自己紹介
こんにちはジオアルピーヌ合同会社代表の青木洋輔と申します。山形県東根市にあります「東根温泉」に活気を取り戻したい一心で4月に起業しました。現在空き家を活用した植物工場の運営、植物の育成実験をしています。よろしくお願い致します。
このプロジェクトで実現したいこと
東根温泉ではコロナの影響もあり、温泉街の中心には廃業した旅館が立ち並んでいます。「空き家植物工場プロジェクト」ではこの廃業した旅館を植物工場化することで、新しい名産品の開発や果物の摘み取り体験施設として活用し、温泉街に活気を取り戻すことを目的としています。
とはいえ廃業した旅館の購入は温泉の権利がセットになっているため非常に高額です。そのため今回は現在進めている新しい名産品「ひがしねクラリス」の開発に御助力をいただければと思います。
※メロンの正式名称を「ひがしねクラリス」に決定致しました(9/24付)
商品・お店が作られた背景、実績
ハウスではなく空き家を活用しているのは、断熱性が高く、既設で電気水道がある為、設備にお金がかかりません。メロンを選定したのは、収益性が高い点と閉鎖循環タイプの前例がないことから、他の大きな植物工場と差別化を図れる為です。この2点は新規参入のしやすさにつながります。
私一人では空き家植物工場プロジェクトは私一人では成功させるのが困難です。一つの成功例を作り、色々な人にこのプロジェクトへ参加してほしいと考えています。
私たちの商品・お店のこだわり
ひがしねクラリスは追熟不要で収穫後すぐに食べれます。尚且つ日持ちもし、追熟すればとろけるような食感になります。出荷時は約1.8kg、糖度16度を目指しております。メロンは食べ頃の見極めが難しいと言われますが、ひがしねクラリスはお届けから完熟(約7~10日後程度)までいつでも美味しくお召し上がり頂けます。
リターンについて
リターンは現在栽培中の「ひがしねクラリス」をお送り致します。
スケジュール
・現在 播種(種まき)、発芽作業中
(定植済み165株[メロン660個相当])
・9月 クラウドファンディング終了
・12月 リターン発送(成熟度を見ながら発送致します。)
※月産360の生産数にて地元の温泉街でのご提供の他、ECサイトでの販売、市場での卸売を予定
資金の使い道
種苗費:約5万円
養液費:約5万円
人件費:約65万円
広報費:約6万円
手数料(17%+税):約19万円
最後に
今は私が生まれ育った東根温泉の活性化を目的として植物工場を作っていますが、ゆくゆくは食糧難の地域など様々な地で色々な作物が育てられるようにできればと考えています。近年の不安定な天候や今後の人口増加に向けて、誰もが取り組める完全閉鎖タイプの植物工場にしていきたいと思います。応援よろしくお願い致します。
植物工場見学は随時受け付けております。学校で非常勤講師もしており、常駐しておりませんので、まずはメールにてご連絡をいただけましたら幸いです。
メール:info@geoalpine.net
月:終日見学可 火,水,木:午後より見学可 金:終日不可 土,日:お問い合わせください
※弊社HPのお問い合わせからも受付可能です https://geoalpine.net/
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るメロン、摘心しました
2024/12/15 16:33皆様、いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。■メロンの育成状態(TOP画像)について定植から35日が経過しましたが、成長速度は前回と比較し遅いようです。外気温が下がり、また曇りの日が続く為、日光による熱が入らずエアコンにより気温を上げているためかと考えられます。エアコンにより湿度も下がりやすいのですが、加湿器が故障してしまい、現在は濡らしたタオルと葉水にて湿度を保っております。低湿度気味になりますので、再度ハダニの影響も見られました。早めに有機殺ダニ剤を使用し、現在は抑えられているようです。もう少し唐辛子が成長して参りますと、蒸散により湿度が安定してくると考えております。■根の成長具合根の成長を促進すべく、現在14号液肥をテストしております。定植後の成長具合は以下の通りです。▼定植15日目▼定植35日目▼前回(13号液肥)の定植後30日目以上の結果より、成長が遅れていることを考慮しましても、13号液肥の方が根の成長に良い影響を与えているようです。14号は配合の比率を大きく変化させた為、バランスが悪く吸収しきれない成分が残りやすいようです。13号肥料をベースに、再度バランスを考えた液肥を検討したいと考えております。また、メロンのみの場合酸性に偏る液肥が、唐辛子を育てていることからアルカリ性に偏るようになっております(水耕栽培は通常アルカリ性に偏ります)。メロン専用液肥ということで酸性に偏らないよう、アンモニア態窒素を使用しないことでpH安定度を保っておりましたが、新しい液肥では窒素源として少量の硫安(硫酸アンモニウム)を混合し、pHを安定させていきたいと思います。■唐辛子、他の植物縦型ユニットで育てております、他の作物の状況です。▼サニーレタス:食べ頃になりましたので旅館の朝食等に使用します。▼げきから:実が重く、ロープへの誘引が必要になります。▼カプシクムキネンセ種(スコッチボネット):げきからより遅れておりますが実ってまいりました。■唐辛子商品について現在栽培中の唐辛子に関しまして、オリーブオイルベースの「香油」として製品化を進めております。オリーブオイル自体は抗酸化作用がありますので熱に強いですが、ハーブ類の揮発性の高い香りをなるべくオイルへの閉じ込めるため、低温での抽出をテストしております。抽出に東根温泉の熱(約65度)を利用できないかテストしたところ、辛味成分のカプサイシンは十分に抽出できました。ただしニンニクの成分「アリシン」は非常に不安定で、また65度程度の熱では抽出はできませんでした。室温から徐々に加熱し、110度程度からアリシンがニンニクを加熱した際の特有の香りであるジアリルジスルフィドへ変化するようです。現在のユニット下部で育てていますレタス類は、香油で使用しますローズマリーとタイムに植え替えを行いたいと考えております。返礼品のお届けが遅れておりますこと、心よりお詫び申し上げます。できる限り早く皆様のお手元にお届けできるよう、全力で努めてまいります。 もっと見る
新しいメロンの栽培実験に入りました
2024/11/22 10:02皆様、いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。■メロンの育成状態について前回11月5日のご報告のとおり、成長が鈍化し、これ以上の実の肥大が見込めない状況と、早めのハダニ対策が必要であることから、11月8日に収穫を行いました。また、11月5日に新たに播種を行い、これまでで最短となる播種後5日目の11月10日に横型ユニットへ定植いたしました。↓11/12、定植2日目に本葉が現れましたはじめ根がわずかに見える程度の状態でしたが、現在は順調に成長しております。肥料には、根の成長を促進する液肥14号を使用しています。↓11/15、定植5日目に本葉第1節が成長さらに、前回まで使用していたケースが重さにより亀裂が入ったため、ケースと架台を新しく作り直しました。これにより、1平方メートルのスペースで2ケースまで栽培可能となりましたが、現在は1ケースで実験を行っています。また、水を完全に抜くために「強制排水バルブ」の設計を変更し、ケースとの段差をなくすことで水を全く残さず排水することが可能になりました。↓旧式のバルブ締結部。水位3mmが残ってしまう。↓新型。ケース側からねじ締結を行うことで排水口の段差をマイナス高さにする。加えて、根っこヒーターを使用し、根元温度を26〜30度程度に維持しています。成長がさらに進めば、タイマーを利用した温度管理に移行する予定です。↓11/18、定植8日目に本葉第2節が成長↓11/18、定植8日目の根の成長具合↓11/21、定植11日目の根の成長具合↓11/22、↑24時間での根の成長速度比較■縦型ユニットについて唐辛子の栽培は順調に進んでいます。先に栽培を開始した「げきから」は次々と開花しており、一部では自家受粉により実がついています。実の先端が細いことから、高い辛さが期待できると考えています。また、辛味を引き出すためにはストレスが必要となるため、適切なタイミングで水切りを行う予定です。↓白く小さな花が咲いています。↓まだ小さいですが実がつき始めました。ハバネロとブートジョロキアについては、一部で根腐れが見られたため、Agシートの交換と根の再生作業を行いました。一方で、キャロライナリーパーやドラゴンズブレスは比較的順調に成長しています。ただし、液肥の酸性度については、メロンを含む他の品種よりもアルカリ性を好む傾向が見られたため、現在の平均pH6.3を6.45に引き上げ、栽培を進めてまいります。↓栽培可能な世界一辛い品種、ドラゴンズブレスチリ(実質二位)↓世界第三位の辛い品種、キャロライナリーパーなお、メロンと唐辛子の最適な栽培環境(栽培適温等)は共通していますが、pHを調整することで、西洋種唐辛子の根からの吸収率が向上することが期待されます。(メロン、和唐辛子[カプシクム・アニューム種]の最適pH:6.0〜6.5)(西洋唐辛子[カプシクム・キネンセ種]の最適pH:6.6〜7.5)↓唐辛子の使用法を検討中※唐辛子の美容、健康への有用性に関してはnoteでも掲載しております。よろしければご笑読ください。唐辛子の辛さがもたらす健康と美容への効果クセつよ激辛唐辛子たちを美味しく食べる! 万能激辛調味料の特製レシピまた、縦支柱の下部でも唐辛子は栽培可能ですが、上部が先に成長し、日当たりが悪くなるため、下部の3穴程度にはレタスやハーブなど、少ない光量でも成長する作物を栽培予定です。これらは実家の旅館で提供できるよう、取り組んでまいります。↓サニーレタス、ルッコラ。↓発芽したバジル。↓いちごの章姫も開花しました。返礼品のお届けが遅れておりますこと、心よりお詫び申し上げます。できる限り早く皆様のお手元にお届けできるよう、全力で努めてまいります。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 もっと見る
成長が鈍化してきました
2024/11/05 10:48皆様いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。メロンの成長ですが、現在直径10.8cmで成長が鈍化しております。規格サイズの15cm以上にはまだ遠いサイズで、収穫予定の11/10までに目標達成は難しい状況です。■原因と課題原因としまして、以下2点を考えています。・根の生育不足 縦型と比較しますと根の成長は良いのですが、量的にもっと根が多い方が良いと考えています。・受粉のタイミング 雌花がついている孫ツル自体が、他の農家さんで育てているメロンと比べますとあまり成長していないようです。 受粉を行いますと「成長」から「「子孫を残す」ように栄養の使われ方が変化する点、また実より成長方向についている葉が作るエネルギーを優先的に実に回している点から、孫ツルの葉を増やす必要があると考えております。今後の課題として以下の点を実施致します。・13号肥料のバランス見直し…14号を制作しました。葉の成長を促すよう窒素量を若干上げました。また根の成長を大きく促進するためリン酸量を大幅に上げ、カリウム量も若干増やしました。・受粉タイミングの遅延…孫ツルを十分成長させてから人工授粉を行うように心がけます。以上を踏まえ、本日11/5に再度実験を行うために播種いたしました。水温30度程度で発芽させますと茎が太い丈夫な苗になるようです。■唐辛子栽培唐辛子栽培については現在順調な成長を見せております。蕾もつき始めましたので、もうすぐ開花が見られるかと思います。激辛品種のドラゴンズブレスやキャロライナリーパなど、カプシクムキネンセ種は和系のトウガラシ種と比べ、成長速度は遅いようです。唐辛子に関しましては栽培から製品化まで行いますので、他の農家さんから譲っていただいた唐辛子にて粉体化、パッケージングのテストを先に行っております。↓5gのドラゴンズブレス粉末↓AIによるパッケージデザイン↓製品表示例メロンと同様に東根の名産にできるよう、今後取扱店など探していきたいと思います。皆様への返礼が遅れますこと、誠に申し訳ございません。肥大化の道筋も見えてまいりましたので、引き続き実験を行い、なるべく早く皆様のお手元にメロンをお届けできますよう努力致します。何卒よろしくお願い致します。 もっと見る
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