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【滋賀】紫式部のお衣替えをしたい!石山寺所蔵・未指定文化財の修復プロジェクト

石山寺には奈良時代の創建以来、多くの経典文書類、建造物、仏像、紫式部や『源氏物語』に関する絵画等が伝えられています。これら文化財の中には修理の必要なものがありますが、所蔵品の数が多すぎることから全く追いついていない状況です。貴重な文化財を未来に伝えるために、皆さまのお力をいただけますと幸いです。

現在の支援総額

4,554,000

45%

目標金額は10,000,000円

支援者数

254

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/29に募集を開始し、 254人の支援により 4,554,000円の資金を集め、 2023/12/17に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,554,000

45%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数254

このプロジェクトは、2023/09/29に募集を開始し、 254人の支援により 4,554,000円の資金を集め、 2023/12/17に募集を終了しました

石山寺には奈良時代の創建以来、多くの経典文書類、建造物、仏像、紫式部や『源氏物語』に関する絵画等が伝えられています。これら文化財の中には修理の必要なものがありますが、所蔵品の数が多すぎることから全く追いついていない状況です。貴重な文化財を未来に伝えるために、皆さまのお力をいただけますと幸いです。

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皆さまにご支援いただきましたおかげで、当山の本堂「源氏の間」の紫式部の御人形のお衣替えを行うことができました。3月18日の11時より本堂にてお披露目式を行い、当日午後より公開いたしました。有職御人形司 十二世の伊東久重氏によって御人形も修繕され、新調されたお衣裳とあわせて、鮮やかな姿となっております。お衣替えは前日に、伊東久重氏や民族衣裳文化普及協会の皆さまの手によって行われました。御人形に着付けている様子かさねの色目は「捩り紅葉(もぢりもみじ)」です。紅葉が緑から赤へと変わっていく様子が表されています。唐衣は濃色(こきいろ)、業平菱地文に向蝶丸文、表着には鴇色(ときいろ)、業平菱地文に向蝶丸文があしらわれています。こちらの御人形は、制作されてから70年近くになります。70年の時を超えてこのように修復され、また美しい十二単を着て皆さまにご覧いただくことができるようになりました。この度の皆さまのご協力に、心より感謝申し上げます。返礼品は順次発送してまいります。綺麗になった紫式部の御人形を見に、ぜひお参りくださいませ。


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クラウドファンディングにご協力いただきありがとうございました。石山寺公式ホームページに、希望された方のみですが、お名前を掲載させていただきました。改めて感謝申し上げます。https://www.ishiyamadera.or.jp/info/10931掲載するお名前の確認ができない方が何名かいらっしゃいましたので、また確認のご連絡をさせていただきます。


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12月17日、クラウドファンディングが終了いたしました。この度ご協力を賜りました皆さまには、心より御礼申し上げます。令和5年9月29日からクラウドファンディングをスタートし、12月17日までで4,554,000円を集めることができました。残念ながら目標額には届きませんでしたが、ご支援は大切に使わせていただきます。返礼品は随時お送りさせていただきますので、もうしばらくお待ちくださいませ。また、クラウドファンディングは終了しましたが、こちらのページで、紫式部人形のお衣替えおよび土佐光起筆「紫式部図」修復の進捗状況についてご報告してまいります。引き続き、お楽しみにお待ちください。この度は、あたたかいご支援まことにありがとうございました。


今残っている絵の具が落ちてしまわないよう、「剥落止め」という作業を行う様子土佐光起の描いた「紫式部図」は修理が始まっています。修理は滋賀県大津市の坂田墨珠堂さんにお願いしました。坂田墨珠堂さんは石山寺に伝わってきたこの作品を、どうすれば後世に伝えられるか、作品の調査を重ね、修理の方法を考えてくださいました。解体修理が始まり、現在は板の上に絵の描かれた本紙が貼り込まれています掛軸のおおまかな構造絵が描かれている部分を本紙といい、「紫式部図」の場合は本紙が絹です。裏が透けるほど薄い素材である絹は、裏から紙を打つことで補強され、周りに表装裂や風帯などをつけ掛軸に仕立てられています。修理では表装裂を取り外し、本紙を補強する裏打紙も取り除かれます。大変時間のかかる作業です。修理の状況は、今後も修理完了までこちらの活動報告にてご報告いたします。