自己紹介
「喘息フォーラム・日本(Asthma JP)」の現代表を務めております西藤なるをと申します。滋賀県で小児科を開業しております。医者になりたての頃に故久保裕先生が開催された「喘息デー」に参加し、それを切欠に喘息の患者さんの診療に大変興味を持ち、30年以上が経ちました。
過去にこのCAMPFIREでご支援を集めて、久保先生が書き残された原稿を『喘息百話』として発行させて頂きました。
このプロジェクトで実現したいこと
毎年5月第一週の火曜日が「世界喘息デー」です。来年(2024年)は5月7日になります。「世界喘息デー」を日本でもっと広く知ってもらいたいと考えております。キャンペーンとして「京都タワーのライトアップ」、ポータルサイトの広告掲載を実現したいと思います。こうしたクラウドファンディング自体が周知活動につながるとも考えております。
プロジェクト立ち上げの背景
『喘息百話』を何度も読み返し、久保先生が1998年にGINA(*)が5月第一週の火曜日を「世界喘息デー」と制定した事を大変評価されていたのを再認識しました。しかし日本では「世界喘息デー」がほとんど知られていないのではないでしょうか。患者さんの数が大変多い気管支喘息なのに、この病気に対する啓発の日が日本で広まらず活用されていないのが、私には解せません。そこでプロジェクトを立ち上げて「世界喘息デー」を広く知ってもらう活動を始める事にしました。
自己紹介でお伝えしたとおり「オンラインぜんそく友の会(**)」で毎年「喘息デー」として 電話/FAXメールによる相談や講演会を開催してきました。久保先生が体調を崩されてからは中断しております。 Asthma JP では「世界喘息デー」の周知を行い、市民や患者さんへの気管支喘息の啓発、医療関係者への再認識の機会になることを目指しております。
*) GINA: the Global Initiative for Asthma - 1993年に設立された世界保健機関(WHO)の協力団体 https://ginasthma.org/
**) パソコン通信「Nifty serve」にあった喘息患者さんの電子掲示板に書き込む人々のつながり
現在の準備状況
現在は Asthma JP のWebサイトにクラウドファンディングに向けたページを準備し、趣旨説明を行っております。
「世界喘息デー」を広く知ってもらう活動として何が最もよいか考えた結果、ポータルサイトの広告掲載でした。しかし、地域や年齢、ステータスを定めるのが難しく、金額の上限も決められません。
他の疾患で「京都タワーライトアップ」がなされている事を知りました。公的な団体でなくても可能であることも知りました。京都は観光名所であり周知には好ましく、プロジェクトを始めるのに、まず費用も明らかにすることができます。
そしてクラウドファンディング自体が周知活動であり「京都タワーライトアップ」を具体的な目標に定め、その費用を上回る支援ポータルサイト広告に回すという優先順位を考えました。
2024年5月7日の「京都タワーライトアップ」はまだ他に予約が入っていないことを確認しました。ポータルサイトの広告掲載については手順や費用を確認中です。また支援が目標金額を33万円以上上回ったときは「福岡タワーのライトアップ」も検討しております。そして他の観光名所や施設でもライトアップなどできる施設がないかを確認中です。
リターンについて
リターンとして Asthma JP で準備できる事が限られており大変に恐縮に思っております。以下の準備をする予定です。
・感謝の気持ちを込めてお礼のメール、もしくはお手紙を送付
・『喘息百話』を提供
・ZOOMミーティングによる小児気管支喘息の講演会(60分程度)
・小児の気管支喘息の出張講演会(開催場所・日時は要相談、別途交通費)
上記のどのリターンにもオプションとしてAsthma JP のWebサイトに支援者としてのお名前掲載を選ぶ事ができます。またZOOMミーティングの代わりにMeta社の「Horizon Workrooms」でも講演会を開催する事も可能です。
スケジュール
現在想定している本プロジェクトのスケージュールです。進行状況により変更される場合があります。
・2023年11月 京都タワーと福岡タワーのライトアップの可否と日程確認
・2023年12月 Webサイトのクラウドファンディングの開始とSNSや関係団体を通じた周知活動
・2024年 2月 クラウドファンディング終了、ポータルサイトの広告掲載費用算出、バナー作成
・2024年 5月7日 京都タワーのライトアップ、ポータルサイトの広告、そして支援が目標金額を33万円以上上回った場合「福岡タワーのライトアップ」
・2024年 6月 リターン発送(講演などは 協議にて開催日を決定)
資金の使い道
頂いたご支援は以下の費用に使います。
・京都タワーのライトアップ:2色(青と緑) 2時間 … 約30万円
(支援が目標金額を33万円以上上回った場合、福岡タワーのライトアップ)
・Webサイトの整備 … 約10万円
・バナー作成 … 約5万円
・ポータルサイトの広告 … 15万円以上
・郵送費、通信費、雑経費等 … 約5万円
・CAMPFIREのシステム利用料+税 … 約12万円
最後に
冒頭でもお伝えしましたが、患者さんの数がとても多い気管支喘息なのに啓発の日が日本で広まらず活用されていないのが、私にはとても不思議です。世界では制定された「世界喘息デー」を契機に、市民や患者さんそして医療関係者にも気管支喘息の啓発活動が行われています。このプロジェクトで日本でも「世界喘息デー」が広く知られ、気管支喘息患者さんの治療の質の向上、疾患への関心が高まり、患者さんの苦悩に理解の輪が広がる事を期待しております。
今後も喘息患者さんのために生涯尽力された久保先生の活動を、令和の時代に新しい形で継承していきたいと思います。何卒、ご支援をよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<本プロジェクト紹介で用いた画像について>
・京都タワーの写真はWebサイト「京都フリー写真素材集:京都の神社・寺院・観光地・世界遺産の無料写真」で利用が許可されている写真を使いました。
・福岡タワーの写真はACワークス株式会社のWebサイト「Phot AC」で利用が許可されている写真を使いました。
・イラストはWebサイト「かわいいフリー素材集 いらすとや」で利用が許可されているイラストを使いました。
最新の活動報告
もっと見る20240711リターンの配送を終えました。
2024/07/11 00:53本クラウドファンディング(CF)にご支援頂いた方へのリターンの配送を終えました。講演会のリターンはまだ実現しておりませんが、同リターンを申し込まれた方にはお手紙は届いていると思います。気管支喘息の啓発色「青と緑」にライトアップされたフォト・ポストカードは、気に入っていただけたでしょうか。リターンには書いておりませんでしたが、サプライズとして準備させていただきました。なお、まだリターンが届いていない方がおられましたら、私宛にご連絡下さい。すぐに確認をいたします。日本では忘れ去られようとしている「世界喘息デー」を、再び気管支喘息の啓発日として利用される、とても良いスタートができたと思います。これも皆さんのおかげです。今週末から、大阪で開催される 日本小児臨床アレルギー学会と日本喘息学会で、本CFについて一般演題で発表してきます。日本小児臨床アレルギー学会では、喘息フォーラム・日本の展示ブースを出します。一度だけではとても定着するとは思えませんので、来年もCFを考えております。ニデック京都タワーのライトアップとポータルサイトの広告、特にInstagramの広告をだすつもりです。またポスターを作成し、医療機関への配布も思案しております。年末から開始を考えております。始まったら皆さんに連絡をいたします。次年度も何卒ご支援をよろしくお願いいたします。この度は、「世界喘息デーを広く知って欲しい」にご支援をありがとうございました。 もっと見る
20240615_リターン配送の準備
2024/06/15 23:35ニデック京都タワーのライトアップやSNSやポータルサイトによる周知の評価がまとまりましたので、お礼の手紙に簡単ですがそのこと書き添えました。 # 詳しいことは学会発表し、Asthma_JP公式サイトにも掲載します。お礼の手紙が完成しましたので、今週はリターン配送の準備を進めました。来週中には皆さんのお手元に届くようにと考えております。 # リターンに講演会を申し込んでおられた方は除きます。そして、感謝の気持ちを込め、皆さんにリターンを一点ふやしました。楽しみに待っていて下さい。 もっと見る
20240610_広報活動の効果評価がでました。
2024/06/11 01:48世界喘息デーが終わって、早くも1ヶ月以上経ちました。ご支援いただいた方へのリターンの準備を進めております。いくつかのリターンは6月中のお届けをお約束しており、準備を急いでおります。普段の診療が忙しいこともありますが、ご支援いただいた方にお礼とともに、広報活動でどれくらいの効果があったかも、併せてお伝えしようと思っておりました。本日(6/10)、メディアの広告活動に大変詳しい方が、各メディアの広告費用と表示回数、そしてエンゲージメント回数などをまとめてくださり、オンラインでその説明を聞かせていただきました。ポータルサイトでは、GoogleとYahooに広告を出したのですが、京都タワーのライトアップをごらんになった方の X(旧ツイッター)のツイートの閲覧数とを、費用に対する効果を比べてくださいました。その結果、広報の対費用効果では、京都タワーのライトアップの方が、圧倒的に良いという説明をいただきました。細々としたたくさんの数値があるのですが、一言でわかるように結果をまとめようと思います。それを、ご支援してくださった皆様へのメールやお手紙に添えたいと思います。6月も半ばにさしかかりましたので、リターンの状況をお伝えしたく、本活動報告を記載しました。 もっと見る
コメント
もっと見る