新年度がスタートして4日。皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。私も新機軸の活動をいくつか並行的に始動させており、例年になく忙しくしています。
そんな折、クラウドファンディング支援者の方からご連絡があり、前回の活動報告で紹介したTシャツの購入報告および写真提供をしていただきました。とても嬉しいです。感謝します。
この方にお求めいただいたのは、ブルーのTシャツでした。自分では黒や白ばかりなのですが、こうして見ると、ブルーもおしゃれですよね。ブルーの地とモノクロのグレートーンは相性が良いと思いますし、きっと、ピンクなども合いますね。同じデザインでいろんな色が選べます。
やっとあたたかくなって、Tシャツの出番も増えそうですから、もしよかったら、お求めいただけると嬉しいです。ショップへのリンク先を貼っておきます。↓
さて、こういうグッズ販売することについて、思うことを少し書かせていただきたいと思います。
バラの写真作品に関しては、ポストカードをはじめ、マグカップやキャンディポット、ストラップ、トートバックなど多岐にわたるグッズを販売してきた実績はありますが、プラチナプリント作品に関しては皆無でした。それは、過去の活動報告でも書かせていただきましたが、プラチナプリント作品においては、写真の主題(絵柄)とプリントが一体となって意味をなすと考えているからです。ですから、私のインスタなどSNSでも、プラチナプリント作品の絵柄そのもの(つまり、モノクロの写真画像)の公開も極端に少なくなっています。
しかし、そうなると、やはりその「写真」を多くの人に見ていただく機会は限定的なものになってしまいます。それは、ちょっと残念な気もしていました。そこで、この機会に、少し柔軟な考え方をすることにしました。
プラチナプリントを広めていきたいという方針は変わりませんが、同時に、私自身がどんなモノクロ写真を撮っているのか…ということを、広く知っていただこうということです。私は、「写真を撮る理由」をとても大切にしています。シャッターを切る理由があるのです。それは、主題(絵柄)そのものから伝わるはずだと思っています。一体この写真は「何を撮ったのか」。それを考えたり感じたりしていただくためにも、その方向へ舵を切りたいと思いました。
グッズ販売はそのための手段とします。なるべく広く多くの人に…という目的のために、ほとんど原価に近い価格で提供していくつもりです。グッズはこれから吟味して増やしていく予定ですし、もしかしたら、封印していたモノクロポストカードやモノクロ写真集を制作するかも知れません。
最後に予告となりますが、6月6日から11日まで、長野市のギャラリーで写真展を開催します。今月半ばくらいに、 真っ先にここでそのご案内をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。