ご報告(4)では2度目の甘酒作りについて書きたいと思います。
2度目の甘酒作り挑戦はバーニングマン6日目の8/31に。
前回の作り方で無事に甘く作れたので、今回も同じ作り方にしました。
気温があたたかくなっていく9~10時ごろにお粥を作り、米麴を投入。
そして11時くらいから保温して甘酒を発酵させていきます。
今回は2度目なので少し説明は省略させていただきます。
↓作ったお粥にお水を入れ温度を下げます。
↓温度が下がったら、米麹を投入します。
↓お水を追加し、再度火にかけ温度を上げます。
↓テントの中でそのまま保温します。
↓2時間後、再度温度を測ります。
↓再度火にかけ、温度を上げ保温。テント内の気温は40℃くらいまで上がっていました。
1度目に作ったときは、火にかけて温度を上げる作業を2回しましたが、今回は2時間後1回だけ火にかけてあとはそのまま朝まで放置しました。
今回の2度目も、翌朝バスキャンプのシェードの下で振舞うことにしました。
なぜかというと1度目、8/28(3日目)に振舞った以外のバスキャンプのメンバーにも、日本の甘酒を知ってもらいたかったからです。
というのもバーニングマン参加者は、9/1(8日目)夜のMan Burnや9/2(9日目)夜のTemple Burnが目的だったりするので、
週の中頃から増えてくる傾向にあります。(初日の8/26からフルで参加する人はそこまでいない。)
それと同様にバスキャンプにも、前回甘酒を振舞った時よりも新しいメンバーが増えています。
↑今回1回目の甘酒に続き2回目を飲んでくれました。
↑オーストラリアから。
↑なぜだか「KO-JI」と言ってて、麹を知っていたおじさん。(プレゼンでは麹とは言わずに "rice malt"と説明していて「麹」とは一言も言っていない。)
2度目も、「美味しい!」「甘い!!」といったうれしい言葉を聞くことが出来ました。
実は1度目に甘く作れて振舞うことができたので、2度目はいいかな、、、と少し諦めかけていました。
正直1度目が無事に成功して、満足していた部分もありました。
それに嵐もなく甘酒を作る天候に恵まれる保証は無かったし、2度目も甘く作れるとは限らないから。
でも2度目甘酒を振舞って、再びみんなのリアクションを見て
「外国の人たちにも喜んでもらえたー!!」
と、やってよかったなぁと感じました。
新しいメンバーに振舞えたこともそうですが、1回目の時にに飲んで2回目も「もう一度飲みたいって」言ってもらえたことがとっても嬉しかったです。
そして最後に。
甘酒を説明するときに"日本の発酵した飲み物"と聞いて「No thank you」という人も中にはいました。
「飲んでみる、でも試しに少しだけ」と恐る恐る試す人もいました。(そして試した後に「追加で入れて」と言われましたが・笑)
そうですよね、日本の発酵=納豆とかイメージしていたら、確かに飲むのは勇気いるかもしれません。
ただ、飲んでもらえた人達はみんな嬉しい感想ばかりでした。
外国の人たちに"日本の甘酒を知ってもらう"、"甘酒を飲んでもらう"という使命はひとまず無事に果たせたのでは、と思います。
ご報告(1)~(4)と長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。