2週間に渡る、舟稽古・ロケ下見打ち合わせも終盤となり、昨日は午前、「熊本日日新聞」・午後、地元月刊情報誌・「どうぎゃん」による中原丈雄さんのマスコミ取材が2件有った。
大木監督、有馬プロデューサーと舟操船指導にあたって頂いている球磨川下りの船頭・藤山さんにも同席してもらった。
中原さんは、「舟の櫓こぎは難しく体力も大変、最初は、櫓がすぐに櫓軸から外れてしまったが、練習を重ねるにつれて少しずつ慣れ、何とか操れるようになってきました。」。指導の藤山さんも、「この世界の修錬は、櫓こぎ3年、船頭10年といわれる。今回の映画は、舟の操船が物語の中でも重要な部分を占めるので最初から随分きつく教えてしまったが、吞み込みが早く球磨川の風景にも溶け込んで行くと思う。」と。
また、中原さんは、「これまで地元関連の映画に参加した事は何本かあるが、ここまでの主役は初めてだし、地元で、それも災害を乗り越えて行く人びとを描いたこの作品に参加できることは、とても嬉しいです。」と話した。
大木監督は、「この映画は中原さんが主役であることは勿論だが、もう一つのテーマは球磨川そのもの、そこに関わる人々の中心に中原さんが居る事が重要だ」と語った。
竹内