海外のプロジェクトオーナーの製品に対する考え方や想いを紹介するシリーズ「プロジェクトの火力」
今回は、「NONS Camera」プロジェクトの第2回。
仲間や資金調達、名前の由来まで色々と深ぼっていきます。
※一部専門的な単語もございますので、ご了承くださいませ。
Q: チームを組むに至った過程と、資金調達について教えてください。どのようにしてこのプロジェクトを実現させたのですか?
A: 私たちNONSチームは、デザイナーとエンジニアで構成されており、写真に情熱を持つ8人のアマチュア集団です。デジタルからクラシックまで、幅広いカメラを使いこなしてきました。この多様な経験がチームの強みです。NONSという名前の由来は「non-smart」です。現代のカメラメーカーがミラーレスへと移行する中で、意図的に「スマートではない」一眼レフを製造することは、私たちの製品哲学を象徴しています。
Q: 「ノンスマート」であることを選んだ理由は何ですか?そのアプローチが製品にどのように反映されていますか?
A: 私たちの製品はオート機能に頼らず、ユーザーにより深く考え、感じてもらいたいという願いから、「ノンスマート」を核としています。オート露出やオートフォーカスではなく、マニュアル操作を通じて、ユーザーが製品とコミュニケーションを取り、目的を達成する過程を大切にしています。この哲学は、私たちが日常で使用する多くのスマートデバイスとは異なる、独自の写真体験を提供します。
Q: NONS Cameraの今後の目標はなんですか?
A: 私たちは自己資金で事業を運営しており、財務状況はこれまで安定しています。私たちのアプローチは、慎重に計画を立て、リスクを最小限に抑えつつ、私たちのビジョンに従って事業を成長させることです。将来的には、スマートではないユニークなトイカメラを世に送り出すことで、写真愛好家に新たな選択肢を提供したいと考えています。
いかがだったでしょうか?
今回は第2回目として、チームと資金集めに関して話を伺いました。
次回の特集では、NONS Cameraを襲った困難と提携業者にスポットを当てて、皆様に新たな発見をお届けします。
次回もどうぞお楽しみに!