こんばんは。がんこ本舗です。
遅い時間の配信になり失礼いたしますっっ
昨日は、「海へ…の開発ストーリー」をお伝えしました。
今日は、「『海へ…』ってどんな洗剤?」を書きたいと思います!
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『海へ…』には特徴がたくさんあるので、今回はまず『海へ…』が目指したことをお伝えしたいと思います。
『海へ…』が目指したのは、油を循環の環(わ)にかえすことです。
わたしたちの暮らしから出た「油」や「プラスチック(←これも原料は油です)」は、海洋汚染の大きな原因として問題になっていますが、元々は大切な地球の資源です。使わせてもらったあとは地球に還してあげないと、循環の環(わ)が途切れてしまいます。
しかし地球に還そうにも、プラスチックはもちろん「油」自体も、そのまま水に流すと自然に還ることができず汚染の原因になります。なぜなら、油はどんどん集まって大きなかたまりになる性質があるため、小さなバクテリアによる分解がむずかしく、何十年・何百年にも渡って海を漂うからです。
「油」を責任もって地球に還すためには、分解できる形にする必要があります。それを実現するために生まれたのが『海へ…』です。
『海へ…』で洗濯や食器洗いをすると、衣類やお皿から離れて生分解性高分子に包まれた「油」は、どんどん細かくなりながら排水や川へと流れていきます。
そして、洗剤だけでなく包まれた「油」汚れも一緒にバクテリアのエサとなり、炭酸ガスと水に分解され自然に還ることができるという仕組みです。これを究極分解と言います。
地球にやさしい暮らしには、モノを使うとき作るときにどうすれば循環の環(わ)が途切れないかという視点が大切だと思っています。
たとえば洗剤を選ぶときや洗濯・掃除をするときには、洗剤の生分解性だけを考えるのではなく「排水を汚さない。土中水中の生物多様性をこわさない。」ための工夫を暮らしに取り入れていただくのが良いと思います。具体的な方法については豆本にまとめているところなので、しばしお楽しみにされていてください。
今日も長文を読んでいただき、ありがとうございます。
次回も「海へ…」に関するお話を書きたいと思います!
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