2024年1月5日追記
2023年最後の日の12月31日に皆さまのお陰様で目標額の450万を達成する事ができました!!
本当にありがとうございます!!私達は心から感謝の気持ちでいっぱいです。
このクラファンを始める前はドキドキしかありませんでしたが、こうしてたくさんの応援を頂け達成できた事が本当に嬉しいですし、この新しい醸造所で頑張っていこうという励みになります!!
新しいリターンも追加しました。
◯電動リフターのスポンサーになれるコース
電動リフターに企業名かお名前を貼らせて頂きます。(ロゴも可能です)
100,000円〜
◯ハンドリフターのスポンサーになれるコース
50,000円〜
リフターに企業名かお名前を貼らせて頂きます。(ロゴも可能です)
重いモルトを2階倉庫に運ぶ3m揚げれる電動リフターや樽などを運ぶハンドリフター、台車等の購入資金に当てさせて頂きます。
引き続き応援のほど宜しくお願い致します!
はじめまして、つくばブルワリーの代表・醸造士の延時崇幸(のぶときたかゆき)と申します。
私達は数多くの研究機関が立地し、最先端の研究が行われる茨城県つくば市で、2020年よりつくばブルワリーを立ち上げ、7坪程度の小さな醸造所で日々研究し、こだわりながらクラフトビール造りをしています。
私の元々の仕事は映像クリエイターでした。2019年当時クラフトビールを始めようとした時は、全くの素人で、本当に0からの勉強でした。学べば学ぶほど、やればやるほどのめり込み、本当に難しく奥が深い世界です。
しかし何よりもビールを通して、本当にたくさんの出逢いがあり、人と人を繋いでくれました。
〜ビールが生む笑顔の共有〜
ビールは、囲む人の笑顔を生むきっかけになる。
元々はお酒が強いわけではなかった私が、最初にビールに惹かれたのはそんな理由から。真っ赤な顔になりつつも、友人や仲間とビールなどのお酒を囲んで過ごす時間が楽しくて好きだったんです。
研究都市という土地柄、仕事や進学などで遠方から引っ越される方も多いつくば。
ご縁があってつくばに集まった皆さんに、「私達の造ったビールで、つくばの楽しい時間を味わってもらえたら最高だな」と思いながら日々醸造して接客させていただいています。
「地域の人に喜んでもらえるものづくり」
「人と人を繋ぐこと」
私達は2020年に「つくばに根ざし、つくばの人に楽しんでもらえる、100年後も続くブルワリー」を目標に、つくば市民の憩いの場で人気の洞峰公園前に小さなビール醸造所TSUKUBA BREWERYをオープンさせました。
オープン時はコロナ禍の中で不安も大きかったですが、たくさんの地元のお客様に支えていただき、順調に醸造量も増えていきました。
真心を込めてつくり、喜んでもらいたい
当時つくば市内にはなかったクラフトビールが生まれる事は、つくばを愛し、生活する人たちの笑顔のきっかけとなるのではないか。
そんな想いでスタートしたつくばブルワリーも今年でオープンから3年が経ち、毎日醸造所横のタップルームではたくさんの笑い声とご縁が生まれています。
私達の造るビールが、ご縁を繋いでいる景色を醸造所から感じる瞬間が、とても幸せな時間です。
毎回試行錯誤を続けるクラフトビール醸造も130回を超え、醸造の上で大切にしている「つくばブルワリーらしさ」も、県内外ビールイベントやフェスへの出店の際、お届けできているようにも感じます。
「つくばブルワリーのビールは、濃厚で味わい深い」と嬉しい評価や
「日本でこんなビールが飲めるなんて嬉しい!」という海外の方々からは、翻訳機能を駆使して一生懸命ありがたい評価をお伝えいただくことも。
しかし残念なことに、私たちの醸造設備が小さいため(300Lタンク4基)生産量が少なく、すでにフル稼働しているために、自社で運営している販売所やイベント以外ではTSUKUBA BREWERYのビールを提供できずにいます。(外販を断っている状況)
私たちの目標は、市内外の一人でも多くの人たちにこだわりのビールを届けること。
つくば産の美味しい農作物の魅力をビールとコラボさせることでつくば市内外、日本全国に発信したいです。
そこで私達は一念発起し、醸造所併設のビアパブやイベント出店でしか提供できなかったこだわりのクラフトビールを、新しい醸造所を立ち上げ、缶や樽で全国へ届けよう!と決心しました。
クラフトビールを造り始めた時からの夢だった『筑波山の水を使用したクラフトビール』
水と豊かな自然に恵まれ、江戸時代の頃から酒造文化が続くつくば市。
筑波山麓を中心に日本酒醸造所、ワイン醸造所があり、つくばのお酒は新たな広がりを見せています。
ビール造りには水がとても大切です。
茨城県の代表する湧水でも、筑波山麓などの湧き水が幾つも取り上げられています。
そして100年以上前から、その豊かな美味しい湧水を仕込水として使用し、日本内外で高い実績を積まれている、日本酒造りの酒蔵もあります。
私達はそんな筑波山の恵みを受けた地下深くから汲み上げた水を使用できる土地で、そして何よりずっとその場所で醸造でき、できれば次の世代にも喜んでもらえるような場所を求め、時間を見つけて出向き色々な場所を探していました。
そして2022年の秋、運命的で素晴らしい土地に出会ったのです。
筑波山の麓に位置するこの場所にはじめて立った時
「筑波山の恩恵を受けるこの土地に、これから永く根を張り、新しい歴史をビールと共に作っていく」
そんな想いが溢れ、迷わずこの土地を選びました。
立地としても筑波山の玄関口、「筑波山口バスターミナル」近くにある400坪ほどの広大な土地で、地下には筑波山の湧水を湛えていることも分かりました。
またこの土地は、醸造設備の他にも、ビールの原料となるホップを栽培する畑を耕すにも十分な広さも備えていました。
この土地に魅了された私たちは、この素晴らしい地に新たに根を下ろすことに決め2023年8月に着工、2024年春の開業を目指し現在建設が進んでいます。
年間で約66000リットル以上の醸造ができるようになります
私達の造るビールの顔としてこのマークを作った想い
「つくばで生まれ育った人たちや住んでいる人たちが、いつかこの土地を離れて、日本中、世界中どこかでこのロゴが入ったビールを見かけた時、すぐ故郷つくばを思い出してほしいから」
つくばブルワリーのロゴ「四六のガマ」には、たくさんの筑波山が隠れています。
他にも歴史ある筑波山神社のしめ縄をモチーフにしたりなど。
ビールを飲んで笑顔になって欲しいという想いもあり、カエルは笑っています。
筑波山と深く関係していると言われるガマガエル。筑波山頂のハイキングコースに「ガマ石(見た目がガマに似ている)」と呼ばれる石があり、この石の前で伝統芸能の口上「ガマの油売り」が誕生したと言われています。
昨今のクラフトビールブームにも後押しされ、最近ではコンビニやスーパーでも多種多様なビールを目にするようになりました。ビールを構成する材料は実はとてもシンプル。
基本原料は「モルト」「ホップ」「酵母」「水」の4つ
シンプルな素材を原料に、発酵工程の違いや素材選びなどで多様な味わいが生まれるのが、作り手としても面白いと感じているところのひとつ。
素材選びにはひとつひとつ、こだわりを持って醸造を行っています。
茨城が誇るお米や果物に加え、筑波山近郊に育つ固有種「福来(ふくれ)みかん」など、これらを使用した酒造りの可能性は無限大にあると確信しています。
筑波山麓醸造所では、さらに地域食材の可能性を広げるビールを追求する予定。
また、ネーミングにもこだわりを持っており、
「金色姫IPA」「常陸の不死鳥ライスセゾン」「嬥歌Double IPA」「滝夜叉姫ポーター」「弁慶七戻りRED 」
など、筑波に伝えられる伝説等にインスピレーションを受けて造っているものが多くあります。
持続可能な醸造所(サステナブルワリー)
クラフトビールは醸造後には、モルト粕が大量に発生します。大麦を発芽させたモルトは、低糖質で食物繊維が豊富な粕が残ります。使用したモルト粕やホップ粕は廃棄せず、地元の養鶏所やダチョウ農園に譲り餌として再利用してもらっています。
モルト粕などを食べている鶏やダチョウの卵やお肉は、市内のレストランやスーパーに卸されており、市民の食卓に還元されています。
ぜひ私達のビールと一緒に、鶏やダチョウの卵&お肉を食べて頂きたいです。
新醸造所では、地域の人たちが大切に育てた様々な「原料」も使用するので、より地域で循環するビール造りが色濃くなること間違いなしなので、今から楽しみです!
つくばから全国・世界中へお届けしやすい「缶製造」が可能な新たな醸造所
つくばは日本でも稀にみる、研究施設や科学の最先端をいく地域。観光はもちろん、ビジネスで世界からも多くの人が訪れる街でもあります。
そんな人たちの手で「つくばビール」をお土産として選んでいただき、特産物として広がっていった時つくばのビールがこの街の「広報」の役割も担ってくれるのではないか。
日本各地で、世界中でビールと共に「TSUKUBA」が聞こえるのをイメージするとワクワクしますよね
将来的に、筑波山麓の醸造所で目指すのは、オールつくば、オール茨城のビール造り。
つくばの顔として、この土地の魅力や、つくばで過ごす楽しい時間の思い出も内外へ届ける、魅力的なつくばブランドです。
現状、日本のビールづくりで使用されるモルトやホップの多くは海外から輸入された原料で賄われています。国内に生産農家が少ないというのも理由の一つで、つくばブルワリーでも、現在は輸入原料を使用しています。
TSUKUBA BREWERY 筑波山麓 ビールを構成する4つのこだわり
オールつくばを目指す、私たちのこだわりの材料たちです。
その1:地域産のモルト
現行のビールは、全て輸入モルトを使用してビールの醸造を行っていますが、筑波山麓ブルワリーでは、市内や県内の農家さんから大麦や小麦を仕入れ、それらを製麦したモルトを使用し醸造がはじまる予定です。(2023年10月現在、茨城県産100%のモルトを使用したビールの試験醸造を開始)
その2:自家栽培のホップ
ビールに欠かせない「ホップ」。ビールの独特の苦味や爽やかな風味を生み出し、ビールの醍醐味のひとつでもある泡の決め手の一因ともなる大切な存在です。筑波山麓ブルワリーでは、400坪の敷地内に畑を耕し、独自にホップの栽培をはじめます。
その3:筑波山麓の天然水
古く、海底の斑れい岩や花崗岩が隆起し生まれたとされる筑波山から湧き出る水は、ミネラルを多く含み、稲作など麓の人々に多くの恵みをもたらしてきました。万葉集の時代よりまちのシンボルであり続ける筑波山。その水を使用するビールづくりは、この土地で醸造を始めた時からの悲願でもあります。敷地内から筑波山麓の天然水が採水できることが確認でき、実現できる運びとなりました。
その4:自然酵母
土地から採取される自然発生の酵母を用いてビールを発酵させる古くからの手法を採用予定です。いつの日かつくばの酵母で醸すビールをお届けします。
現在着々と工事が進んでいます。
読んで頂きありがとうございます。また、ご支援の検討をして下さっている皆様、心から感謝いたします。
2022年年末より金融機関と資金の相談をさせていただき、今年の初夏に無事に申請が通り資金の目処がついたと喜んだのも束の間、円安に影響による為替変動などで、輸入品である醸造機器や建物の価格がどんどん上がっており、下記の経費が必要になってしまいました。
応援頂いた資金は、筑波山麓ブルワリーのキーとなる筑波山麓の天然水を組むための掘削費用などに使用させて頂きたく準備を進めております。
資金の使用用途
1.井戸の掘削費用 : 200万円
2.店舗用備品(ショーケース・缶販売用冷蔵庫等&タップ設備):55万円
4.醸造関連資材・原材料費 :100万円
4.CAMPFIRE掲載手数料および返礼品準備費 :95万円
合計 450万円
また、筑波山麓ブルワリーで醸造する最初のビールリリースまでのスケジュールは以下の通りです。筑波山麓ブルワリープロジェクト実施スケジュール
・2023年6月 ----------------------埋め立て
・2023年8月 ----------------------地鎮祭&基礎工事
・2023年11月 --------------------上棟式
・2024年 2月末 ------------------建屋・設備完成予定
・2024年 3月中旬 --------------醸造開始予定
・2024年 4月中旬〜下旬 ------初ビールリリース開始予定
支援いただいた方は、全員お名前(ニックネーム含)や企業名をInstagramに掲載させていただきます。
①【感謝のお手紙&オリジナルステッカー】 ¥5,000~
②【パイントロゴグラス 480ml】1個 ¥6,000~
③【パイント&ハーフ ロゴ入グラス 480ml&265ml】2個 ¥10,000~
④【TSUKUBA BEER Tシャツ】 ¥7,000~
⑤【TSUKUBA BREWERY 2024 Tシャツ】 ¥7,000~
⑥【 TSUKUBA BEER パーカー】 ¥10,000~
⑦【缶ビール6本セット】 ¥10,000~
⑧【応援コース 壁文字 小】 ¥10,000~
⑨【応援コース 壁文字 中】 ¥30,000~
⑩【「スポンサー」バナー&壁文字中コース】 ¥50,000〜
⑪【醸造所見学ツアー&クラファン支援者限定イベント】 ¥30,000〜
⑫【突撃つくばブルワリー!!お客様のもとで樽生のクラフトビールを注ぎます!!】 ¥150,000〜
⑬【オリジナルビール醸造コース】オリジナルのビールが150L分作れるコースです。 ¥300,000〜
インクホーンブルーイング
オーナー兼醸造責任者 中出 駿様
醸造経験が全くないところからのスタートでしたが、延時さんには探究心と熱意があり、教えてる立場ながらとても多くのことを一緒に学ばせてもらいました。
いつも何か新しい事に挑戦していく姿勢には刺激を受けさせてもらってます。
今回の新しい醸造所でも構想から関わっていますが、これから更につくばらしいビールがより色んな消費者の手に届くスケール感で醸造されていくのが今から楽しみです。
チョウシ・チアーズ株式会社 銚子ビール
代表取締役 田中(佐久間) 快枝様
つくばブルワリーの延時さんとは、醸造の師匠を同じくする仲間として、同じ時期に醸造所を立ち上げたこともあり、情報交換をしながらお互いに切磋琢磨してきました。
アーティストとしての感性がひかる美味しいクラフトビール!そして、つくばを盛り上げるブルワーとして活躍されている姿をいつも頼もしく感じています。
そしていよいよ次なるステージ向かう延時さん、つくばから始まる延時さんならでは、新しいクラフトビールの世界を心から楽しみにしています!
Hi-five 片平敦士(さかえちゃん)
はじめて、この計画を聞いたのはビレッジマーケットつくばの出店準備を、している時でした。「じつは、今度、醸造所を山の方にたてるんです。」延時さんの話に思わず手を止め、開店準備そっちのけで、話を聞いていたことだけは、覚えています。
いろいろ計画を話してくれていたのだけど。その時、他に何を話したのか覚えていません。延時さんの、ワクワクと情熱が片平に伝わり、夢中になってしまったのでしょう。延時さんの情熱が、今回のプロジェクトによって、地元つくばの方々に広がり、日本、世界にも伝わっていくことを片平は信じています。あのとき、出店準備中の片平が思わず手を止めて、夢中になったように。あなたも、つくばブルワリーの物語に夢中になってみてはいかがでしようか。
神橋亭 みよこの七味
店主 渡邉 美代子様・由美様
筑波山麓で地ビールを造り全国へ!世界へ!という夢は私達『みよこの七味』も同じ思いでいます。
筑波山は歴史と個性と魅力がある場所です。
そんな筑波山を今よりももっと盛り上げて新たな魅力を伝えられる仲間として、tsukuba breweryさんを応援します!!
皆さんもぜひご協力宜しくお願いします。
株式会社しびっくぱわー
代表取締役社長 堀下 恭平様
つくばブルワリーと延時さんの新たな挑戦に心からエールを送ります!みんなの笑顔は1杯の美味しいビールから。
これからもつくばのより豊かなコミュニティを醸し続けていきましょう!Cheers
株式会社Noblesse Oblige クイーンズオーストリッチつくば
創業者 ダチョウの伝道師 加藤駝鳥 貴之様
我々クイーンズオーストリッチつくばのダチョウたちは、つくばブルワリーさんの麦芽が大好きです。
ダチョウも喜ぶ美味しい麦芽から作られたビールは、どれも最高のビールだと思います!
新醸造所のチャレンジ、応援しております!
NPO法人ユアフィールドつくば ごきげんファーム
荒間 瑛様
麦芽粕を発酵飼料づくりに活用しています。仕上がりが良くなったことで、鶏がよく食べ、卵の食味が向上しました!
これからもつくばブルワリーさんのますますのご活躍・ご発展を応援しています。
また、繋がりを持てたことに心強さを感じています。いつも本当にありがとうございます。
Village Market Tsukuba
George様 Emika様 Yuki様
つくばの魅力をビールと共に!
Tsukuba brewery の延時さんはvillage market の大事な仲間の1人です!無口でシャイな彼ですがビールに対する情熱、そしてつくば愛は本当にカッコ良く私達も大ファンです。
こんな素敵なブリュワリーが筑波山の麓に出来るなんてすごく楽しみですしいろんな方とここで乾杯できる日が待ち遠しいです!
Village Market Tsukuba は街を盛り上げ世界につくばの魅力を伝える仲間としてTsukuba Brewery を応援しています!
ビール醸造をはじめたきっかけ
プロジェクトに興味を持ち、ここまで読み進めて頂きありがとうございます。
ここで少しだけ私がつくばでビールの醸造をはじめたきっかけと、目指すものづくりについてお話します。
私がつくば市にやってきたのは2010年。まもなく市内で映像制作の会社を立ち上げて以来、県内外を問わず様々な出会いがありました。仕事柄、多くの地域をまわりましたが、行く先々で、特に私が心惹かれたのは「土地に根差し、その土地に住む人の衣食住を守る人たち」の存在です。
「果たして自分は『土地の人』になれているのだろうか?」
出会いを重ねるうち、ある時から自分が住む土地に深く関わっているという実感が持てず、自問自答を数年間はしていたと思います。
「自分も土地に根を張る仕事がしたい!」と、生き方の模索をはじめた私のヒントになったのが、酒造りでした。
例えば、ワインはブドウ畑がある地域の気候や土壌と、作り手の思想が強く反映されるお酒のひとつとして知られています。海外では土地に根付いて数百年と続くワイナリーの例も少なくありません。折しもその当時は、つくば市が「ワイン・フルーツ酒特区」認定を受けたタイミングでもあったため、私は市内にあるワイナリーに足を運び、ブドウ栽培の手伝いをさせてもらいました。
収穫シーズンを終えて、オーナーや仲間たちと労いのお酒を囲んでいた日のこと。地域で作られたワインや日本酒が並ぶ中「つくば産のビールがない」と気づきます。「つくば市内に今までは無かったブルワリーをつくることで、地域の人に喜んでもらえるかもしれない!そうすれば自分の住む街がもっと楽しくなるのではないか」そうひらめいたその瞬間が、ビールを醸造する今の私の原点となりました。
目指したいのは共に栄えるものづくり
「土地に根を張って永く続く仕事」として「ビールをつくる」と覚悟を決めた時、もう一つ私の後を押したことがあります。それは、ビールづくりの先に「共に栄えるビジョンが見えた」気がしたからです。
地域で愛され永く続く仕事や企業の条件のひとつは、地域の資源を生かして土地の物や人、経済を循環させる役割を担っていることだと思います。私のビールも「地域に良い循環をもたらす」存在でありたいと願い、今日まで醸造を続けてきました。
循環の輪をどう作ってゆくのか、まだ模索中ではありますが、今までには、市内の老舗コーヒー店とのコラボレーションビールの開発の他、市内ワイナリーの醸造過程で生じる廃棄果汁や、酒蔵から出る酒粕を利用したビール醸造の試みや、反対にビール醸造の際に出る搾りかすを市内の養鶏場で餌として活用していただく取り組みなどを続けてきました。
今回、筑波山麓に新たに醸造所を作ることで、地域との関わりがさらに広くなると良いなと心から期待しています。そして、つくばの顔となる「つくばブランドのビール」が県外、そして世界へ羽ばたき、さらに大きな輪が生まれて欲しい、そう願っています。
筑波山麓の地域活性化に貢献、新たな賑わいを創出を目指して
筑波山麓の建設地は、市街地にあるつくばブルワリーの店舗からは車で30分ほどの距離。街の喧騒からは離れた静かな地域です。
私たちの醸造所が山の麓にあることが、今まで筑波山に遊びに来る機会が無かった人や、近隣に住む人が、この土地に集まる理由として機能し、近い将来、この土地の賑わいの中心のひとつとなったら良いなと思っています。
そしていつかは、筑波山の麓から人と人が繋がり、新たな出会いやビジネスが生まれる「つくばの新しいハブ」へと成長してゆけたら、それ以上幸せなことはありません。
人とつくばをつなげ、つくばと未来をつなぐ、つくば発のビールで乾杯
TSUKUBA BREWERY つくばブルワリー|延時 崇幸
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TSUKUBA BREWERY 筑波山麓(2024年 春 開業予定)
住所 : つくば筑波2980-1 (筑波山口バスターミナルとなり)
交通案内 : つくば駅・つくばセンターから筑波山口バスターミナルまで
つくバス北部シャトル:つくば駅・つくばセンター~筑波山口バスターミナル(約55分)
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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<掲示事項>
販売場所 : つくばブルワリー 〒305-0051 茨城県つくば市二の宮2-14-15 洞峰の家102
営業時間 : 水〜金:17:00〜0:00
土 :12:00〜11:00
日 :12:00〜21:00
定休日:月火
販売管理責任者/延時崇幸
販売管理研修受講年月日/令和5年4月25日
研修実施団体/一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会
最新の活動報告
もっと見る筑波山麓醸造所で初醸造しました
2024/05/24 10:55皆様ご無沙汰しております。全国的な電線供給不足の影響をまともに受けてしまい、醸造所への電気入電ができず、大型発電機を4月中旬に導入しこれまで準備をしてきました。予想していなかった変更で逆に予定以上に忙しくなり、また不安との戦いでしたが、多くの方々の応援があり頑張ることができました。そのようなこともあり、醸造開始が5月中旬まで(当初3月末開始予定)ずれ込んでしまいましたが、やっと6月19日に醸造所内に入電することができ、初醸造も行うことができました。ビールが完成するのが、これから約1ヶ月かかります。注意深く見守りながら、美味しいビールになるよう管理していきます。醸造所見学&レセプションを選んでいただいた方々には今日明日でレセプション日をお知らせ致します。もちろんメインの日以外でも対応させて頂きます。缶の返礼品は6月末から7月初旬に発送予定です。今しばらくお待ちください!現在急ピッチで醸造をしております。7月には多くのビールが完成している予定でいます。安定供給できるよう日々努めてまいりますので、どうぞ皆様これからも宜しくお願い致します。つくばブルワリー延時 もっと見る
ご報告!
2024/04/02 22:48皆様ご無沙汰しております。つくばブルワリー筑波山麓は外構工事が終わり、目の前の道では桜が咲き始めております。しかしながら、2月末までは順調でしたが、現在電気関係のトラブルが発生しており、醸造開始が1ケ月程度遅れてしまっております。また、ボトルショップ内の準備も遅れてしまっております。それにともない、缶のリターン含め醸造所見学ツアーも4月末頃を予定しておりましたが、5月末から6月初旬になってしまいそうです。本当に重ね重ねお詫び申しあげます!現在、既存の醸造所でこれからの山麓醸造所で皆様に喜んでいただけるビール造りのレシピを固めております。缶のラベルなども決まってきました!また、進展ありましたらお知らせいたします。醸造開始しましたら頑張りますので、皆さま何卒、宜しくお願い致します!つくばブルワリー 筑波山麓延時 もっと見る
2024年1月31日の醸造所の様子
2024/02/01 19:142024年1月31日の醸造所は外観は看板や照明以外はほぼ仕上がってきており、内装も急ピッチで仕上がっています。側面の木の部分も上塗りをしたのでより良い感じです!ロゴが貼られるとより良い感じになると思います^^醸造所内の色もちょっと明るいグリーンにしてるので明るい雰囲気の室内になりそう。メインのシャッターも付きました!床の防水塗装も来週から始まります!2月の中旬以降に、とうとうタンク達も海を超えて筑波山麓にやってきます。これから大忙しですがワクワクが止まりません!またご報告しますね^^ もっと見る
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