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※写真は「日本で最も美しい村」連合HPより使用許可をいただき掲載しております。
「日本で最も美しい村」連合HP
原村は、八ヶ岳の裾野のなだらかな傾斜地に広がる高原の村です。山や谷は少なく、村内からは東に八ヶ岳連峰の雄大な景観を望めるほか、北には蓼科山、北西には北アルプス、西には諏訪湖や入笠山、南には南アルプスや富士山も見渡せる 360 度のパノラマが広がっています。
昼夜の気温差が大きく晴天率が高いことで、みずみずしい野菜や色鮮やかで日持ちのする花き栽培も盛んです。
四季折々に姿を変える雄大な八ヶ岳の眺めとともに麓に広がる農村風景、林の中に自然と調和したペンションや別荘などが点在する北欧を思わせる景観、さわやかな風、森林の薫り、澄んだ空気、五感すべてで自然を満喫できます。
阿久遺跡を始めとした縄文文化や史跡の数々、神社や寺などの信仰、米や家財道具を保管するためのナマコ壁の土蔵に漆喰で装飾した鏝絵(こてえ)、ボロ布を横糸に織り上げたボロ機織り、御柱祭や地域の祭のほか、全国の天文ファンが集う星まつりや若者により復活した星空の映画祭まで、星や宇宙に関連したイベントも楽しめます。
「ぼろ機織り」と「さき織り」が共存する織物文化
原村では布が貴重な時代に、 冬場の農閑期の女性の手仕事として「ぼろ機織り」が盛んに行われ てきました。
ぼろ機織りは 裂き織り”とも呼ばれ、古くなった着物など を 1 cm 足らずの幅に細く裂き、それらを横糸にして 新しい布に生まれ変わらせる 織物 技術 です。 ぼろ機織りで織りあがった布は厚みがあり、保温性に優れていることからかつては主に冬場に着る 半纏(はんてん)や仕事着、こたつ掛けなどに使われていました。
裂き織りは地域によって「さっくり」や「さっこり」とも呼ばれますが、現 代でラフな織物やセーターなどに使われる「ざっくり」という言葉も 、 編み目や手ざわりなどが粗く厚みを感じるさまという意味があり、「さきおり」が転じたと言われています。様々な色の糸から出来上がる格子柄やしま模様が特徴で、材料として使う古布の色柄によって思いがけない個性が得られるため、「世界に1枚」の味のある仕上がりになります。
「ぼろ機織り」と「裂き織り」の起源は同じで、作業内容も基本的に変わりませんが、「ぼろ機織り」は昔から守られてきた伝統的なものであり、「裂き織り」はそこに新しい工夫や技術が加わり全国的に一つの分野になりつつあるものです。
原村においては、「ぼろ機織り」と「裂き織り」が互いに尊重し合って存在しています。
今では手間ひまをかけて生み出される 独特の温かみのある風合いや 色あいが人気を呼び、 その技術を学びたいという人が増えています。
毎年3月に行われる展示即売会には全国から数多くのファンが訪れ、ぼろ機織りの作品を買い求めています。
八ヶ岳の裾野に広がる豊かな自然と農地が調和した農村景観
原村では高原特有の冷涼な気候を利用して高原野菜や花き類の栽培が盛んで、八ヶ岳を背景に野菜畑や水田などの田園地帯が広がっています。昼夜の気温差が大きく晴天率が高いことからみずみずしく甘みのある野菜が育ち市場で人気を得ています。中でもセロリの栽培が盛んで生産量日本一を誇っています。また、原村産の花き類は色が鮮やかで日持ちも良いと評判です。八ヶ岳中央高原は高原のリゾート地として人気があり、緑豊かな環境の中、カラマツ林の間に自然と調和しながら数多くのペンションや別荘などが点在し、北欧のような景観を見ることが出来ます。