Check our Terms and Privacy Policy.

真鶴移住6年目の「あしたの箱」のカレーを実店舗で食べていただきたい!

神奈川県真鶴町という小さな漁師町でカレー屋をオープンします。2016年に恵比寿でスタート。真鶴に移住してからは、あちこち旅するカレー屋として6年営業してきました。そんな「あしたの箱」がやっと店舗を持つことになりました。新しくなったあしたの箱のカレーを実店舗でみなさまにお届けしたい!

現在の支援総額

4,790,789

159%

目標金額は3,000,000円

支援者数

476

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/22に募集を開始し、 476人の支援により 4,790,789円の資金を集め、 2024/01/26に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

真鶴移住6年目の「あしたの箱」のカレーを実店舗で食べていただきたい!

現在の支援総額

4,790,789

159%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数476

このプロジェクトは、2023/12/22に募集を開始し、 476人の支援により 4,790,789円の資金を集め、 2024/01/26に募集を終了しました

神奈川県真鶴町という小さな漁師町でカレー屋をオープンします。2016年に恵比寿でスタート。真鶴に移住してからは、あちこち旅するカレー屋として6年営業してきました。そんな「あしたの箱」がやっと店舗を持つことになりました。新しくなったあしたの箱のカレーを実店舗でみなさまにお届けしたい!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail


みなさまこんにちは。
あしたの箱の映子です。

まずみなさまにご報告です。

先日、保健所から無事に営業許可をいただきました。
検査の日のギリギリにガスが開通し、タイルを貼り終わり、水道がつながり、換気扇が届き。本当に冷や汗ものでしたが、嘘みたいに全てが間に合い、問題なく申請を通していただくことができました。ギリギリガールズな私ですが、やっぱり最後までギリギリでした。

保健所の方が、「はい。これで大丈夫です。許可証を発行しますね。」と言った瞬間に、体の力が抜けてぼーっとなってしまいました。そして急にこのキッチンが現実のものとしてドーンと私の前に現れた感じがしました。

とうとう私のキッチンができたんだ。

昨年の7月からスタートしたわたしのお店づくりというミッション。
いつまでも終わりが見えず、カタチも見えず、本当にできるんだろうかという不安と焦りでこの一年を過ごしてきました。思えばこの一年、日常は遠い霧の彼方に霞んでいました。


大道具の宮本くんが、何度も長いなー!と言いながら作ってくれたカウンター。カッコ良い。
図面はないフリースタイルで作っただけに、臨場感溢れる出来上がりになりました。

カウンターのレジの部分には、真鶴のガラス作家の橋村さんに素敵な照明を作っていただきました。

キッチン奥の壁は、友人のなおちゃんと。タイル選びが遅くて宮本くんに相当怒られた。


少しづつ実感がともなってくると、これまでのいろんな場面が次々と思い出されてきました。嬉しいことも苦しいことも、同じような顔をして起こりました。それを一つ一つ受けとって、大切に箱にしまっていくような一年でした。

悩みに悩んで傾いたお家を借りると決めた朝。

母が毎日物件の周りで四葉のクローバーを見つけてきてくれたこと。

クラウドファンディング公開日の前日、友人のみゆきちゃんとたくさん話して、ギリギリで目標金額を2倍に変更した夜。

クラウドファンディングの目標金額を3日で達成した夜。

契約した物件を解約することに決めた夕方。

川口水産さんの物件を見せてもらいに行った時、大家さんが「どうぞ使ってください」といってくれた朝。

宮本くんが4メートルもあるカウンターをぶつぶつ言いながら作ってくれて、ここは何センチ削ったら使いやすい?って聞いてくれて涙が出てしまった午後。

最初からずっと並走してサポートしてくれている友人のなおちゃんと何度もぶつかって苦しかったこと。

友人の竜さんが板に足をつけて机にして持って来てくれた日。

次女と旦那さんが交代で夕飯を作ってくれた夜。

直接は知らない方が、一層シンクを届けてくれて、ピカピカの蛇口までつけてくれた日。

初めてのタイルがうまく貼れて、なおちゃんと飛び上がって喜んだ夜。

友人の山田さんが泊まりがけで内装を手伝いに来てくれて、一緒に照明を選んだ夜。

私がどうしても作りたかった「海を見るための席」をどう作るかを瞑想中の宮本くん

画家で元ペンキ屋さんの竜さん。ある日、道具をたくさん車に積んでやってきて、ほとんどの壁を何日も通って塗ってくれました。

何度も泊まりがけで手伝いに来てくれた横浜の名店「shelter people 」の山田さんとコンクミ。
お店の二番手の音響システムをカバンに入れて持ってきて、設置してくれました。

トイレ掃除のために、東京からびっくりするような装備で駆けつけてくれた友人たち。リターンの名簿など、私が苦手なデータの整理をささっとやってくれたなおこK。
風のように現れて、厨房機器のステンレスをチャチャっとカットしてくれた鉄のアーティストのトモヤン。

何度も何度も手伝いに来てくれたメンバー。一番右のなおちゃんは、何度も喧嘩しながら、それでもずっと並走してくれている。彼女がいなかったらここまで来れなかったと思う。

あしたの箱のお店作りは、クラウドファンディングから始まり、たくさんの方のサポートを受けてスタートしました。それからもいろんな人に助けられて、数々の偶然や出会いに恵まれてここまできました。私一人ではとてもできなかったことができたのはなぜなんだろう。今回のプロジェクトは、私にとって、世界を信じてみたらどうなるか?という公開実験プロジェクトでした。そのことについて、次回もう少しみなさまにお伝えできたらいいなと思っています。


さて、保健所の申請も通り、お店作りはやっと終わりが見えて来ましたが、もう次の、リターンの準備や、営業の為の準備などの作業が始まっています。お店のオープンが当初4月予定だったのが8月まで遅れてしまったことで、4月から7月に発送予定だったリターンがまだ発送できていない状態となっています。こちらも慣らし営業が落ち着き次第順次発送させていただきますので、本当に申し訳ありませんがもう少しだけお待ちください。必ずお送りいたします。

そして、一番大切なお知らせを最後に。
まだ中途半端な箇所があちこちあるような状態ですが、8月1日からお店を少しずつ開けていこうと思っています。慣らし営業といったイメージで、ランチタイムのみ営業いたします。最初は木金土の営業でやってみます。様子をみながら少しづつ営業内容はブラッシュアップしていく予定です。

長くかかったお店作りもいよいよ終わりに向かい、次の段階に入りました。
本当に信じられない思いです。よく頑張ったなって自分で思います。
でもそれよりも、こんな日々を一年も続けることを受け入れてくれた家族にありがとうと言いたいです。ほぼ巻き込まれたような友人達、そして温かい目で見守ってくださった支援者の皆さまにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
「有難い」という言葉の意味をこんなに感じたことは今までありませんでした。
その感覚は、これからお店を営業するににあたって、とても大きな意味を持つだろうと思います。

皆さま、真鶴半島の端っこにできた、あしたの箱にぜひいらしてくださいね。
ここからの景色を見ていただきたいです。この場所をみなさんに楽しんでいただけたら、そんな嬉しい時間はないだろうと思います。

来る人が、それぞれのあり方で過ごせる場所として



◻︎8月の営業スケジュールのお知らせ
8月から慣らし営業をスタートします。
毎週、木金土の11:00〜16:30

まずはこんな感じでスタートしてみます。これからいろいろな形で営業してみて、一番しっくりくる形を見つけられたらいいなと思っています。
皆さま、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

次回の活動報告で、あしたの箱の物語は一旦終わりとなります。
これからはお店で!

次回に続く!


シェアしてプロジェクトをもっと応援!