このクラウドファンディングを紹介する際に、よく頂く質問、いわゆるFAQです。
「京都タワーをライトアップして、喘息の患者さんのためにどう役立つのですか?」
上記に対する私のお答えです。
様々な疾患に、年に一度啓発の日がありますが、しかし日本では気管支喘息(以下、喘息)の啓発の日がありません。しかしGINA(*)は「世界喘息デー」を定めており、それに合わせて日本でも「喘息デー」を定着させたい。ここまでは理解して頂けると思います。
昨年(2023年)は、Facebookに「世界喘息デー」を説明した投稿を広告として掲載しました。それによりやはり「世界喘息デー」のページをごらんになる方が増えたことを確認しました。
そして今年は大手のポータルサイトの広告を考えました。ところが、「世界喘息デー」 を広く知ってもらうために、どういった年齢や職業などの広告の範囲設定が決めにくい、どれくらいの閲覧数に設定かも、決めるのがとても難しいのです。そしてその予算の捻出は??
そんな思案しているときに、京都タワーが疾患の啓発の日にライトアップされている事を知り、それも周知する手段としてアイデアに加えました。
https://www.kyoto-tower.jp/lightup/
ポータルサイトの広告に詳しい方と相談したところ、価格がはっきりしている京都タワーがライトアップを第一の目標にして、残額をポータルサイトの広告に回す方が、クラウドファンディングの計画が立てやすく、支援する方もイメージを準備しやすいのではないかと、ご提案を頂きました。
それを聞いて、目から鱗でした。
上記の理由からクラウドファンディングの説明には「京都タワーがライトアップ」を前面に出しております。そして余剰金をポータルサイトの広告に使うのです。
しかし京都タワーのライトアップはなかなか良いアイデアだと思います。京都は、世界的にも観光地としても大変有名であり、京都タワーは、個人や任意の団体でも、ライトアップの依頼を受けてくれます。他の疾患の啓発の日でも既に利用されています。そして私も確認に行ける距離であることも理由の一つです。ライトアップされることで、大手のメディアにも説明する機会が期待できます。
今回、クラウドファンディングを立ち上げたことで、日本各地に個人でも依頼すればライトアップしてくださるタワーやビルがいくつかあることを知りました。
福岡タワーや横浜ポートタワーも、個人の依頼でライトアップしてくださる事を確認しております。目標金額を30万円以上上回る事があれば、福岡タワーもライトアップを目指しております。近くにお住まいの先生も協力して頂ける事を確認しました。
そしてその職員が申請をだせば無償でライトアップする学校や病院もあることを。そういったご提案も頂きました(嬉しい!)。
東京スカイツリーは公共の団体なら依頼できる事も分かりました。通天閣や太陽の塔はどうだろか。
やっぱり、毎年、何かしてみるものなのです。突然、ポンとアイデアが浮かぶものではないのです。毎年期日を決めて繰り返す事で、さらに効率の良い方法が見つかってくるのです。