2023/10/11 12:25

クラファンを始めて間もなく・・・
「ビジョントレーニングすると、何が良くなるのですか?」
という質問を頂きましたので、良い機会だと思い、こちらにビジョントレーニングを実践した際の期待できる効果をまとめてみました。

ただ、障害のある方、スポーツをやられている方、高齢者の方…などなど、個々の訓練目的によって期待したい内容が異なるかと思われますので、その1では「視覚認知障がい」や「発達障がい」に絞らせて頂きます。ご参考までにお読み頂けたら幸いです。

まずは、視覚機能の向上が、期待されております。視覚機能とは、先に述べたように「目でものを捉え」→「脳で情報処理し」→「体へと出力する」といった一連の動作の事を「視覚機能」と言います。そして、その視覚機能に支障がある方を、視覚認知障がいと一般的には言われております。

ビジョントレーニングは、視覚的な刺激や運動を通じて視覚能力を強化することが目的ですので、正に視覚認知障がいの方々の訓練や療育には、とても効果的と言われております。
また、発達障がいを抱える方は、視覚認知障がいも併発している場合が多いため、発達障がいの方がビジョントレーニングを実践する事で、勉強や運動の機能改善にも効果が期待がされています。

ですが何故、発達障がいの方が、視覚機能にも支障があるのでしょうか?
一説によると、
「発達障がい者は脳機能の障がいなので、目から入力された情報を処理をする脳機能にもなんらかの支障が出ているから」
「発達障がい者は元々体幹が弱く、運動が苦手な人が多いから…」
なども言われております。

特に6歳~12歳頃までは、運動神経が発達しやすい時期ですので、その間に実践する事で、高い効果性を期待する親御様が多くいらっしゃいます。そのため、ますますビジョントレーニングを実践するケースが今後も増えていくと思われます。

次回は、スポーツビジョントレーニングを取り上げたいと思います。