はじめに
ヴィクトワール広島は、2015年に中四国初の地域密着型プロ自転車ロードレースチームとして広島に誕生しました。
自転車ロードレースの魅力を多くの方に伝える地域密着型のチームとして活動しています。
現在は国内のリーグや国内外の国際レースを舞台に戦っています。
一昨年、昨年とヴィクトワール広島のチーム運営費・強化費補填を目的としたクラウドファンディングを行い、たくさんのご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
ご支援いただいた資金で実績のある外国人選手の獲得やチーム初となる海外レース「ツール・ド・台湾」に出場する事ができました。
本プロジェクトについて
【今シーズンについて】
2023シーズン、リーグでのランキングは10月現在3位(7チーム中)につけており、個人でもカーター・ベトルスが7位、中田拓也、レオネル・キンテロが10位とベスト10に3人がランクインするなど好位置につけています。
3月に行われた西日本チャレンジサイクルロードではカーターが優勝。
同じく3月に開幕したリーグ初戦でもカーターが優勝、2戦目も中田が3位と上々のスタートを切りました。
さらに5月に開催されたツアー・オブ・ジャパンでは、いなべステージでカーターが優勝、富士山ステージでベンジャミン・ダイボールが2位になるなど8日間の総合成績でチームは2位、個人ではベンジャミンが2位、レオネルが6位と山岳賞、カーターが7位となりTOP10に3人ランクインするという成績を残すことができました。
チーム発足以来最強の布陣であり、最高の状態であると言えます。
今年はチーム初となる念願の海外レース「ツール・ド・台湾」に出場、世界のトップチームと肩を並べるほどにチームは大きく前進しました。また10月開催のアジア最高位のワンデイロードレース「ジャパンカップ」の出場も決定しています。
【地域密着、競技普及活動】
活動面では、昨年3月に広島県三原市と「自転車を活用したスポーツ振興に関する協定」を締結したことで、三原市内の学校での安全教室実施や選手と一緒に走れるファンライド、中国地方を代表する三原やっさ祭りでデモレースを行うなど、より地域に根ざした活動をすることができました。他自治体とも連携を取ることで自転車を通じた地域活性化に取り組みたいと考えています。
昨年6月にはトップス広島に加盟。トップス広島は「スポーツ王国ひろしま」の実現に向けて広島県内のスポーツチーム、トップアスリートがスポーツを通じた社会貢献活動をする組織であり、広島東洋カープやサンフレッチェ広島など広島を代表する11チームが所属しています。
加盟したことでより活動の幅が広がり、加盟チームともイベントを一緒にする機会が増えたことでより多くの方にチームや競技を知っていただくことができました。ホームレース開催カウントダウンでは広島東洋カープをはじめ、5チームに参加いただきました。
昨年新事業として立ち上げた一般向けレースイベント「ヴィクトワールサイクルカップ」は今年第4回(11月開催予定)まで開催することができました。回を重ねるごとに参加者は増えており、子供から大人、初心者から競技志向者までレースを楽しんでいただいております。
継続する事で誰でも気軽に参加できるレース環境をつくる事ができ、自転車競技の普及と発展に繋がると考えています。
【ホームレース】
ホームレースであるJCL広島大会は1日目を三原市佐木島で初開催をいたしました。JCLとしては初の離島開催となり、離島のため、人・物を全て船で運ぶ必要があり、また島のメイン道路を交通規制して行うためハードルが高いチャレンジとなりましたが、住民の方の理解や各方面の協力のもと無事開催することができました。
そしてヴィクトワール広島創設9年目にして念願の「地元優勝」を果たすことができました。
【今後に向けて】
順調に駆け上がっていますが現状に満足はせずさらに上を目指したいと考えています。
2025年には広島競輪場が建て替えられ、新広島競輪場「アーバンサイクルパーク広島」として生まれ変わります。
ヴィクトワール広島の事務所がここに入ることが決まっており、新たなイベントや事業に取り組み、広島の自転車競技の発展や地域活性化に繋げたいと考えています。
近い将来に向けて新しい取り組みをするには、運営体制の強化が必要です。
運営体制の強化とは、営業・広報・企画・運営する上で人材を増やし、より幅広い活動に対応できるようにすることです。
またチームとして今シーズン初めて実現した海外遠征・UCIアジアツアー参戦を来シーズンも予定しております。
国際舞台で戦う事がチーム・選手の強化に繋がり、広島のプロチームとしての価値・魅力を上げることにもなります。
魅力あるチームになれば有力選手も獲得でき、チームが強化され国際舞台で活躍すれば競技のメジャー化にも繋がります。
それが国内の競技レベル向上に繋がると考えています。
今回のプロジェクトは運営としてもチームとしてもより活動の幅を広げ、さらなる躍進に向けての運営費、活動費、強化費を皆様から募らせていただくものです。
プロチームとして多くの勝利を目指すのはもちろん、ただ競技をするだけではなく地域に貢献することがプロチームとしての役割だと思っています。
行政と連携することで「自転車で走りやすいまちづくり」をしていけば、もっと多くの方が日常的に自転車を楽しむことができ、健康増進にも繋がります。また、ロードレース開催を通して開催地域の認知度アップや地域活性化をすることもできます。
それらに携わることがヴィクトワール広島が広島に存在する意味であり価値だと考えています。
自転車ロードレースチームは他のスポーツと大きく違い、ホームゲーム開催による観客収入がありません。
これはホームアリーナを持つ競技とは違い、入場料がない公道で走るといった自転車ロードレースならではの特性のためです。
理想を目指すためにはスポンサー収益や活動資金が潤沢なものとは言えない状況です。
多くの皆様に支えていただきチームは存在しています。ヴィクトワール広島が広島の誇りとなるために。
さらなる高みを目指すため、皆様からのお力添えをお願いいたします。
資金の使い道・実施スケジュール
今回のプロジェクトで得た皆様からの支援金は、UCIアジアツアー参戦などの海外遠征に向けたチーム強化費・遠征費、活動の幅を広げるための活動費・運営体制強化費として活用させていただきます。
・2023年12月 チーム強化に向けた選手継続・獲得などの費用の補填
・2024年 UCIアジアツアー参戦など海外遠征に向けてチーム強化費・遠征費の補填(2戦計画)
・2024年 運営体制強化のための人件費や活動費の補填
プロフィール
ヴィクトワール広島は、2015年に中四国初のプロ自転車ロードレースチームとして広島に誕生しました。
広島そして中国地方に自転車競技の文化を広げ、ロードレースの面白さを多くの人に届けるべく地域密着型のチームとして活動しています。レース参戦以外に学校などで自転車安全教室を開催したり、行政の啓発活動への参加など地域貢献活動に参加します。
2022年には三原市と「自転車を活用したスポーツ振興に関する協定」を締結するなど行政との連携も強めています。
同じく2022年「トップス広島」に加盟、広島のトップスポーツチームと認められた形となりました。
「広島から日本一へ」を実現し、自転車を通じた地域貢献活動をしていき「広島の誇り」となるチームになるために精進していきます。
是非ともご支援をお願いいたします。
チームカラーのオレンジは、広島のシンボル樹でもあるモミジに由来しています。
ロゴにはVICTOIREの「V」とHIROSHIMAの「H」が隠されており、エンブレムには広島県の鳥「アビ」があしらわれています。
マスコットキャラクター
もみたまボーイ
広島県の木である“もみじ”と勝利を目指して燃やす“ほのお”がモチーフ。胸元はもちろんVICTOIRE広島の“V”です。
SNS活動
Twitter、Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeを使い情報発信をしたり、ファンとの交流を行ってます。
柴田 雅之選手コメント
所属2年目になります、柴田雅之です。
このスポーツ県広島に住み始めて2年が経ちました。今年ヴィクトワール広島は皆様にお力添えを頂き、初の海外遠征や選手補強により国内トップクラスのTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)や国内リーグで好成績を残すことができました。
私自身は昨年末から8ヶ月間怪我により戦線を離脱しました。その期間にトップス広島の活動や自転車教室、その他チームイベントなどレース以外で活動の場を頂きました。「チームが結果を残した先で、地域の方々に喜んでいただきたい」そんな入団時の想いがより強くなりました。
その後全日本選手権にて復帰をし、佐木島のホームレースでスタートラインに立つことができました。そのホームレースでレオネルが優勝しました。ゴールした時「勝ったよ!」と広島や三原市の地域の方々が両手を上げて喜ばれた姿が脳裏に焼き付いています。
栃木で5年、広島で2年「地域密着型」のチームに所属してきました。地域密着型だからそれらの活動をする訳ではなく、たくさんの人達にチームを知っていただきレースを観て楽しんでもらいたいという想いでいます。
今後ヴィクトワール広島がより強くなるために、スポーツ県広島から自転車ロードレースをメジャーにするためにお力添えをいただけないでしょうか。今後もレース内外で選手としてチームと共に成長してまいります。
最後にこのページをご覧くださった皆様へ
自転車ロードレースのツール・ド・フランスは「サッカーワールドカップ」や「オリンピック」と並ぶ世界3大集客スポーツイベントです。日本ではまだマイナースポーツかもしれませんが自転車の今後の可能性を感じております。
脱マイナースポーツへ。自転車ロードレースをメジャースポーツへ!
自転車を通じた地域密着の活動で広島、さらには自転車業界を盛り上げていきます。
広島はカープだけじゃない!
「広島から日本一へ」
さらなる高みを皆様と共に目指したいと思います。
是非ともご声援をお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング12/22(日)10:00開始
2024/12/21 12:13いつもヴィクトワール広島を応援・ご支援いただきまして誠にありがとうございます。先日2025シーズン新体制が発表されました。新たに日本トップチームである宇都宮ブリッツェンより、西村大輝を監督に迎え、日本人トップクラスの実力の持ち主である孫崎大樹やオーストラリア選手権でワールドチームの選手と戦い4位になったエリオット・シュルツなどを獲得することができました。2025シーズンは日本一の達成と国内外のレースで5勝を目指します。より高みを目指すため、より海外遠征にも力を入れたいと考えています。その経験が国内のレースでも活き、広島の誇れるチームになるための活動費を募らせていただくものです。是非とも皆様からのお力添えをお願いいたします。下記URLより、クラウドファンディングの内容をご確認いただけます。お気に入り登録をしていただけますと、開始の通知を受け取ることができます。2024年12/22(日)10時開始です。皆様、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。公開前はこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/813566/view公開後はこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/813566/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show もっと見る
チーム初のトルコ遠征
2024/09/04 11:24このたび、8月〜9月に行われたトルコでのUCIレースに出場しました。昨シーズンに続いて海外レースに出場することができ、トルコ遠征はチーム初でした。このような活動が出来たのも、クラウドファンディングにご支援いただいた皆様やスポンサーや関係者の皆様、日頃応援いただいいている皆様のおかげです。【出場レース】8/24 Grand Prix Soğanlı8/25 Grand Prix Kaisareia8/30~9/2 Tour of Routhe Salvation【出場メンバー】小野寺、ベンジャミン、レオネル、柴田、久保田、中村【スタッフ】中山監督、竹内メカニック、Akinトレーナー【Grand Prix Soğanlı結果】トルコのカイセリにて、113.1kmを競いました。柴田が8位、レオネルが9位と2名UCIポイントを獲得しました。8位 柴田 雅之9位 レオネル・キンテロ11位 小野寺 玲34位 ベンジャミン・ダイボール43位 中村 圭佑49位 久保田 悠介【Grand Prix Kaisareia結果】カイセリにて134kmを競いました。ベンジャミン・ダイボールが優勝!初のヨーロッパツアー進出での優勝となりました。レオネルも7位に入り、2名がUCIポイントを獲得しました。1位 ベンジャミン・ダイボール7位 レオネル・キンテロ42位 柴田 雅之DNF 小野寺 玲DNF 久保田 悠介DNF 中村 圭佑【Tour of Routhe Salvationステージ1結果】サムスンにて118kmを競いました。18位 レオネル・キンテロ20位 小野寺 玲41位 ベンジャミン・ダイボール59位 柴田 雅之63位 久保田 悠介88位 中村 圭佑【Tour of Routhe Salvationステージ2結果】ハウザにて136.8kmを競いました。レオネルがステージ2唯一の山岳ポイントをトップ通過し、暫定で山岳賞ジャージを獲得しました。4位 レオネル・キンテロ20位 ベンジャミン・ダイボール33位 小野寺 玲45位 久保田 悠介65位 柴田 雅之69位 中村 圭佑【Tour of Routhe Salvationステージ3結果】ハウザにて147.2kmを競いました。レオネルが4位、ベンジャミンが5位とトップとタイム差なしでフィニッシュしました。山岳ジャージを着用してスタートしたレオネルでしたが、ここでジャージを失うことになりました。4位 レオネル・キンテロ5位 ベンジャミン・ダイボール40位 久保田 悠介48位 小野寺 玲55位 中村 圭佑78位 柴田 雅之【Tour of Routhe Salvationステージ4結果】チャンクルにて最終ステージ、168.4kmを競いました。ベンジャミンを総合上位へのサポートする作戦で挑みました。ベンジャミンはトップと2秒差の9位となりました。総合もトップ3まで6秒差の6位となりました。9位 ベンジャミン・ダイボール27位 レオネル・キンテロ40位 小野寺 玲44位 柴田 雅之63位 中村 圭佑64位 久保田 悠介チーム初のヨーロッパツアー参戦となりましたが、先のワンデイレースでベンジャミンの優勝などUCIポイントをしっかり獲得することができました。あらためて、皆様のおかげで実現できたことを本当に感謝しております。ありがとうございました。また、日本でのレースでも引き続き応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る
2024新体制発表!小野寺など獲得!
2023/12/27 11:40先日「ヴィクトワール広島 2024新体制発表」を行いました。2024シーズンは新加入3名を加え、総勢11名という布陣で挑みます。抜群の人気と知名度、日本人トップクラスの実力を持ち2022年JCL年間個人総合優勝もした前宇都宮ブリッツェンの小野寺玲をはじめ、ベネズエラのレースで数々の功績を残しているセサル・サナブリア、U23選手として現役関西大学生の山口健士郎を獲得することができました。そして2024シーズンは柴田雅之がキャプテンとなりチームをまとめます。外国人エース格のベンジャミン・ダイボールやレオネル・キンテロは残留となり、更にチームは強力な体制となり悲願の日本一へ挑みます。国内レースでの結果を求めつつ、海外レースにも挑戦したいと調整しております。海外レースへの出場回数を増やし、UCIポイントの獲得も目指します。2024シーズンも応援のほどよろしくお願いいたします。〈中山監督コメント〉スプリント力がありアシストもこなせるオールマイティーな小野寺の加入により、今まで以上に戦い方の幅が広がる体制となりました。小野寺は数々の功績を残しており、レースに出場したら必ず目立ちチームに勝利をもたらす選手です。またセサルは体格がよくスプリント力がある選手です。山口は競技歴が浅いにもかかわらず実力があり、これからに期待したい若手選手です。これまで長距離コースや登りで成績を出していたヴィクトワール広島ですが、3名の加入により更にパワーアップしたヴィクトワール広島で勝利を目指して戦って参ります。 もっと見る
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