2024/01/30 10:15

なんだかふざけたタイトルでごめんなさい。
でも、これがなければ、「あかり」も、
今の仕事も会社もなかったので、今日は、
私の「小麦粉との別れ、そしてお米との再会」
について書きたいと思います。


《10年前の私のこと》

今でこそ、お米お米と言っていますが、
10年位前までは私は大のパン党!
パン好きが高じて、旅行に行くにも、
まずは美味しいパン屋さん巡り、は
必須アクティビティでした。

それが約10年ほど前から、
次のような不調が出るようになりました。

・お腹の調子が悪くなる
・頭痛
・体のかゆみ
・だるさ
・たまらない眠気

内科や皮膚科に行っても、これ、
といった診断は出ず、もんもんとした
日々を数年、送っていたのです。

そんななか、あることに気づきました。
私は前述のようにパンやパスタ、
うどんなどが大好きで、よく食べていたのですが、
その3~4時間後くらいに、上記の症状が
強く出るのに気づいたんです。

そこからは、食べたものをメモしつつ、
ネットや本で自分の体に何が起きているのか、
色々と調べ始めました。
そして、ある1冊の本に出合ったのです。

それが
『ジョコビッチの生まれ変わる食事』
でした。
ここで、彼が言っている症状と、私のそれが
ぴったりと重なりました。
巻末には推奨する食事例があります。
ただ、そこは今やテニス界の絶対王者である
ノバク・ジョコビッチ!
「まずは2週間、徹底的に小麦製品をやめよう!」
というもの。

私はこれを読んだとき、パスタやうどんは
止められるけど、大好きなパンだけは
止められない!
と思いました。
それだけ、パンが大好きだったんです・・

でもひとまず3日間(短っ!)、
やってみようと思いました。

そうすると、私の体に何が起こったか。

まず、上記で書いた

・たまらない眠さ
・体のかゆみ


これらがずいぶん軽くなったんです。
そうすると、この体の快適さを
手放したくない!と思い、そのまま
ゆるいグルテンフリー生活を10年、
続けています。


《ゆるいグルテンフリー生活とは》

私が現在行っているのは、
厳密なグルテンフリー生活ではありません。
例えば、「しょうゆ」など調味料は
私にはそんなに問題なさそうなので、
これらは摂っています。
また、たまにですが例えば仕事先で
小麦製品しか選ばないような食事の場も
あることがありますが、その時は
いただいています。
(もちろん、できるだけ少量で済むように
工夫はしています)

頂いた後は、体調に変化があることも
ありますが、それが前日の食事のせいである、
とはっきり自分でわかることで、
翌日以降の食事を調整できるので、
それだけで、ずいぶん気の持ち方が変わりました。

体調がよくなる「もっといろいろやってみよう!」
という気持ちになりますね。
そこで、せっかくだから私のこの体調の
変化や、好きだったお菓子作りの経験を
活かせないか、と思い始めました。

その中で出会ったのが
「米粉」でした。

とはいえ、初めは安易にそれまで持っていた
お菓子のレシピ本の小麦粉を米粉に置き換えるだけ。
それでは大失敗だらけでした。
ぱさぱさねっちりのパウンドケーキ

でも、すでに出ていた米粉のレシピ本を
購入したり、いろいろな教室に通ったり、
また、活動報告でもお伝えした
西村機械製作所の西村社長との出会い等があり、
少しずつ「米粉」との距離が縮まっていった
ように思います。

そして、初めは自宅に友人を招いて、
米粉のお菓子を食べてもらう会、
をたくさんやってきました。


その中で、ご自身やご家族に小麦アレルギーで
苦しんでいる方がいることに気づき、
そこから
「米粉のグルテンフリー教室Orange Spoon」
としての、活動を始めていきました。


次回は、Orange Spoonでどんなことを
やっているのか、お伝えしたいと思います!