2024/01/19 09:52

こんにちは!
「塩分2g!米粉のつるつるラーメン『あかり』」発案者の
駿河かおりです。

今回は、チーム『あかり』のメンバーのひとり、
農事組合法人米本の櫻井博文(さくらいひろぶみ)様
をご紹介させていただきます。

櫻井さんは、千葉県八千代市の米本地区で、
お米を作っていらっしゃる農家さんです。

櫻井さんとの出会いは5,6年前の偶然の
出来事でした。

その当時、米粉の仕事を始めていた私は、
同じ八千代市で大活躍中の、パクチー農家の
立川あゆみさんに連れられて、
八千代市農業協同組合の会議室にいました。

そこで、職員さんに食べてもらおうと、
市販の米粉で作ったシフォンケーキを持参
していました。

話が終わり、会議室を出たところにいらしたのが、
櫻井さん。
職員さんが「これ、お米でできたケーキなんですよ!」
と勧めてくださいました。

一口食べるなり、
『美味しいな!これ!米なのか?』
とおっしゃってくださったことを覚えています。

手前が櫻井さん











そしてそのまま、櫻井さんに連れられて、
彼の作ったお米でできた米粉をいただきました。
これが、私が『地元のお米で米粉を作りたい!』
と思い始めた出発点でした。

ただ、この時はお名前も知らず、もちろん連絡先も
なく、市内の知り合い等にご紹介いただいた
農家さんの戸を叩く日々。

でも、簡単に大切なお米を、よく分からない私に
安心して任せてくださる方ばかりではないし、
そもそも手間ひまかけたお米を粉にするなんて、
というお叱りを受けたりもしました。

こうして約2年くらい、農家さんを探していたところ、
八千代市農政課の方から、
「米粉に興味がある人がいますよ」
という、お声がけをいただきました。

そして、ご紹介されたのが、なんと
この櫻井さんでした。

会議の席で、八千代市の生産者さんの
厳しい現状やお米に対する深い愛情を
お話しくださいました。
そして、私の思いややりたいと思っていることを
お話しし、その場で「駿河さんに協力するよ」、
とおっしゃって下さいました。

こうして、『八千代のふっくら米粉』が
誕生。
今では、全てのレッスンはこちらの米粉を
使用し、おなじ市内のJA八千代販売所
『よったいよ』、農業交流センター、などで
リピートして買っていただいています。