い、様々な日本酒を飲みました。
香り、甘さ、苦み、酸味、どれをとっても同じお酒は一つもなくその深い世界にどんどんのめりこんでいきました。
そしてある時から「この美味しさを伝える側になりたい」という思いが芽生え始め、今から5年前に恵比寿の日本酒バーで働かせていただく機会をいただき、そこでより日本酒の知識を深めました。
※恵比寿の日本酒バー時代
また、よりしっかりとした知識で日本酒のすばらしさをお伝えするため、2021年には日本ソムリエ協会が主催する「J.S.A. SAKE DIPLOMA 」という日本酒や焼酎に特化した資格も取得いたしました。
店を退職してからはお客様の家やイベントスペースにお酒とおつまみをもってお邪魔する「出張日本酒バー」をやったり、自宅で日本酒会を開催するなどして、日本酒の美味しさ、奥深さをお伝えしてきました。
そこで自分がセレクトしたお酒や、お出ししたおつまみが、皆様から毎回ご好評いただけたことも出店を志した一つの要因にもなっています。
※六本木の高級マンションへの出張日本酒バー時のお酒のラインナップ
※毎回必ず会が終わるころには、皆さん口をそろえて「日本酒ってこんなに美味しいんだね!」と言っていただけています。
※自宅での日本酒会のおつまみ。その季節のお酒に合わせ、旬の食材を使い、お酒の特徴を最大限に引き出す味付けを心がけています。
そういった活動をする中「自分のお店をもちたい」
そして「もっともっと日本酒のすばらしさを伝えたい」という思いが生まれました。
そして今年、運命的に物件と出会いまして、出店を決意致しました。
■お店のコンセプト
今回出店するお店「酒魂 shu-kon」のテーマは、
「日本酒に合わせた食との最高のペアリング体験」です。
それ普通じゃない?と思われるかもしれませんが多くの飲食店は「食」にあった「お酒」を提供しています。
しかしshu-konは逆で「お酒」を中心としたペアリングをご提供します。
最高のペアリング、それは「マリアージュ」です。
ワインの世界でよく使われるマリアージュとはフランス語で結婚を意味する言葉ですが、お酒と食との相性が素晴らしい時にも使われます。
お酒単体で味わうときよりも何倍も味の世界が広がり、口の中一杯に幸せが広がります。
日本酒は、甘味、酸味、苦み、旨味、香りなど様々な要素によって構成されています。
累計3,000銘柄を超えるお酒を飲んできた、店主北島の経験を活かし、そのお酒の持つ特徴を最大限に引き出すおつまみをご提供します。
日本酒=和食と思っている方も多いかと思いますが、そのお酒の持つ特徴を生かすため、和、洋、中、そしてアジアや南米など様々な調理法でアレンジしたおつまみをご提供します。
※お酒の「酸」に注目したペアリング。新政酒造の「天蛙」の持つ白ブドウや和梨を想わせるフルーティーな酸にイチゴとトマトソースの持つ酸味がベストマッチ。
※木桶由来の杉の香りとお酒自身の若草のようなニュアンスを持つ花の香酒造の「産土穂増木桶」には青々とした香りのヤングコーンをペアリング。
※うまみを引き出すため軽く蒸しあげた牡蛎に合わせるのは、ふくよかな米の旨味を感じる宮泉銘醸「會津宮泉 純米吟醸 山田穂」。リンゴを想わせる爽やかな酸味がより牡蛎の風味を引き立てます。
※お酒は新政、而今、花陽浴などのプレミアムな銘柄から、人気のある仙禽、吉田蔵u、楽器正宗など、季節銘柄を中心に店主が厳選したお酒をご提供します。
もちろん、ペアリングの中心となるお酒の管理にも徹底的にこだわっています。
飲食店では一升瓶でのお酒の提供が多いですが、一升瓶での管理は、酸化などの味の劣化のリスクが高く、よりお客様にフレッシュな状態で日本酒を味わていただくため「酒魂 shu-kon」では四合瓶にてお酒を管理しています。
また、お酒は劣化を防ぐため氷温(-3℃~0℃)の専用冷蔵庫での保存をしています。
その温度帯で保存することにより詰めたてのフレッシュな状態をキープし、熟成もゆっくりとしたスピードで進み、最高の状態でお客様に提供できます。
※お酒は専用冷蔵庫にて氷温保存をしています。お客様に出す直前まで最高の状態をキープしています。
※日本酒専用冷蔵庫に保管されている200本以上の私物の日本酒。笑
また、お酒と同じくらい大事な「グラス」にもこだわりを持っています。
「グラスによって味わいがここまで変わるのか!?」という体験をされたことはありますでしょうか?
同じお酒でもグラス1つで様々な変化を見せます。
お酒のタイプ、温度帯、合わせる料理によってワイングラスも数種類、平杯、お猪口などを使い分け、お酒の持つポテンシャルを最大限に引き出しご提供させていただきます。
※世界的に見ても珍しい、様々な温度帯で飲まれる日本酒は温度変化によって様々な表情を見せます。飲む器によってそれをコントロールし驚きの日本酒体験をご提供します。
お店のメニューとしては、しっかりとしたペアリングをご提案するために開店から21時まではお任せコースのみでのご提供となります。
コースは2種類ご提供予定です。
・3品お任せコース/4400円(予定)
・6品お任せコース/8000円(予定)
※価格は若干の変動する可能性があります
「3品お任せコース(お酒3杯、料理3品)」の一例
「6品お任せコース(料理6品、お酒6杯)」の一例
もっと飲みたい方は追加でのオーダーも承ります(1杯600円〜)
21時以降はアラカルトでのご注文も承る予定です。
また開店からしばらくはワンオペにて営業する予定ですので、至らぬ点もあるかとは思いますが何卒ご容赦いただきますようお願い致します。
■お店の場所について
今回出店するエリアは東京の下町「谷中」です。
隣の根津、千駄木とあわせて「谷根千(やねせん)」と呼ばれたりもしています。
最寄り駅はJR山手線「日暮里駅」もしくは東京メトロ千代田線「千駄木駅」になります。
昔ながらの建物や神社やお寺も多く、どこかノスタルジーが漂うエリアです。
食べ歩きも楽しめる商店街「谷中銀座」や桜の名所の谷中霊園(谷中墓地)、ツツジの名所の根津神社は国内だけではなく海外からの観光客も多く訪れるスポットです。
古民家を改装したカフェや裏路地にたたずむパン屋、文房具のセレクトショップなど特徴的なお店も多く、散策スポットとしても非常に人気の高いエリアになっています。
今回のお店も谷中らしい古い建物になっていて、築80年の元蕎麦店の建物を改装して開店致します。
※谷中霊園は桜の季節になると毎年多くの人が訪れる都内有数の桜スポットです
■リターンについて
リターンは様々なものをご準備させていただきました。
酒魂をお気軽に体験していただける
ちょい飲みペアリングセット(お酒3杯、料理3品)+乾杯ビール/2名様、4名様、6名様分
をはじめ、カウンター貸切プランや出張パーティープラン、お財布を持たずに酒魂を楽しんでいただけるデポジット対応の高額プランまで幅広いリターンをご用意させていただきました。
・協賛コース
・ちょい飲みペアリングセット(お酒3杯、料理3品)+乾杯ビール/2名様、4名様、6名様分
・贅沢ペアリングセット(お酒8杯、料理8品)
・カウンター貸切プラン(お酒8杯、料理8品+〆のもの)
・出張パーティープラン
・常連様コース(おまかせ1杯、1品、1日一回ご提供)
・超常連様コース(おまかせ3杯、3品、1日一回ご提供)
・顔パスオーナー権(デポジット制、グラスお預かり、お酒お預かりなど複数のお得な特典)
・顔パスV.I.Pオーナー権(デポジット制、グラスお預かり、お酒お預かり、出張パーティー権など複数の超お得な特典)
※それぞれのリターンの詳しい内容は、リターンの説明をご参照下さい
■プロジェクトで実現したいこと
日本酒の美味しさ、面白さをしっかりとお伝えする場所を作りたいです。
今まで日本酒を避けてきた方を日本酒ファンに変える!そんな感動体験を提供します。
また、お店に酒蔵の方をお呼びしてのコラボイベントも積極的に行っていきます。
そして谷中という海外の方にも人気なエリアという特性を生かし、日本が誇る素晴らしい日本酒という文化を海外の方にもしっかりお伝えしていきたいと考えています。
■資金の使い道・スケジュール
集まった資金はすべて今後のお店運営費用として大事に使わせていただきます。
・店舗入り口のドアの及び外装改修費
・店舗壁面、天井、床の改修費
・厨房改修費
・カウンターの改修費
・グラス、皿等購入費
・店舗清掃費
・日本酒及び食材の仕入れ
※今回のプロジェクトの総支援金額からCAMPFIREの手数料約17%が差し引かれる事となります。
●スケジュール
8月初旬~ 店舗工事開始(すでに実施中)
8月中旬 クラウドファンディング募集開始
9月中旬 店舗工事終了
9月末 クラウドファンディング募集終了
9月末 プレオープン予定
10月 グランドオープン予定
※今回のプロジェクトが達成、未達成に関わらずお店は10月にオープンいたします。
■応援コメント
●西 勇輔 様より
北島さんが遂にご自身のお店を構えられると言うことを聞き、大興奮中ですっ!
彼が自宅で展開していたプライベート日本酒会にも参加させて頂きましたが、貯蔵している日本酒のクオリティは素晴らしく、どれほどの愛を持って日本酒に接し、飲み手に対し大切に届けているかがとてもよく伝わってきます。
一品一品丁寧に仕立てられたお料理も日本酒の特性に寄り添い、ただ味わいや香りを主軸としたペアリングを楽しむと言うだけでなく、その場の空気を”楽しむ”事にフォーカスされたエンターテイメント性がしっかりとあります。
香ばしく揚げられた薄皮のマグロのレアカツは絶対食べて欲しい!レギュラーメニューにあるのかな??笑。
乞うご期待!
西 勇輔
西麻布KEYAKI支配人
JSA認定 ソムリエ
JSA認定 ワインエキスパート
JSA認定 SAKE DIPLOMA
JWRC認定 ウィスキーエキスパート
●神林 由香 様より
仕事柄、お付き合いでミシュラン星付きの和食名店にもよく行くのですが、北島さんが自宅で開催してくれた日本酒会に参加した時ほどの感動はめったにありません。
日本酒に対する深い造詣はもちろん、それに合わせる料理の腕に感服しました。
職人気質の素晴らしい感性がありながら、お話上手でコミュケーションもたくさんとってくださるので、とても楽しい時間を過ごせたのも印象的でした。
ホームパーティのレベルをはるかに超えていたので、絶対にお店を出した方が良いと思っていたのですが、今回それが実現するとのことでとてもワクワクしています!
神林由香
医療法人社団Clara理事長
メンズクララクリニック院長
●加藤 周太郎 様より
北島さんとの出会いはインスタのDM。
日本酒好きを集めて飲み会をするからいかが?というものでした笑
そこから何度か参加させてもらってますが、毎回日本酒ラインナップのテーマが決まっており、それに合わせた料理がバンバン出てくる!
見た目の怪しさ(!?)とは裏腹に、チョイスするお酒のラインナップと手作りの料理の腕は最高です!!特にアジフライやローストビーフ!
シーズナルな食材をわざわざ仕入れてくれたようです。
そして日本酒に関しても当然知識量すごくて、初めて会った方々でもみんな仲良くなるのです。
そんな北島さんがお店を出す!?
いつもお腹いっぱい、満足いっぱいで帰っていて、あの空間が再び!?
となると、期待しかありません。
僕には裏メニューあるんですよね?
楽しみに雄町しております!
加藤 周太郎
株式会社Creative Plus 代表取締役
●達 弥生 様より
日本酒への愛と知識がハンパない北島さんが、いよいよご自分のお店を開かれるとのこと、おめでとうございます。
ご自宅での日本酒会に何度となく参加させていただきましたが、何度参加しても新しい日本酒との出会いとペアリングの驚きがあり、思わず熱く語り出したくなる、そんな体験の連続でした。
彼のお店は、「学び」がテーマのひとつとのこと。
日本酒にあまり詳しくなくても、初めてでも、美味しく味わいながら楽しく学べ、何かしらの目覚めが得られる、そんなお店になるのではと期待しています!
達 弥生
フリーライター
●遠藤 洋 様より
「北島さんのお酒と料理は人を幸せにする力がある」
北島さんとの出会いは約5年前、大学の先輩の紹介で、恵比寿の立ち飲み日本酒BARで初めてお会いしました。
最初は、「日本酒に詳しい気さくな方だな」という印象でしたが、ご一緒する機会が増えるにつれ、「この人どんだけお酒に対する愛が深いんだろう」と実感することになります。
一緒に酒屋に行った時は、数百種類も並ぶ日本酒を眺めて「お、これはまだ飲んだことないな」と発言されたのを今でもよく覚えています。
あ、他のは全部飲んだことあるんだ…と。笑
この5年間、僕が主催するホームパーティーなどで、何度も北島さんに日本酒と料理を提供して貰ったのですが、北島さんの会はいつも参加者全員が本当に幸せそうな表情をするんですよ。
みんなの表情をみて、「北島さんのお酒と料理は、人を幸せにする力があるんだな」と思いました。
北島さんの料理を一言で表現すると「お酒を飲む人のための酒の肴」です。
旬の食材に北島さんが少し手を加えると、びっくりするくらいお酒に合う料理に変化するんですよ。
こればっかりはぜひ実際に体験してみて頂きたいです。
本当にお酒に合う料理をつくるセンスが抜群に良く、好みにドンピシャなお酒を提案してくれます。
この特殊スキルは、相当の経験を積んでいないと、絶対に辿り着けない境地だと思います。
北島さん自身がお酒大好きなので、今回のお店のコンセプトは「呑んべぇの、呑んべぇによる、呑んべぇのためのお店」なのではないかと勝手に思っています。笑
「ずっと前から自分のお店をやるのが夢だった」と北島さんはよく話していました。
そして、今回ついにその夢が実現します!!
僕自身も、友人として、そして一人の北島ファンとして、
今回のプロジェクトを全面的にサポートさせて頂く所存です。
みなさんも、ぜひ、北島ワールドを体験してみて下さい。
遠藤 洋
投資家・自由人・作家
投資コミュニティixi主宰
株式会社キープライム代表取締役
著書に「投資をしながら自由に生きる」など累計6冊
■最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
自分自身、まだこれからも日本酒に関して学んでいきます。
名前も通っていないやつが何を言っているんだと思われるかもしれません。
しかし感動したあの日から10年以上日本酒に真摯に向き合ってきました。
そしてこの日本酒の美味しさ、面白さ、深さを、国内外問わず多くの皆様にこれから伝えていければと思っております。
駄文、長文で至らぬ点もあるかと思いますが、ご共感いただける方おりましたらご支援の方何卒よろしくお願い致します。
酒魂 shu-kon 代表 北島和将
●店舗情報
店名:酒魂 shu-kon
住所:東京都台東区谷中6丁目3-8
営業時間:平日(火~金):17:00~23:00※予定
週末(土・日):15:00~23:00※予定
定休日:月曜日
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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