みなさん、こんばんは!いつもわたしたちのガイドブックプロジェクトを応援いただき、ありがとうございます。たくさんの方々の温かいご支援のおかげで、目標額の80%達成することができました!本当にありがとうございます。
さて、本日は2022年10月に行った韓国ゼミ合宿(調査)より、全州編と同じくガイドブックは収録できなかった群山を訪れた時の内容を紹介します。
群山は全州と同じく全羅北道に位置する都市で、植民地期には日本が米を搬出する拠点となりました。そのため、今でもこの時代に日本人が住んでいた家屋等が多く残されています。
旧日本第十八銀行群山支店は貿易や産業の収益を得るため、朝鮮における第十八銀行の7つ目の支店として1907年に開業しました。現存する建物は近代美術館になっていて、群山の歴史に関する展示を行っています。
東国寺は1913年に日本人僧侶にとって建立したお寺です。植民地期にはこのような日本式の寺院が各地に建てられましたが、1945年の解放以後、東国寺以外のすべてが撤去されました。そのため、東国寺は韓国に現存する唯一の日本式寺院となっています。
ちなみに群山は、1998年に公開された映画『八月のクリスマス』のロケ地として有名。街を歩いていると、劇中に登場したチョウォン写真館を発見!わたしたちの中で唯一映画を視聴したことのある先生は、写真館を見てとても興奮していました(笑)。
今回の活動報告は以上となります。ここまで3回にわけて、2022年10月に行った韓国ゼミ合宿(調査)を紹介しました。最後までご覧いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
次回は、2022年11月19日に一橋大学の学園祭「一橋祭」にて開催したイベント、「モヤ本のその先へ〜みんなで話し合う「日韓」のモヤモヤ〜」について紹介する予定です。