今回の『ウィーン御詠歌コンサート』の協賛である『真言宗御室派総本山仁和寺』のホームページで、このプロジェクトをご紹介いただきました。
https://ninnaji.jp/news/goeika-project/
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、平成6年に世界遺産に登録された真言宗御室派の総本山です。
境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。
国指定名勝の庭園は南庭と北庭の2つから成り、南庭は左近の桜・右近の橘、白砂と松などで構成されています。
対して北庭は、石橋が架けられた池を前面に、池越しに「飛濤亭(ひとうてい)」や「五重塔」を望むことができます。 仁和寺の本堂である金堂は境内の北側に位置し、国宝に指定されています。
屋根に見どころが多数あるのが、重要文化財の「観音堂」です。
日本建築を代表する屋根形式「入母屋造(いりもやづくり)」で、本瓦葺で前後に向拝が付いています。
重要文化財に認定されている総高36.18mにも及ぶ巨大な五十塔。
初重正面には大日如来を意味する額が懸けられており、柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ、桜花文様などが描かれています。
遠景でも圧巻の五重塔、壁面などにも見どころがあるので、ぜひ近くでもご覧ください。
この他にも、春の「御室桜」、秋の紅葉(土日祝にはライトアップも!)など、観光地としても名高い仁和寺。
観光のあと、秋の夜長に心洗われる御詠歌の音調に触れてみてはいかがでしょうか。
【お知らせ】
10月30日(月)・11月8日(水)には、オーストリア・ウィーン楽友協会『御詠歌コンサート』開催に向けたチャリティーコンサートがここ仁和寺にて行われます。
また、両日共に公演終了後、御詠歌チームと仁和寺境内夜間拝観&金堂特別拝観が行われます。
掲載記事はこちら→「オーストリア・ウィーン楽友協会『御詠歌コンサート』開催に向けたご支援ご協力のお願い」