はじめまして。

視覚機能トレーニングビジラボ」を運営しております渡会 一利(わたらい かずとし)と申します。

現在、埼玉県さいたま市東大宮で、視覚認知障がいを持つ子どもたちに、「視覚認知発達検査」、「ビジョントレーニング」、「ロボットプログラミング講習」を行っています。

東大宮にある店舗正面の写真(左:有安、右:渡会)

〒337-0051
埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目61−16
センチュリー東大宮1F-A


まず、私たちは

■ビジョントレーニングの大切さをもっと多くの方に知ってほしい

■障がいを持つ子どもたちに、安心してビジョントレーニングできる環境を提供したい

■障がいを持つ子どもたちが、将来自信を持って生きていけるようになってほしい

そういった思いで、このプロジェクトを立ち上げました。


皆さんは視覚機能という言葉はご存じでしょうか?

分かりやすく簡単にご説明しますと「目でものを捉え」→「脳で情報処理し」→「体へと出力する」といった一連の動作の事を視覚機能と言います。そのため、いわゆる視力の良し悪しとは異なるのです。そして「ビジョントレーニング」とは、この一連の動作を総合的にトレーニングする事になります。


ビジョントレーニングで鍛えられる「視覚機能」


また、一言で視覚認知障がいと言っても、子どもの個性はさまざまで、症状も千差万別です。

視覚認知障がいの症状の一例

・読み書きが苦手
・飛んでくるボールをキャッチできない
・バランス感覚が悪い
・前後上下左右の感覚がつかめない
・文章の意味が理解できない、時間がかかる
・探し物を見つけられない、忘れ物をしてしまう
・黒板を上手く写し取れない
・図形の問題が理解できない
等々

視力自体にはまったく問題がないのに、上記のような様々な問題を抱える子どもたちは年々増加傾向にあります。そのためビジラボでは、ひとりひとりに視覚認知発達検査という検査を行う事によって、子どもの知的機能の何処に問題があるのかを把握する事ができるのです。

LEGOブロックを使ったトレーニングの様子

また、その後のトレーニングについても、子どもの可能性を伸ばすために、ビジラボでは完全マンツーマン形式で一人ひとりの個性に合わせたカリキュラムを実践しています。

得意・不得意はもちろん、どんなことができるようになりたいか?など、その子その子のやりたい事を受け止めたうえ、親御さまに独自のカリキュラムをご提案できる事が、我々の大きな強みになっています。


ビジョントレーニングマシン「V-Training」を導入

2023年10月に、ビジョントレーニングマシン「V-Training」を導入しました。医学、脳科学、運動生理学、スポーツ心理学、リハビリテーション学などさまざなな分野の知見が盛り込まれた、最新鋭の機器です。

このビジョントレーニングマシン「V-Training」では、スポーツ選手や高齢のドライバーなどの動体視力や視界領域の向上だけではなく、やはり視覚機能に支障がある方に対しても効果的なビジョントレーニングを行う事が可能ですので、この度ビジラボでは思い切って導入に踏み切る事に致しました。これからは、障がいあるなしに関わらす、必要な方が必要な時に気軽にビジョントレーニングが出来るようになるのでは…と考えております。


ビジラボに通っている子どもの多くは、集団行動が苦手で、学校に馴染めない…と悩む子どもは珍しくありません。また、視覚認知障がいだけではなく、発達障がいを併発しているケースが多いのが現状です。

自分は他とは違う事で、周りと協調出来ず、悩み苦しんでしまう・・・

そういった理由で孤立するしてしまい、自己肯定感がどうしても育たなくなるケースが多いのです。人間は、自己肯定感がないと成長することができません。そのため子どもたちの気持ちに常に寄り添う必要があります。

「自分はここにいてもいいんだ」と思ってもらえるような環境をつくる事

ビジラボでは、そうした子どもたちが行きたくなるような場所になるため、常に子どもの気持ちに「よりそう」という事を何よりも大切にしております。「自分はここにいてもいいんだ」と思ってもらえるよう、子どもが不安なく安心できるような環境づくりにも配慮をしております。

また、視覚認知障がいのある子どもを受け入れる施設が、現状ではまだまだ足りていません。子どもたちが通う場所が学校しかなければ、親御さまもストレスが溜まってしまうでしょう。それは子どもたちだけでなく、親御さまにも安心できる施設を目指しています。

そして安心だけでなく、気軽さも大切な要素です。こうした施設は堅苦しい雰囲気になりがちですが、ビジラボは「子どもたちが習い事に行くような感覚で通所できる場所」となることも、ビジラボが理想としております。


ビジラボは、子どもたちがトレーニングを行うためだけの場所ではありません。トレーニングを通して、社会性を学んでいく場所でもあると考えています。

上手く周囲の人とのコミュニケーションしていく事が苦手な子どもが、家族以外の大人と関わることがないまま成人してしまうというケースは珍しくありません。ビジラボは、そうした事をなるべく防ぐよう、社会との接点を重視し、スタッフ一同コミュニケーション能力を養うことにも力を入れてます。

障がいを持っている子どもたちは、自己肯定感が低く、自分がやりたいことも分からない傾向があります。そうした子どもたちが、やりたいことを見出せるように導くということも我々の役割と考えております。将来やりたい事があった場合、その職業に就けるように、ビジラボではその職業支援活動も今後はしていきたいと考えております。


ビジョントレーニングは視覚認知障がいの改善だけでなく、さまざまな分野で注目されています。

代表的な例として挙げられるのがスポーツです。海外のトップリーグで活躍したスーパースター、日本代表チームの中心選手、オリンピックの金メダリストなど、近年は有名なアスリートの方がビジョントレーニングを取り入れて始めています。

また、先にも述べたビジョントレーニングマシン「V-Training」は、動体視力が不安のある高齢者の方のリハビリテーションとしても活用が可能です。是非とも高齢者の方にもビジョントレーニングを体験してほしいと思っております。

ビジョントレーニングは非常に大きな可能性を秘めた分野です。共に普及活動をご協力してくださるアスリート様や企業様からの応募をお待ちいたしております。


<視覚認知障がいのお子さまを持つ親御さま向けとして>

お子さまに関するお悩みをお伺いする相談室や、ビジョントレーニング体験などのリターンをご用意いたしました。

<ビジラボの事業や活動を応援してくださる個人さまや企業さま向けとして>

スポンサー権やお礼のメールなどのリターンをご用意いたしました。ともに視覚認知障がいを持つ子どもたちを支援する活動をしてくださる企業様も募集しています。


ビジラボは、前身の施設がコロナ禍による事業存続の危機を乗り越え、2023年4月に新たにオープン致しました。

ですが現在の施設は狭く、適切なトレーニングを行うためには不十分と考えております。加えて、ビジョントレーニングマシン「V-Training」の導入という高額な設備投資も行いました。

事業を成長させるためには、なるべく多くの資金が必要でございます。ご支援いただいた資金は、今後のビジラボの運営やビジョントレーニングの普及活動のために使わせていただけたら幸いです。

詳細はこちら

・施設の運営費用に対する補填
・施設の移転費用に対する補填(こちらは今後移転する際の補填費用として使わせて頂きます)
・宣伝費用
・ビジョントレーニングマシン「V-Training」の購入費用に対する補填
・CAMPFIRE手数料等



■2023年10月:クラウドファンディング開始

■2023年11月:クラウドファンディング終了

■2024年1月以降:リターン実施


我々には

「障害」という言葉で線引きされたり、差別されない社会にしたい。

という根底にある想いがあります。そのためにまずは、

「視覚認知障がい」とそのトレーニングの大切さを多くの人達に知ってもらい、相互理解できる社会にしたい。

という事を考えております。

ビジョントレーニングという分野は、日本ではまだまだ知られていないのが現状なのですが、我々は日々活動を通しながら、ビジョントレーニングの大切さを全国に広めていきたいと思っております。

ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/11/15 21:36

    本日は何と!!現役サッカー選手のブラウブリッツ秋田所属の圍謙太朗(かこいけんたろう)さんがビジョントレーニングマシンを実践しに当施設に訪問しに来てくれました!!本当に奇跡です!!本当に感謝です!! 同時に一般社団法人 日本スポーツビジョン協会の担当者の方から、ビジョントレーニングによる眼球運動...

  • 2023/10/19 12:36

    視覚機能トレーニング「ビジラボ」という店舗を運営しております。ワタライです。皆さまは「視覚認知障がい」という言葉はご存じでしょうか?私自身も、4年以上前まで「視覚認知障がい」については全く知らない、何処にでもいるようなフリーランスのエンジニアでした。その4年以上前、以前に勤めていた時の同僚から...

  • 2023/10/15 16:00

    その2では、「スポーツ」で成果を上げたい方向けに、ビジョントレーニングで何が良くなるのかを解説していきます。スポーツで訓練や修得する必要のある分野とは何でしょうか?と聞かれると、真っ先に「フィジカル(身体能力)」や「スキル(技術能力)」を思い浮かべませんでしょうか?確かにフィジカルやスキルは、...

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