広報班がモデリング班、CG班に作業の裏話をインタビューしてお届けする「作業体験談」。
第3弾はモデリング班と広報班を兼任する2年・西野拓也(にしのたくや)さんです!
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Q) 担当している作業を教えてください。
A) 膳所城北門のモデリングです。現在も制作中です。
Q) 膳所城のモデリング作業で苦労した点を教えてください。
A) 膳所城北門は基本的に図面がなく、点群データと膳所神社に移築された実際の門の見た目からモデリングするしかありません。モデリングを始めた当初は当時の建築様式はもちろんのこと、建築に関する知識が全くありませんでした。そのため基本的な構造とその名前を覚えたり調べたり、門の構造に関して必要な情報を探し出したりしながらモデリングを進めなければならず、思いのほか時間もかかってしまいました。
そして当時人の手でつくられたのが原因なのか、経年によるものなのかはわかりませんが、部材がまっすぐとは限らず、点群データに歪みが生じている部分がありました。これをモデリングでどのようにして表現するのか考え、実現するのが大変でした。また点群データだけでは門の全貌がわからず、実際に膳所神社を何度も訪れて必要な資料を収集しに行かなくてはならなかったのも大変でした。
Q) 作業中、どのようなときに楽しいと感じますか。
A)モデリングを進めていくと必ずいずれ形になるので、大まかでも形ができてきたときは「ようやくここまできたか」という感動があります。ほかの人に自分のしたモデリングを見てもらったときに「おお」という声が漏れたときは、まだまだ未熟ではあるもののなんとなく少し誇らしい気持ちになります。
また点群の色がきれいにすべて緑になったとき(こちらに関してはホームの“復元の様子”で点群データを用いたモデリング方法をご紹介しておりますのでご一読ください!)には安堵感や達成感があります。
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次回の作業体験談もお楽しみに!!