オールインワンジェルに使用しているスイカ果実エキスは、奈良県吉野郡下市町にある丸尾農園様で栽培されたスイカを使用しています。
この丸尾農園様がある、奈良県吉野郡下市町についてご紹介いたします。
下市町は、歴史が古く平安時代のころから吉野の入り口として栄え、市が立つようになり、日本で最初に商業手形である下市札が発行されるなど、吉野地方の主要商業地として栄えました。
室町時代に建立された願行寺の寺内町としても発展し、江戸時代には大峯参りの宿場町としてもおおいに賑わいをみせました。龍洞院、瀧上寺など、歴史を伝える多くの寺社が点在しており、それらを巡りながら当時の面影を見るのも楽しみの一つです。
歌舞伎「義経千本桜 三段目 すし屋の段」の舞台として知られており、「秋野川沿いの下市の町なみ」として奈良県景観資産に登録されています。「いがみの権太」の墓や、吉野川の渡し、平維盛が匿われていた宅田弥助宅も現存しています。
また、天武年間(673~687年)に創祀されたと伝えられている丹生川上神社下社が鎮座しています。もとは二十二社の1つして数えられる社格の高い神社といわれています。
下市は割り箸発祥の地としても知られています。南北朝時代の頃、吉野の後醍醐天皇に下市の里人が杉箸を献上したところ、その美しい柾目と芳香を喜ばれて、朝夕ご愛用されたため、公家、僧侶などに次第に伝えられていき、今日に至っています。
他の特産品として、三宝・神具があります。いにしえより下市において生産されていました。後醍醐天皇が、吉野に皇居を移されたとき、献上物の器として、三宝を用いたのが始まりとされ、豊富な吉野ヒノキを加工した伝統産業です。良質のヒノキ材の白木地がもつ高雅な美しさが特徴です。
このように、下市町は奈良県でも歴史深い地域です。現在は地域活性化を目的とした、空き家バンクや様々な活動がなされています。
参考
下市町HP
https://www.town.shimoichi.lg.jp/index.html