寮祭実行委員ブログ第五回担当のもやっしーです。私からはこれまでの活動報告とは趣向を変えて寮生の雰囲気が伝わるような息抜きの記事を書かせていただきたいと思います。さて、皆さんはこういう(↑)犯行予告をつくったことがありますか?私はありません。(犯行をしたことがないため)そもそも、犯行をするにあたって予告をしない方がバレにくいのにわざわざ予告をする意味が分かりませんよね…にも関わらずこういった犯行予告を行う者は後を絶ちません。一体その理由は何なのでしょうかそれは恐らく…そして…というわけで、今回は犯行予告の要領で寮祭宣伝紙を作っていきたいと思います!・やってみよう!犯行予告風の紙を作るにあたってまずは作る文章を決めなくてはいけません。ここで寮祭とは全く関係ない小ボケにするといよいよ活動報告にこの記事がある意味が分からなくなるので、ここは無難に「熊野寮祭2023 いつだって逸脱」でいきましょう。作る文章が決まれば次はその文字を新聞から見つける作業です。というわけで新聞をもらってきて…「熊」の字を探す…「熊」の字…ない!!!!!!!!!というか世の中の熊が「クマ」すぎる!!!!!!!方針を変更して京都大学の新聞記事検索システムで効率よく見つけようともしたのですが、残念ながら「熊本県 汚職」などで調べても全然ヒットしませんでした。そもそも犯行予告は様々なフォントの文字が混在しているのが面白みのある部分なのに記事から取り出していてはただただ文字の大きさが違うだけの気持ち悪い文章になってしまいます。そういうわけで広告の文字をアテにするしかないのですがそんなもの検索できるわけもなく、結局実際に新聞を見てしらみ潰しに探していくしかありません。幸いなことに熊野寮は複数社の新聞が直近十日間分くらい保存されているという犯行予告作成者にとっては理想的な環境です。この中から根気強く探していきましょう。そんなこんなで同ブロックの人の手も借りながら探すこと数時間…遂に熊を発見!!!その後も「野」が見つからなくて野党が野党名義で広告を出してることを願ったり…「脱」が見つからなくて誰かの脱税を願ったりなどしながら…ついに全ての字を見つけることが出来ました!!!見出しだけ取り出しただけでも何言ってるか分からなくて怪文書感が既にありますねこれとか特になんなんださて、ここまでくれば完成まであともう一歩です!この文章たちから特定の字を切り取って…いい感じに貼り付けたら…完成!モノクロな感じに加工したらよりそれっぽく…!正直クオリティに満足できていないところはありますが、犯行予告初心者の突発的な思いつきにしてはどこに出しても恥ずかしくない犯行予告が出来ました!・つくってみて感想としては、新鮮だったという一言に尽きますね。犯行予告風の画像を作るという体験は勿論、新聞をじっくり見るという体験自体も新鮮でした。お固いイメージの新聞ですが見出しや広告の一部だけ切り取ると結構ヘンなことが書かれてます。例えば…目玉焼きはパンよりごはんと食べられるという記事(何?)人生楽しみすぎた巡査長言葉が強すぎるここらへんは結構お気に入りです。一方で、流石に何十部もの新聞の見出しや広告欄から特定の漢字を探す作業は苦行と言わざるを得ません。これを日常的にやっている犯罪者達は大変ですね…社会に対して鬱屈を溜めている犯罪者たちが犯行予告作っている裏でちまちま新聞の広告欄を眺めてることを想像すると涙ちょちょぎれます。この記事をみた皆さんも手作りの犯行予告を受け取った場合は怯えるだけでなくその裏の努力や誠意を感じ取ってあげてくださいね!そんなところで、この記事は終わりです!みなさん寮祭でお会いしましょう!
寮祭で一番大事なもの、それは「企画」です。10日間行われる企画の数々が寮祭そのものなのです。それを扱う仕事はどうなっているんでしょう。というわけで実行委員ブログ第四弾の筆を執るのは寮祭実の花形、企画責です。どうもこんにちは、私は企画責の一人、畜生侍と申します。「チクショー!」って奮い立つ感じと侍のクールさや荒っぽさのマッチがいいと思い、この名前をよく使ってます。自己紹介を少しだけ。趣味はコメダ珈琲とホラー映画・Z級映画鑑賞とメガンテ、将来の夢は「”帝国”をつくること」です。こんな感じで京大生・熊野寮生の中では比較的普通な私なんですが、実は一風変わった経歴があるんです。私、何と去年まで別の大学にいた仮面浪人だったんです。そういう奴、京大には意外といるんですけど。余談ですが、私の家族も変な経歴を持ってます。父が今年から僧侶に転職して、家族ごと島に移住するというなかなかファンキーな道を歩んでいます。うちの家に生まれるとみんなこう変な感じになっちゃうのかな…こいつは私の枕のアヒルの「アヒージョ」、好きなバンドはマキシマム・ザ・ホルモンそんな私、畜生侍は企画やスローガンの募集や企画タイムテーブルの作成など、企画関連の様々な仕事をやっとります。寮祭の10日間をどう彩るかを考える一番おいしい役どころです。企画責の仕事は企画とスローガン集めから始まります。企画は自分が「出せ出せ出せ」と狂ったように連呼してたら、歴代最多の607個集まりました。自分で言っておきながら、10日間にこんなに企画詰め込めるわけないと数えた時は青ざめましたね。2回目の募集では500個近くに落ち着いてくれてまだ助かりました。(それでも普通に歴代最多)スローガンは色々ありましたが、なんと自分の考えた「いつだって逸脱」が採用されました。めちゃくちゃうれしかったですね。「人は心のどこかで自分を縛る常識や規制から”いつだって逸脱”したがっている。時々急にふざけたくなったり、自分を支配しようとする親や上司や先生に逆らいたくなったり、他人が勝手に決めたルールを破りたくなったり。くだらないと嘲笑されたり、冷ややかな眼差しを受けたり、時には反社会的・非常識だなんて言われることもあるだろう。でも、そういう逸脱したいという思いが人間の本質であり、創造の契機であり、自由の実践であり、何より最高に楽しいことなんだ。『はみださずにはいられない』俺たちは人間の持つこの衝動を祭りで爆発させてやるんだ。」そういう意味合いを込めてこのスローガンにしたということにさせて欲しい。(本当はその場でテキトーに考えた駄洒落なんて言えん)お気に入りの自分の企画、俺はどっちなんだ?長々熱く語りましたが企画とスローガン集めたら、お次のデカい仕事はタイムテーブルづくりです。色とりどりのぶっとんだ500個の企画を10日間に詰め込んでいきます。まあ、めんどくさいです。希望日時ごとに仕分けして、企画同士の相性や適切な開催場所、ダブルブッキングを考慮しながら、三日間丸々かけて暫定のタイムテーブルを作ります。そして企画者にこれでいいか確認を取るとありえないくらい修正依頼がきて、その度修正します。ほぼ24時間タイムテーブルを見続けてた気がする。普通に発狂ですね。12/3のタイムテーブル、24時間何かしらやってる。タイムテーブルづくりが終わればあとは予算決めだけです。会計責のベーシストくんと一緒に予算を企画ごとに振り分けていきます。好き勝手にやっていいということで寮生はめちゃくちゃな要求をしてきます。再履修の中国語のテストを受けに行くだけという「全力中国語演習1A再履修クラス月例テスト受験」という企画は「ものすごいプレッシャーの中で試験受けてくるわけだからさ、終わった後にちょっとくらいファミマでお菓子とか買わせてくれてもいいんじゃない?」という理由で予算2000円を要求してきました。却下です。個人的に面白かったのはマクドの朝マックの単品全品を5個ずつ買って食うという「たらふく朝マック」という企画で3万円の予算を要求したが1万円しかもらえず、「もっと食べたいからもうちょっとちょうだい」と駄々をこねてきたことです。(普通、マクド食うだけの企画に1万円も予算出ません。私が気に入ったのでちょっとあげてもいいかなと思って出しただけです。)「たらふく朝マック」をめぐるやりとり。たくさん食べたいという思いは受け取った。予算編成が終わったらやることおしまい。あとは寮祭を楽しむだけです。乙。企画に携わる仕事ってマジで楽しいんですよ。「この人がこんなメチャクチャな企画出しちゃうの?」ってギャップが見れたり、企画が馬鹿すぎて吹き出したり。Twitterで自分のお気に入りの企画がバズってたりするとニヤニヤが止まりません。熊野寮に入ろうか考えている受験生たちも寮祭の情報が目に入りますからね。ツイートを見て「やっぱ熊野寮おもしれえ」って京大合格のモチベーションになったら最高ですよ。どんな面白い企画があるかはパンフを見てもらったり、実際に来てもらえば分かります。というか来てください。熊野寮が放つ「煮詰めすぎた自由闊達さととめどないカオスのマリアージュ」を楽しんでもらえたらこれ以上嬉しいことはないです。超絶充実した10日間を用意してお待ちしております!以上、畜生侍がお送りしました。
今回紹介するのは熊野寮祭のトリを飾るファイヤーストームです。十日間の熊野寮祭を成し遂げた達成感とともに見る焚き火は格別のものでしょう。個人的に炎を見るのが好きなので楽しみです。ただいま10月の23日です。つまり京大の学園祭であるNFの二日目ということになります。熊野寮内では、「Nise kumanoryousai Festival 略してNF」と騒がれていますが、実際、熊野寮祭が本番という感覚が私の中でも強いです。NFのパンフレットを見ましたが、しっかりした冊子になっていて、当局との財力の差を感じました。さて、今は会議中で暇なので(集中しろ)僕の趣味の話をします。最近、プログレッシブロックをよく聞いています。プログレッシブロックとは60年代後半にイギリスで登場する、革新的なロックのジャンルです。ジャズセッションやフリーインプロヴィゼーションに通ずるものが少なからずあるように感じて、とても聞きやすいです。北米におけるプログレッシブロックの先駆者と言われているRushというバンドがオススメです。次回はサイケデリックロックの話をしたいと思います。興味ある人は楽しみにしてて下さい。
寮祭実行委員ブログ第三回は私、FFBに書かせてもらいます。私は元々パンフ責ではなかったんですが、編集の作業を手伝っているうちにやりがいを感じるようになって、気付けばパンフ制作にかなり関わっていました。ここ3週間くらいは多くの時間をパンフの編集と印刷に費やしてきましたが、先日とじ込みの作業をみんなでやって大量の完成品が出来たので一安心してます。(実はまだ数千部印刷する必要があるのですが...)本来パンフ責がこういうのを書いた方がいい気もしますが、ちょうど暇になったところなので私が代わりにパンフの紹介をしてみます。その前に軽く自己紹介をします。私は熊野寮の一回生で、好きなものは...そうですね...好きなものとは少し違うかもしれませんが、最近は畳いいなあとよく思います。コンパも畳を敷いてやる形式が好きですね。靴を脱いでリラックスできるのもいいし、畳の外と少し分けられている畳の上に人がわちゃわちゃと集まることで一体感を感じられるような気がします。熊野寮の団結もここから生まれるんじゃないでしょうか(適当)。サークルには入っておらず、とにかく熊野寮での生活を楽しんでいるという感じです。熊野寮、そして寮祭については高2の時に知り、こんなにも自由な自治空間があり、何でもありな祭りがあるのかとゾクゾクしました。高2・高3の時はネットで得られる情報で寮祭を楽しんでいるだけだったので、こうして寮祭を運営する側に立って実際に体験できることを、寮祭まであと十日も無くなった今、本当に心待ちにしています!今年のナスサンマコンパの様子。秋の味覚を楽しみながら寮祭実の立ち上げを記念しました。パンフ編集の思い出1.400を超える企画の企画画像パンフ編集にもいろいろな行程があったのでどこから紹介すればいいのか分かりませんが、やっぱりまずはこれですね。寮祭企画には時計台コンパや鴨川イカダレースのような目玉企画だけでなく、色んな上映会や何らかのコンセプトをもったコンパ、果てはリレー小説のような常設企画から正直出オチだろと思うような身内ネタ企画まで色々あるんですが、私はそういう小さい企画を見るのが好きなので、一つ一つの企画画像を企画者から集めて時間順なんかに並び替える作業はとても楽しかったです。ありえない時期になって画像を出してくる企画者に苛立たされることもありましたが、凝った企画画像にうならされることも多かったのでヨシ!ディナーショーが気になります2.タイムテーブル400以上の企画から130人ほどの企画者それぞれの都合や開催場所の問題、企画同士の相性を考えながらタイムテーブルを作る作業は本当に大変そうでした...企画責お疲れ様。また、今年は例年よりもタイムテーブルのページ数を大幅に増やし、デザインにもこだわったのでかなり見やすくなっています。企画者の都合で変更が度重なった末の完成版3.その他のページやフッターネタ(企画ページの下にある短い文章)「その他」といった雑なくくりになっていますが、正直パンフ編集の中でもこれを何人かでやっている時が一番盛り上がりました。寮祭パンフでおそらく初めての試みである企画索引のページは全ての企画が1つの見開きに集まっていて、圧巻です。他にも、企画索引と企画選びフローチャート、フッターネタを全て徹夜のままの勢いで作りきったのはいい思い出です。広報用に企画探すときとか何気に実用性ある4.印刷今年のパンフは3500部刷ることにしたので、20万枚近く印刷することになります。持ち回りで何十時間も印刷を続けています...絶望、、、、、昨日は2000部のパンフの全てにとんでもない誤植が見つかるという悪夢でうなされました、、、、せっかく刷ったからには配りきるぞ!!ここまで色々と書いてきましたが、パンフの意味はただ企画を紹介できることだけだとは思っていません。最近80年代から今までの寮祭パンフを見る機会があったんですが、それぞれの年の熊野寮祭というものを、当時の空気感を残しつつ後の世代に残せるのはパンフの強みだなと思いました。将来の熊野寮生が今年のパンフを気に入ってくれたらきっと制作に関わった寮祭実のみんなが喜ぶでしょう。また、寮祭パンフを読んだ高校生や浪人生が将来熊野寮に入寮してくれたら激アツですね。とにかく、パンフが出来るだけ多くの方の手に届いてほしいと思っています。実際に寮祭に来て手に入れてもらえたら何よりですし、それが厳しそうであればクラファンの返礼品として扱っているので支援いただけたら幸いです。NF(京大の学祭)での配布も今まさに行っている所なので熊野寮のブースに是非寄ってみてください!!以上、FFBでした!!!
パンフの編集と印刷は寮祭実行委員たちが行いましたが、何千部ものパンフをホチキスどめして折り目をつけるこの作業は人手がとても必要であり、全寮から協力してもらいました。50人ほどの寮生が集まり、3時間ほどの作業で大量のパンフが完成!!!呼びかければ協力してくれる人がすぐに集まる熊野寮には強い力があるなあと感じました。