2013/08/17 04:21

皆様こんにちは!元ショコラティエSawa.です。

暑~い日が続きますね…とうとう40℃超えも珍しくなくなってしまいました。
最近、お風呂上がりに水シャワーを浴びるようになりました!
慣れるととても爽快で、お風呂上がりも快適に過ごせると思うので是非、オススメです(*^^*)※冷え性改善の効果もあるみたいですよ!

さて、今回のテーマは『マドレーヌ』です。

Sweets Lifeからお届けする焼き菓子の中にも、マドレーヌが含まれる事もあると思います。
また焼き菓子の中では、コンビニで見かけるほど身近なお菓子の一つではないかと思います。
そんなマドレーヌについて豆知識を2つ。


・なぜ「マドレーヌ」?
昔、フランスのある王様のパーティで、パティシエ同士が喧嘩をしてしまい
その場にいたマドレーヌというメイドが急遽、あり合わせの材料で貝殻の型を使って作ったお菓子、と言われています。

つまりこのお菓子を作った、メイドさんの名前に由来しています。
ちなみにマドレーヌの材料は、バター、小麦粉、卵、砂糖それぞれをほぼ同量で作るもので
この材料が揃っていれば貝殻の形でなくても「マドレーヌ」と呼ぶこともあります。
それにしてもあり合わせの材料でこんな美味しいお菓子が作れるなんて、このメイドさんは才能があったんだろうなと思ってしまいました(^^)


・マドレーヌの裏にあるぷっくりした膨らみは、なぜ?
表面は貝殻の可愛らしい形をしていますが、裏面を見たらポコンと膨らみがあるのを見た事があると思います。
この膨らみは「おへそ」と呼ばれており、上手に焼けた証拠なのです。
生地に含まれている水分が加熱により水蒸気になり、その水蒸気が生地の中心から抜け出た跡です。
また多くはベーキングパウダーを加えて作るので、ベーキングパウダーにより発生したガスによりさらに大きく膨らみ、生地に割れ目ができます。
これはパウンドケーキを焼いたときに、縦長に割れ目が出来る時と同じことです。
ケーキ屋さんでは、うまく焼けると「おへそが綺麗にできたねー♪」なんて会話もあります(^^)
(「たんこぶ」と呼ぶところもあるようです。)


バターの分量を多くしたりフレーバーを加えたりする事で、色んな顔をしたマドレーヌを味わうことができるのも魅力だと思います。
ご自宅でも作りやすいお菓子だと思うので、ぜひ、この休日にマドレーヌ作りにトライしてみてはいかがでしょうか。
今はフッ素加工やシリコンのマドレーヌ型も大きなスーパーでは販売されているので、材料はもちろん型も手に入りやすいと思います。

Sawa.の個人的オススメは追加材料は、ハチミツとバニラです!(バニラオイルまたはバニラビーンズ)
ハチミツを加えると風味アップ&しっとり、バニラは優しい味わいになるので、ぜひお試し下さい♪

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