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【CRAFTHOTEL】廃業したホテルの再生を通じてまちと旅人を繋ぎたい【焼津】

日本最高級に水産物が豊かな焼津。特有の温泉もあるのに、観光地としてはまだまだ盛り上がりが足りない…!そんな焼津の駅近くに10年程前に廃業したビジネスホテルがありました。これを再生する過程からまちや旅の人たちを巻き込み、その接点を増やし、焼津の盛り上げに寄与したい!ここにしかない宿泊プランを準備中!

現在の支援総額

2,312,000

115%

目標金額は2,000,000円

支援者数

191

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/16に募集を開始し、 191人の支援により 2,312,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,312,000

115%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数191

このプロジェクトは、2023/12/16に募集を開始し、 191人の支援により 2,312,000円の資金を集め、 2024/01/30に募集を終了しました

日本最高級に水産物が豊かな焼津。特有の温泉もあるのに、観光地としてはまだまだ盛り上がりが足りない…!そんな焼津の駅近くに10年程前に廃業したビジネスホテルがありました。これを再生する過程からまちや旅の人たちを巻き込み、その接点を増やし、焼津の盛り上げに寄与したい!ここにしかない宿泊プランを準備中!

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の付いた活動報告

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こんにちは!最終日の土壇場でも記事を書きます!Renovate Japan代表の甲斐です。焼津クラフト人シリーズ第8弾!一応これでラストの予定です。今回はマリン組として、焼津の海近辺で様々な活動を繰り広げている若手3人にインタビューをさせてもらいました!取材場所は焼津から少し離れて御前崎。レッツゴー。良い天気!――――――Q. 早速!海で何をしている人たち?・こーちゃん今の活動の主軸は二つあって、まずは初心者向けの釣り船「Smile Ship」をやっています!船釣りは敷居が高いと思われがちですが、漁業や水産業への入口としてはとても楽しい経験になります。もともと釣り好きな人だけでなく、子どもや女性など、未経験の方も参加しやすいサービスになるよう心がけています!船釣りの様子。次に、漁業だけでなく農業も掛け合わせて6次産業化をしていくための「スパーク」という活動もしています(詳細はこちら!)。具体的には、従来は分けられてしまっていた漁獲物や農作物を一緒に考えて、相互に人材や販路を活用し合いながら販売していく取り組みです。これから参入する若者たちなどからしても、1次産業に携わることがもっと楽しくなるようにしていきたい想いがあります。―甲斐:ふむ。なぜ焼津で?私は、母が焼津出身です。親の転勤もありつつ、これまでの人生の半分は東京で過ごしてきましたが、2年前から焼津へ来ました。実は、次に紹介されるマリンスイーパー土井さんのお誘いで…!カジキ!でかい。・どいくんどうも、マリンスイーパーの土井です。私はダイビングや釣りが好きです。でもご存知の通り、海のゴミ問題が酷いのが実感できてしまうから悲しくて。そこで、水中から拾ってきた釣り具を販売して、それを活動費にして循環させたらどうか?と考えたわけです。始めてみたら、ありがたいことに結構な注目があって、メディアや自治体からたくさん連絡をもらいました。他の自治体でも活動していますが、焼津からもお声がけがあり!焼津もそうですが、地域振興・観光業を盛り上げたい中で釣り人の訪問が増えると、どうしてもゴミも増えてしまうんですよね。だから、「環境に配慮した形で観光を盛り上げたい」という自治体から、良く相談を受けています。海底に沈んでいるルアーたち…。最近はそうして全国を回りながら、リサイクル品だけでなく、オリジナルグッズの販売も手掛けています。マリンスイーパーのページはこちら!―甲斐:今は焼津が拠点?そうそう、ご縁あって焼津の大井川の方に事務所を構えています。それこそ、もともと空き家だったところを活用して。こちらは2022年の夏頃から借りています。甲斐さんたちが焼津へ初めて来た頃あたりとかぶりますね。プレイボールカフェ(第1弾をご参照)の寄り合いで会いましたよね~海底作業の様子。ちなみにその前は沼津の方にいましたが、焼津近辺で取り引きが増えていったので、異動することにしました!・あいちゃん私は生き物が好きでここまで来た人です!もとの出身は埼玉で、海が恋しくて移住をしてきました笑。移住歴としては、藤沢、清水、イタリア(1年半の魚料理修行)、焼津の順です。焼津では、地域おこし協力隊・初号隊員として3年間勤めました。釣りが好きだったので、その観点を中心に水産のまちを盛り上げようと頑張りました!「釣りガール」という素敵な愛称をもらって。今は個人事業主として、釣り、魚料理、旅行案内などの分野で、企業さんや団体さんから委託を受けて広報関連の仕事を中心にしています。例えば「しずおかの海PR大使」であったり、焼津市ワーケーション推進関連のお仕事であったり。ちなみに、去年は本「しずおか釣り旅のススメ」も出させてもらいました!釣り旅はぜひ焼津で。―甲斐:もう焼津に定住?焼津はもう6年目ですが、ここまで同じまちに今まで住んだことがないので、我ながら驚いています笑。住みやすいし、ノスタルジックな港もあるし、スーパーで新鮮なお魚が手に入るし。人も温かいからね。――――――Q. 続けて!焼津のここが好き!※ここからざっくばらんに話すイメージで、話者は明記しません。水産加工のにおい笑。どこ歩いていても、美味しいにおいがします!港町って感じの景色もすごく好きです。個人的には人との相性が良いと感じています!和気あいあいとしていて。和気あいあい笑。やりたいことをやっていて、応援してくれる方は多いと思います!協力隊としてあまり土地の歴史を踏まえずに行動してしまっていた側面もあったと思うのだけれど、特に圧力をかけられたことは無いです。まちの雰囲気は、ちょっとずつ変遷してきているように思います。活発に動くメンバーも少しずつ入れ替わりがありつつ、良い方向に動いているなぁと。最初はプレイボールカフェのオーナーの渋谷さんが、カフェの前にコワーキングスペースとして「ホームベース」を作ってそこを協力隊と一緒に切り盛りしたり、その近くでは今は私設図書館「みんとしょ」や私設公民館「まる」を手掛ける土肥(本文内の応援メッセージをご参照)がその取っ掛かりともなった若者の居場所「やいぱる」をやっていたり。あいちゃん、地域おこし協力隊の時代。ー甲斐:あやのさんの「くりさんち」もその頃かな(第2弾をご参照)。まちの再興へ向けた0→1は良い具合に終わっていて、これからそのバトンを引き継いで1を10や100に広げるプレイヤーたちが育ってきています。――――――Q. そんな中で、どんな人がこれから焼津へ来たら嬉しい?自分らと同じように、フリーランスや起業を志すワクワクな若者たちが集まったら楽しいです!水産業は人手不足で悩んでいて、つぶれる事業も増えてしまっています。そこをただの人手としてではなく、一緒に楽しく盛り上げるプレイヤーとして来てほしい!そのためにはやはり、フリーランスや起業を支援する体制も、もっと強くしたいよね。―甲斐:実は私が東京都の創業支援施設の起業相談員だったり笑。そうやって新しい事業が生まれると、雇用も増えて、地元の若者たちも地元に関わりやすくなると思います。焼津に愛着が持ちやすくなる。あとは外国人観光客ももっと来てほしいです!静岡・焼津は、日本の良いところが本当に詰まっている。人、富士山、水産物、お茶、わさび、など。歴史も深いし。ダイビング中は言葉が通じなくても問題ないですしね笑。一方で、ここはもしかしたら「自分探し」には向かないかもしれません。やりたいことがはっきりあるからこそ発信ができて、相手のやりたいことも認知できて、ネットワークやマッチングが広がっていくイメージが強いです。――――――Q. 西町DOCKの活動はどんなイメージ?既に雇用をつくっていること自体が、一番の社会貢献だと思います。駅前であんなホテルが廃業しているのは、地域としてイメージが悪いし、倒壊などの危険性もあって、本当に大きな課題であったと思います。そこを外から人が来て、解決に邁進してくれているのはありがたいです。しかもその施設にさらに外から人を呼び込むわけで。もっともっと焼津や海を知ってもらえたら嬉しいです!ワーケーション関連の仕事をしていても、一般的な宿泊施設しか紹介できず、味に欠けていました。完成したら、ぜひ連携したいです!一人が繋げられる人や場所はどうしても限られてしまう中で、まちと旅を施設として繋ぐ発想は心強いです。来訪者たちが勝手にどんどん繋がって、一緒に食べたり飲んだりしていってほしいです!立地も良いし、宿泊プランとして焼津をまるごと楽しめそうな場になると期待しています!地元のアンテナショップ的な役割も担えるかもしれないですよね。近くのカフェにて。左からこーちゃん、どいくん、かい、あいちゃん。――――――Q. 応援メッセージをお願いします!続けていれば、必ず良い人たちが集まります。既に色々とあるみたいだけど、全部は歴史だと思って、面白く発展していってくれることを願っています!ー甲斐:ありがとうございます!粘り強く、走り続けます。またね!


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どうも、Renovate Japan代表の甲斐です。最近は怒涛の資料や文書の作成に追われています。それでもまだまだ届けたい!!執筆!!焼津クラフト人シリーズ第5弾!!※焼津クラフト人シリーズでは、焼津で何か活動している方を取材し、その方のクラフトする(つくる・くわだてる)ものをご紹介していきます。今回は、吉田つぐみさんをご紹介します!つぐみさんは色々と取り組まれていて、一言でまとめるのが難しいところはありますが笑、掲題の通り「まちの再興」、つまり「焼津のかつての賑わいを新しい世代にも何かしらの形で届けたい」という想いが核としてあるように筆者は感じます。早速インタビューしていくので、皆さんもこの想いを感じ取って下さい!お店の外観。――――――Q. 今のお取り組みを教えてください!色々やってますよ!整理できるかな笑。まず、atelier & gallery cafe TSUGUMIを経営しています。甲斐くん(Renovate Japan代表)とはここで出会いました。偶然フラッと立ち寄ってくれて。アトリエなので、絵も描いています。自分で創作することもあれば、依頼を受けて創ることも。関連で、絵画教室もやっています。お店の中。「ちょっくら焼津」という焼津市の市民活動団体にも所属しています。焼津愛の溢れた異業種メンバーで、焼津を盛り上げるために活動している団体です。「焼津やってGOドリル」や「焼津みてGO紙芝居」など、焼津の人にもっと焼津を知ってもらうための製作が主な活動内容になっています。「焼津やってGOドリル」は現在vol.3まで発行され、vol.4は外国人旅行者や在焼津外国人向けに英語での作成に臨んでいて、ちょうど大詰めを迎えています。「焼津みてGO紙芝居」は、中高生のボランティアさんたちが焼津にまつわるお話をもとに制作してくれていて、私はその絵の指導を担当しています。紙芝居は読み聞かせの出張や、貸し出しもしています。「焼津ストリートスポーツ協会」にも所属しています。子どもたちが安全にストリートスポーツを楽しめる場をつくる活動をしていて、昨年は海辺の近く(ふぃっしゅーな多目的広場の中)にコンクリート広場を設けようと取り組みました。こちらは特に、毎週のゴミ拾いや署名活動、多くの方々の協力もあって、信じられないスピードでオープンまで辿り着きました!これからは更に、最終目的としてスケートボードパークを焼津の地につくるために頑張りたいです。一歩ずつコツコツと、ね。スポーツも現役なつぐみさん!浜当目にてSUP。「カツオSHOWてん」という取り組みの実行委員もしています!こちらは駅前商店街の活性化を目的とした、秋を彩るアートイベントです。第一線で活躍されているプロ作家の方々、市長、一般参加の皆さんが、同一の「カツオ板」にそれぞれ、焼津や海、漁業、環境問題などへの想いを込めたカツオアートを制作し、商店街のアーケードに飾り付けます。シーズン中は、制作者も、お店の人も、お買い物をする人も、皆で楽しんでもらっています!いずれはこのイベントを、焼津市全体のアートイベントとして成長させていけたら良いなと思い、その期待を胸に頑張っています。カツオアートが彩る商店街。最後にビーチクリーン、すなわち海辺のゴミ拾い活動もやっています。私にとって海は、子どもの頃は遊び場で、高校生の頃はサーフィン、現在はSUPと、ずっとお世話になっている存在です。だから、「ありがとう」の気持ちを込めて、ゴミ拾いを始めました。ゴミ拾いを始めてからは、ゴミや漂流物を活用した作品も生まれるようになったので、アートの面でも海から恩恵を受けています。そのように、私の表現の世界を広げてくれた海には本当に感謝しかないです。現在は、友人5人で浜当目の海岸をゆるく清掃していますが、自分のやりたい時にやりたい場所で、無理なく気軽に習慣として続けていきたいですね。――――――Q. 印象に残っていることは?最近の一番は、モンゴル国に行ったことです!まさか自分のローカルな活動が海外へ繋がるとは…。焼津市ではもともと市役所にモンゴル国出身の方がいて、さらに2020年のオリンピック・パラリンピックを機に焼津がモンゴル国のホストタウンとなり、市民間での交流も推進し始めました。そこでスポーツに限らず交流をしていきたいということで、紙芝居の文化紹介が提案され、モンゴル国友好協会の会員らが現地で紙芝居を披露した上でそのキットを届けるという運びになりました。私は当時会員ではなくて、モンゴル国は正直ノーマークでしたが笑、渡航メンバーの方に誘われて会員となり、ツアーへ参加しました。モンゴル国の人の熱烈な歓迎や優しさ、異文化に触れて刺激を受け、すっかりモンゴルファンになりました!また行きたい!!行くよ!!モンゴルにて紙芝居を披露!左がつぐみさん。そして、これからもっと多様な異文化に触れていきたいという想いが高まっています。焼津にも、もっと海外客が増えたら楽しいかもしれません!甲斐:西町DOCKでも海外客へのアピール、頑張ります!――――――Q. これからはどういう活動を?カフェの方は実はこれからリニューアル!アトリエの部分を工事して、もっと使いやすくします。これは、ゆうじ(第4弾出演!)にお願いしています!中身の面では、前述のモンゴル国を含めて他国の方との面白い繋がりが最近増えていて。そんな素敵な繋がりやご縁を、他の人たちもたくさん触れられるように色んな形で広げていきたいと思っています。そのために、このアトリエカフェも活用していけたらと。焼津全体としては、面白い人やモノなど色々と活用できるはずのリソースが溢れています。これからは、そこで何をどうするのか?のアイディアが重要だと思います。私自身も、自分が持っている経験や繋がりを活かしたい!何を地域にもたらすことが出来るのか、模索し続けます。――――――Q. 焼津への想い私は、自分が子どもの頃の活気をまちに取り戻したい。あの頃の焼津の感覚を、新しい人たちにも味わってほしいんです。別にそのまま昔をよみがえらせたいわけではなく、新しい形で面白いまちにする。構想としては、各地域でそれぞれの「自分王国」がつくれたら良いかな?と考えています。無理に全てを同じ箇所に集めることはせず、広域に分散型で、昔の駄菓子屋さんが点在していたように。そうすれば、皆が自分の徒歩・自転車圏内でまちを楽しめるし、それぞれの点を中心に周囲へ活気が生まれていくはずです。私たちのようなスモールビジネスは、そうやって大手企業には出来ないものを手掛けていくものだと思います。浜当目ビーチクリーンの様子。流行も技術も、最先端を使いこなしているのは若者たちです。その最先端を知る子たちが、これからのまちを、自らが住んでいる場所を楽しくするために、どうしたいのか?何をしたいのか?そういった模索ができるように、大人たちは支える役割を担うべきだと思います。前述の通り、せっかくリソースはあるのだから、それを若者たちが知ること・使うことを、私はサポートしていきたいです。私は組織ではなく個人として、出来ることを粛々とやります。無理に統率はせず、個人ベースで活動が広がっていくのが良いと思っています。――――――Q. 応援メッセージをお願いします!西町DOCKが開業すれば、焼津は絶対に面白くなる!昔、漁業が盛んだった時代は漁師が泊まる旅館がいくつもあったのだけれど、漁業と共に衰退していってしまいました。これからは違う形で、宿泊業を描かなくてはならないと思います。西町DOCKでは、一般的なビジネスホテルでは味わえない、地域感、ホーム感を出していけるのではないかと期待しています。楽しみです!焼津へ来てくれてありがとう、ホテル再生だけでなく色んな意味で。代表甲斐(左)とつぐみさん(右)。