2024/02/11 18:12

皆さまいつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。

現在育成中のレーンの状況ですが、無事に成長を続けている実が重くなりましたため、フックにて吊り下げを行っております。毎日のように大きな雌花が咲きますので人工授粉を続けておりますが、成長してくれるものが少ない状況です。

改めてメロンの人工授粉の難しさを感じております。


また、一週間前に播種しましたメロンの苗が成長しました為、昨日ユニットに定植致しました。今回から支柱一本1株、対藻用のアルミシートで株元までカバーを施しました。

このように白い根が見えてきましたら定植して育成を進めることが可能になります。

支柱一本1株にて、支柱内の根の広がりを最大化できますので、実の十分な肥大化を期待できます。長期栽培かつ生産数を抑えているため、育成途中に根腐れしないよう藻の発生は極力押さえ込んでいきたいと思います。


また前回のご報告でも記載いたしました「にんにくスプラウト」につきましても順調に育ってきております。(急ぎ植えましたため一部休眠状態のものもあるようです)

室温と漏れ光を有効活用しまして、今後は長期育成のメロンと中期育成のにんにくの2品種にて栽培ユニットを運用していこうと考えております。

育成に長い時間がかかるメロンですが、付加価値は高いものの多くのエネルギーを用します。その期間の光、熱の損失を吸収するためにこの度にんにくを選定いたしました。

にんにくスプラウト自体が高い栄養価を持っておりますが、この度はさらにアミノ酸を増強させ、黒ニンニクと同等まで上げられるよう育成を進めていきたいと思います。


15日に収穫しまして、成分評価に日本食品分析センターへ送る予定となります。にんにくスプラウトが完成しましたら、メロンの下支えとなるよう出荷していきたいと存じます。

この度の新規定植はしっかりと育ってくれるものと確信しております。お届けが遅れまして誠に恐縮ではございますが、今しばらくお時間を頂けましたら幸いです。

何卒よろしくお願い致します。