障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

現在の支援総額

2,427,000

80%

目標金額は3,000,000円

支援者数

288

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい

現在の支援総額

2,427,000

80%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数288

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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イベント報告 の付いた活動報告

こんにちは、エファの高橋です。12月7日、設立20周年チャリティイベント 『未来を一緒に描いてくれる、人とともに。』が開催されました。ご参加いただいた皆様、また、当日は来られなくても想いを寄せてくださった皆様、心より御礼申し上げます。詳細な模様は改めてご報告できればと思いますが、無事開催できましたことをここで報告させていただきます。私は舞台裏のスタッフであったため、ご挨拶させていただくことができなかったのですが、映画や江戸太神楽に対する拍手や感嘆のお声を聴くことができてとてもうれしかったです。舞台裏にいながらも、鏡味仙成さんのトークセッションをお聞きすることができました。ディスレクシア(文字の読み書きに著しい困難を抱える障害)がありながらも、江戸太神楽曲芸師として活躍されている鏡味さん。とても明るく、おしゃべりのお上手な方で、お話に聞き入ってしまいました。曲芸の世界で苦労しながら稽古を重ねてきたことを振り返りつつ、司会者に「大変な努力をされたことでしょう」と振られたときの鏡味さんのことばが、特に印象に残っています。「確かに頑張りました。でも、それは皆さんと同じことです。大谷翔平さんがバットを振って練習しているときに、僕は曲芸の稽古を頑張った。会社でデスクワークをされている方が、エクセルを一生懸命勉強している時に、僕は曲芸の稽古を頑張った。ただそれだけです」学習障害の一つとされるディスレクシアは、日本では人口の”約7%”が該当、“40人クラスでは2人程度”と推定されているそうです。その数の多さに驚きつつ、「障害」はどこにでも誰にでもあって、身近なものなのだと改めて感じました。文字の読み書きが苦手、物事を覚えるのが苦手、おしゃべりするのが苦手、人前に立つのが苦手、走るのが苦手、椅子にじっとしているのが苦手...、何を障害と捉えるのかは難しいですが、きっとどれも当事者にとっては深刻なことで、なおかつ(あえて映画「僕が飛びはねる理由」を踏まえて言葉を選ぶと)"普通"なことなのだと思います。人間の長い歴史に比べれば、狭い教室で、文字の読み書きにより授業やテストがなされて、成績がつけられて...という仕組みが生まれたのはずっと後のこと。ただその環境が自分に合わなくて苦手や障害が生まれるのは、誰にでも起こることです。その上で、自分の得意や好きに出会って、頑張りたいことを見つけられるひとは幸せです。エファは、障害があってもなくても、「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる場を作っています。鏡味さんのように自分の輝ける場を見つけられる子が一人でも増えるように、エファはこれからも活動を続けていきます。


こんにちは、エファの高橋です。クラウドファンディング終了までいよいよあと7日となりました。目標300万円まで遠い道のりですが、毎日のご支援のおかげで、スタッフ一同あきらめない気持ちで頑張っております!8月22日、本棚演算株式会社さんが、クラウドファンディング応援のためにイベントを開催してくださいました。スタッフの鎌倉幸子が、ポル・ポト時代に多くの書物を失ったカンボジアで図書室支援を行なっていた時代のことから、エファの現在の事業のことまでご紹介させていただきました。ポル・ポト時代のカンボジアでは、子どもたちまで処刑されました難民キャンプで行ったお話会(人形劇)に、3万人が聞き入りましたイベントの中で、私の心に残ったのは、鎌倉スタッフの過去のエピソードです。ーーーーーーーーーーーカンボジア難民キャンプの女の子がこう言ったんです。もちろん配給される食べ物はありがたい。けれども、「お菓子は食べたらなくなるけれど、絵本は何度でも読めるから好き」実は、同じ言葉に再会した時があったんです。それが東日本大震災の時に気仙沼できいたことばだったんですね。「支援物資はありがたいけれど、いま手にした本が、子どもたちの一生の支えになります」本を贈ることは、永遠に刻まれる心の渇きに対処する活動であったと感じました。ただ、これを享受できるのは、健康なひとだけ。だから、これを「いい話だった」で終わらせるがめちゃめちゃ悲しいなと思った。ーーーーーーーーーーーエファの事業は、エファスタッフだけのものではない、と改めて感じました。鎌倉スタッフに感謝のことばを伝えてくれたカンボジアの女の子、気仙沼の方、多くの方に突き動かされて、いまのエファの事業があります。もちろんこのクラファンをご支援いただいている135名の方々も含め、多くの方の願いの詰まった事業を、どうにか成功させたいです。障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい。どうか一人でも多くの方にこの想いに寄り添い、ともに歩んでいただけますとうれしいです。引き続き応援のほどお願いいたします。\エファのクラウドファンディングは8月31日(土)23:59まで/https://camp-fire.jp/projects/715080/view▼8/22のイベントの動画は、こちらで無料配信いただいています。皆様ぜひご覧ください!


おはようございます。エファの高橋です。エファのラオス事務所から来日中のアイ・ソンパン(ラオ語でソンパンお兄さん)。先日8月1日、自治労広島県本部の皆さまにお招きいただき、報告会を開催しました。自治労広島県本部の皆さまからは、ラオスの首都ビエンチャンにある4つの小学校の図書室整備、図書館員育成、継続的な図書の配布へのご支援をいただいています。70人もの方が集まってくださり、熱気の中での報告会となりました。イベントでは、ソンパンからラオスの小学校のようす、障害がある子どもたちへの読書推進活動について報告しました。また、ラオスでの移動図書館を体感してもらうため、ソンパンにラオス民話の読み聞かせや、海外事業担当のミンさんによる伝統舞踊の披露なども行いました。皆で輪になって、ラオスの盆踊りラムウォンも踊りました今回の訪問では、広島城、原爆ドーム、広島平和記念資料館にご案内もいただきました。アイ・ソンパンは、ラオスで聞き学んだことのない、日本から見た戦争のことを知り、驚いたそうです。ラオスは、世界で最も不発弾が眠る国といわれています。不発弾は、子どもが障害をもつ原因のひとつにもなっています。本日8月6日は広島平和記念日。エファスタッフ全員で祈りをささげます。


こんにちは、エファの高橋です。昨日の活動報告で、エファが事例として取り上げられた本を紹介させていただきました。▶︎「アクセシブルブック はじめのいっぽ ~見る本、聞く本、触る本~」のご紹介はこちら今年6月、『アクセシブルブック はじめのいっぽ』の出版記念シンポジウムとして、 「アクセシブルな社会へ~本の飢餓の解決に向かって」を出版元のボイジャーとエファジャパンとの共同開催で行いました。いつもエファの活動は主にカンボジアやラオスの子どもたち向けに行われていますが、日本でも、点字図書館やアクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)など、さまざまな方や施設でアクセシブル図書に関する取り組みが行われていることを改めて知りました。モデレーター:野口武悟さん(専修大学文学部教授)シンポジスト :宮田和樹さん(著者、青山学院大学総合文化政策学部非常勤講師・デジタルストーリーテリングラボ代表教員)立花明彦さん(社会福祉法人 日本点字図書館・館長)落合早苗さん(アクセシブルブックサポートセンター(ABSC)センター長)鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)シンポジウムでは読書バリアフリーに関連する研究や啓蒙活動を行っている専門家の方たちが集まり、本の飢餓という課題や解決のための取り組みについて講演が行われました。リアル開催とオンラインのハイブリッドで実施され、参加者は90名にのぼりました。シンポジウムで自分の印象に残っているのは、アクセシブル図書を「自分事」として捉えることの大切さです。電子書籍の読み上げ機能など、必ずしも身体障害がある方だけではなく、たとえば満員電車など本をよみづらいという環境的な障害がある場合にもとても便利な機能です。私たちが日常の中で、「アクセシブルって何だろう」ということを知り、考えることが、アクセシブル図書の普及に、そして本の飢餓解決につながるのではないかとおもいます。シンポジウムのようすは、以下の動画でご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください!


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