2023/10/19 12:36

視覚機能トレーニング「ビジラボ」という店舗を運営しております。ワタライです。

皆さまは「視覚認知障がい」という言葉はご存じでしょうか?

私自身も、4年以上前まで「視覚認知障がい」については全く知らない、何処にでもいるようなフリーランスのエンジニアでした。


その4年以上前、以前に勤めていた時の同僚から突然連絡がありました。

「発達障がいを持った小学校向けのプログラミング講師の仕事があるのですが・・・」

という依頼が入りました。それが全ての始まりです。

その時点では、正直自分が、発達障がいの子供たちに何処まで出来るのか疑問で、とりあえず「話だけでも聞こう」ぐらいだったと思います。

それから当時のオーナー(現共同オーナー)と会って話たあとに、「とにかくやってみよう!ダメなら仕方がない」と思いながら、発達障がい(正確には視覚認知障がいになります)の子どもたちに、業務委託でプログラミング講習を始めました。


始めてから半年ほど経ったぐらいに、新型コロナが蔓延し始めた頃、当時のオーナーから連絡があり、

「予約のキャンセルが増えてきて、経営が厳しくなってきた。一旦休業する必要が出てきた・・・」

との事でした。その頃から、今まで通ってくれていたお客様がどんどん減り、従業員もどんどん辞めていき、施設運営が厳しいものとなってきます。


そんな中、とある子供の親御様とお話する事がありました。

「知的障がい者向けの就労支援だと余りにも賃金が低く、将来がとても不安で仕方がない・・・」

こんな悩みを打ち明けてくれたのです。

そこからふつふつと「なんとか子どもたちの未来を少しでも切り開きたい!」と思うようになっていきました。


そんな気持ちとは裏腹に、今年の頭に一度全ての従業員が辞める結果となり、実質運営が出来ない状況にまで陥ります。

私はその時、

「もうこの施設は辞めた方が良いのではないか?」

と、当時のオーナーに言いますが、

「子供たちの居場所を無くしたくない・・・。どうか助けてほしい。」

と、逆に訴えてきたのです。ですが私はそれに何故かほとんど反論せずに、

「わかりました。」

と答えていました。


それから私は共同オーナーという立場になり、4月の新店舗開業に向けて、早速動き出しました。

ですが店舗を作る知識は全くなく、ど素人。レイアウトや設計はほぼ出来ません。それでも、固定パーティーションやカーペットのみは工事業者に頼みますが、カウンター、本棚、椅子、カーテン、電化製品などは、全てネットやお店に行って購入し、妻と一緒に組立てました。

それで自分のほとんどの貯金を店舗費用に注ぎ込み、何とか4月の開業に間に合わせる事が出来ました!


現在は、少しづずお客様は増えつつあるのですが、まだまだコロナ前のようには戻ってきておりませんし、また、店舗が狭い事から、多くのお客様が同時にこなせない問題も出てきております。


なので是非とも、クラファンのページをご確認して頂き、ご支援または拡散して頂けたら幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。