こんにちは!!実はコン実発売の「日経MJ」にこんな記事が記載されています!!是非見てください!!
こんにちは!!今回は財布にあるキーポケットについて書いてみました。実は僕は昔からよく財布を落とすタイプの人間です。でも運が良いのか、それともお金が少なかったのか結構な確率で戻ってきます。でもやっぱりお金が多く入ってるとなかなか戻ってきません。奥さんの誕生日の日に奮発してプレゼントを買おうと思い、銀行に行ってお金をおろした後に財布を無くした時のことは今でも鮮明に思い出します…涙財布には重要なカードも含まれているため、住まいの場所も特定しやすい情報が入っています。なのでこのキーポケットには住宅の鍵を入れる際には財布を絶対に無くさないように十分にお気を付けください。このポケットは鍵を入れやすく、鍵が取りやすいのに鍵がひとりでに出てくることもないという構造になっています。その最大の秘密はここです!!この三角形のステッチが弁のような役割をして鍵をがっちりとホールドしてくれます。シンプルな構造の中にキラリと光る機能が隠されています!!
こんにちは!!今回は財布に使用したレザーをご紹介したいと思います。有名なレザーなのでお聞きしたことがあるかもしれませんが、「姫路レザー」を使用しました。タンニン鞣しという植物タンニンを使用したのなめし方で非常に時間や手間のかかる日本でも珍しい「ピットタンニンレザー」と呼ばれています。ピットとは「ドラム」ではなく「プール槽」でタンニンをゆっくりと1ヶ月かけて染み込ませる鞣し方になります。メリットとして革繊維が固く締まっており、油分が多く含まれるため曲げに強いといった特徴があります。今回使用した牛革は、しっかり色味があるのに対して表面はマット感があります。起毛素材やマット感のあるレザーは色がくすみやすいのですがしっかりと大人の雰囲気を纏っていてしかもソフトタッチな肌触りです。その秘密は皮の表面を「銀擦り」という目の細かいサンドペーパーで丁寧に擦ったような微量な起毛感がソフトな触り心地を生み出しています。時間をかけて自分にとって体の一部のような愛着が湧くお財布になると思います。
こんにちは。今回はこの財布のカード入れについてになります。お財布のカードって切込みやポケットに何セットかで小分けして入れるものが多いと思うのですが…コンセプトとして財布の面積を極力小さくコンパクトにしたいと思ったら、それは致命傷となります。カードを小分けにした構造にすると結構面積を使います。どうやってカード収納をしたらコンパクトに落ち着くのか…横から見るとカードがスペースにすっぽり収納できます。カードによる財布全体の厚みが変わらないというところも魅力的な機能です。そしてカード部分のパーツは前面にせり出しますのでカードも出し入れしやすい!!可倒式ポケットが、収納スペースとうまく合致して無駄な厚みを解消します。
こんにちは!今回は「秘密のポケット」のお話です。お財布にはお札入れがありますがただお札をしまうだけというものは一般的だと思います。なので見逃してしまったり、使って何ヶ月後に気づいた!!なんてことがないように軽くご説明をさせてください!!このポケットには非常に意味があります。このお財布の醍醐味と言っても良いパーツになります。最初「職人さんにここにポケットをつけたい」と言うとちょっと悩んでいました。ポケットは必ず縫います。するとステッチが後ろに出てしまうためシンプルで貫き通したお財布にデザインプラスされてしまったり、不要なステッチが表に見えるのもカッコ悪いということで邪魔にならずしっかりと機能性も保ってくれるこの場所にポケットをつけることになりました。このポケットにはICカードを挟めます。お札をたくさん入れても反応する場所に取り付けました。ここに付属のflux PASS (フラックスパス)をICカードと一緒に入れてあげると相性も一番良いです。もう一枚のICカードと重複しないでお互いが1枚として使えるようになります。たった1枚のレザーパーツがこんなにもこのお財布に意味を持たせてくれます!!