よく頂く質問、いわゆるFAQです。
「啓発の日を設けるメリット」とはなんですか?
「世界喘息デー」を周知するために、クラウドファンディングは今年が初めてです。しかし「世界喘息デー」を周知する活動は、『喘息百話』を発行した2019年の翌年から、私はこれまで毎年続けてきたのです。
喘息に関係がある各学会/協会に「世界喘息デー」を会員に知らせたり、啓発に使うことを提案してきました。直前になってしまうこともありました。「世界喘息デー」はゴールデンウィークに重なる事が多く、同じ日にイベントをしづらいですが、日を変えてでも何か喘息に対する啓発を年に1回はする事を提案しました。
その翌年も同様に呼びかけました。
そして2023年は、学会や協会に呼びかけると同時に、Facebookで広告を出しました。そして広告出したことで気付きました。「Facebook以外にも、さらにネットで広告を出してみよう」と。
# 2023年は「日本喘息学会」で「World Asthma Day シンポジウム」が開催され
# 演者として発表の機会を頂きました。深くお礼申しあげます。
こうして毎年、期日を設けてその日を目標にできるところまで進めてみる。それを繰り返す事で毎年いろいろな思考が巡り新しいアイデアが生まれるのです。
突然、ポンとアイデアが浮かぶものではないのです。
しかし、もうこうした日付や期日がなかったら、どうでしょうか?「喘息の啓発を頑張るぞ!」とかけ声だけで終わってしまうのではないでしょうか。物事や自体を変えていくには、日付や締切りは欠かせない大切なものではないですか。
「必要は発明の母」と呼ばれています。ではお父さんは?? 私はいつも何かを企画するときにいつも、↓こう呼んでいるのです。
「 締切りはプロジェクトの父!」
久保先生も「喘息の日を1日設けても、その1日で世の中が変わるような事はない」とおっしゃっていました。日付や啓発の日、節目を設けないと、物事や状況はなかなか変化しないのです。
以上から、喘息の患者さんを取り巻く環境を改善しようと思うなら、私は啓発の日「世界喘息デー」を設ける事は大変意義深いと、考えている次第です。