先生のインタビュー の付いた活動報告
エファは多くの小学校と連携して、図書を届ける活動を行なっています。本日は、昨年、ラオスの小学校視察時に行った先生へのインタビューをご紹介します。■Sampou先生(Ang Yai小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 学生の頃読む本は非常に限られていましたが、教師になる勉強を終える頃「夢の先生の人生」という名前の本を見つけました。それは私の人生と一致しました。教師の人生の非常に良いところを説明しており、教師という仕事を誇りに思いました。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 父に先生になってほしいといわれたことが、最初のきっかけです。先生になってみると、自分は子どもが本当に大好きだなと思います。小学校の児童はまだ無邪気で、よい大人になるために私たちの言うことに一生懸命に耳を傾けています。この年齢だからこそ、彼らは良い教育を受ける必要があります。Q. 小学校の先生になってよかったと思うのはどのようなときですかA. 子どもたちが勉強し、学ぶことができているのを見たときです。村の一部の家族は非常に貧しく、子どもを学校に通わせていません。あるご家庭で私がお話をしたところ、子どもを学校に通わせることにしてくれました。Q. ラオスで、小学校の先生が抱えている問題や困っていることはありますか。また、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A,日本の先生から新しい教え方を学びたいですし、経験豊富な先生から効果的な教え方を学びたいです。子どもたちと一緒にどのような活動ができるのかも話してみたいです。■Vannaly Souvanthong先生(Phaxay小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 先生の生き方について書かれた本です。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 子どもが好きで、またラオス語が好きだったからです。Q. 小学校の先生になってよかったと思うときはどのようなときですかA. 私が教えることで、子どもたちが目標に向けて何らかの改善をしているのを見るときです。また、子どもたちの笑顔を見たときも、先生になってよかったと思います。Q. 小学校の先生が抱えている問題や困っていること、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A. 読み書きの方法を知らない新入生がいるときや、全くコミュニケーションが取れない自閉症児がいるときに困ってしまうことがあります。日本の先生たちとお話してみたいです。
クラウドファンディングにご協力いただき、ありがとうございます。本日取り上げるのは、エファの支援先であるラオスで伺った先生のインタビューです。昨年、障害児が多く通うパサイ小学校で、1年生を教えているVannaly Souvanthong先生のお話を伺いました。ラオスの小学校の先生の生の声を、ぜひ知ってください。▼Vannaly Souvanthong先生のインタビューQ. 児童の障害について、学校の先生はどのような点で困難を感じていますか?A. 日々新しい問題が起こるので学校生活でも苦労しています。特に自閉症の子どもとのコミュニケーションについて、新しいトレーニングが必要なのではと考えています。教師が自閉症の子を教えるためのガイドラインを作成したいと思っています。教師を助けてくれる本が必要です。Q. 障害児教育の課題を解決するために、ボトルネックとなっていることは何ですか?A. 自閉症児の育て方について親と協力することが、子供と教師にとって大いに役立ちます。 多くの場合、彼らは自閉症というものを受け入れることができていないのです。Q. エファは「本」が障害児とその家族の生活をより良くすると考えていますが、いかがでしょうか?A. はい、本は自閉症の子供たちとその親たちの生活を向上させると思います。本は子どもたちに自信と勇気を与えるのに役立ちます。自閉症の子どもは本を読むと気分が良くなりますし、本は子どもたちのスキルを開発することもできます。本があれば、自閉症の子どもたちとその親たちの生活が向上すると思います。障害のある子も読みやすい、文字/単語の少ない新しい本が必要です。特に、子どもたちは、絵や色の多い本が好きなようです。