こんにちは!
WDRAC広報担当のゆうぞうです。
今日はいつもとちょっと趣向を変えて、ウクライナの文化についてお話ししようと思います!
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“ウクライナの民族衣装”と言われたらどんなものを想像するでしょう?
あまりイメージにないなあ、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(写真引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BA%BA)
ウクライナの民族衣装は写真のように色鮮やか。赤いビーズは疫病に良く、サンゴや琥珀のネックレスは幸運と富を引起せると信じられていたためよく使われていました。
ウクライナの民族衣装は細かい刺繍が特徴的で、この刺繍ひとつひとつにも意味が込められています。
例えば、かけらは悪いものから身を護ってくれますように、また富や健康と愛をもたらしますように、という願いが込められています。
ウクライナの伝統的な刺繍の方法は200種ほどあり、模様にいたっては数千あるといわれています。
この刺繍の特長の1つが、刺繍生地の裏側もうつくしい、ということ。つまり、表と裏で写し鏡のようになるように針を進めて作られているのです。
これにも、単に裏から見たときのうつくしさだけでなくしっかり意味が込められています。その意味というのが生地の表と裏は心を表す、というもの。
心の中はつねに美しくあれ、という思いが込められているのでしょうか。それとも裏表など持たず常に正直であれ、という思いが込められているのでしょうか。
どちらにせよ、とても素敵な考え方ですよね。
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今はどうしても戦争のことが目につきやすいですが、ウクライナには素敵な文化や伝統がたくさんあります。
少しでもみなさんがウクライナに興味を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです。
追伸:
実はわたくしゆうぞう、ウクライナの衣装を着たことがあります。知り合いのウクライナ雑貨/衣装屋さんにお借りしたんですが、アクセサリーにベストにベルトにもりもりで、着ていく過程がとても楽しかったです!