※このトップ画像は、「アマヤギ堂」様の過去の作品から作ったイメージ画像です
私がゲームを作るきっかけとなり、またCAMPFIREの前回のプロジェクト実施作品でもある
ゲーム「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」。
今回のプロジェクトではこのゲームの再販も行います。
ゲームの概要について
「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」
「三千世界の烏を殺し、主と添い寝がしてみたい」であったとも言われますが、
幕末の志士、高杉晋作がうたったとされる都々逸(三味線の歌)の一部です。(歌った人物についても諸説あります)
「明日をも知れぬ志士の身、遊郭で戯れても、烏が鳴けば帰らなければいけない。
ならば世界の全ての烏を殺しても、現を忘れて過ごしたい」
という遊郭をテーマにした艶めかしい背景から、
なぜか「だから鳥を殺す」とひたすら鳥を虐殺するという、バカバカしいゲームになっています。
そしてゲームからの脱落は「死亡」や「敗退」ではなく「帰宅」。
鳥が鳴いたプレイヤーは、遊郭から追い出され帰宅の途につくわけです。
このギャップが受けたのか、国内のみならず海外の方にも多数ご購入頂き、
今回の再販の流れとなりました。
変更点と問題点
このゲームは初めての制作作品という事もあり、今となっては修正したい点がいくつかあります。
まずは「カードが弱い(薄い)」ということ。
その印刷会社で一番厚めの紙を使ったのですが、やはりカード専用紙に比べると品質の違いは明白。
海外のプレイヤー評価で「カードが薄いので注意」といったコメントも頂きました。
今回はボードゲーム制作の経験が豊富な印刷会社様にお願いし、カード専用紙での印刷をお願いします。
ちなみにカードゲームで使うカードは複数枚の薄い紙を重ねることで強度を保ち、透けないようにしているそうです。
単に厚いだけじゃないんですね。
この辺も自分でゲームを作るようになって勉強しました。
また、いくつかのカードの変更を行うことで、ゲームバランスも調整します。
特に一撃必殺で「強すぎてバランスが悪い」という声の多かった
「猿轡(さるぐつわ)」を廃止し、以下のカードを追加します。
(調整により変更される可能性があります)
【鳥カード】
・鶏×2:鶏2羽
【三味線カード】
・鏡 :攻撃を任意のプレイヤーに跳ね返せる
・口笛 :全プレイヤー、鳥カードを一枚引く
そしてカード・箱デザインもアマヤギ堂様のイラストで一新します。
イラストは現在制作を頂いています。
進捗がありましたら、都度こちらで発信させて頂きます。
どんなイラストになるのか?
私も今からわくわくしています。