ご支援いただいた皆さま、応援してくださっている皆さま
こちらのクラウドファンディングも、今日で最終日。
ここまで、目標金額の97%、480万円以上のご支援をいただきました。
誠にありがとうございます!
「ほしぞら医療班」は皆さまからのご支援だけでなく、多くのボランティアスタッフにも支えられています。
今回は、医療相談会に携わっているボランティア看護師のおひとりに伺ったお話をインタビュー記事としてお届けします。
ぜひご覧ください!
伊奈ちとせさん(看護師)
——医療相談会に関わることになったきっかけを教えてください
初めて参加したのは2019年の1月です。
高校に通っていた頃からボランティアに参加したりしていて、もともとこういう活動に関心がありました。
仕事の関係で一度東京から地方に行ってたんですけど、こっちに戻ってくることになって、自由に使える時間も少し増えたので、せっかくなら自分がやりたかったことをやりたいなと思ったんです。
それでどこかないかなと思って探していたら、池袋で医療相談会をしているということを知りました。実はわたし、学生時代は池袋の近くの学校に通っていたので馴染みのある地域だし、仕事以外でも役に立てたらいいなと思って連絡して、参加するようになりました。
わたしの子どもも一緒に来ていた時もあったんですけど、ここでの経験がきっかけで目指したいものが見つかって、いまはそれに向けて大学で勉強しています。
——参加して印象に残っていることはありますか?
このあたりの地域は学生時代から馴染みのあるところなので、路上で生活されている方の姿はよく目にしていたんですけど、その方たちの背景についてあまり考えたことはなかったんです。
貧困の向こう側にある疾病や、本人が困窮に陥るプロセスの中にある疾患に対して、サポートがぜんぜんないんだなっていうことに、びっくりというか、衝撃を受けました。本当なら公的なサポートが入らなきゃいけないのに、取りこぼされているんだなと思って。
既存の制度でカバーできていない、支援につながることができていない方がいるという状況があって、それを民間でやらなきゃいけないということにも衝撃を受けましたね。
一番最初に来た時ですかね。医療相談に参加したら、どんぐりとか、ご自身で作ったおりがみを配っていた人がいらっしゃったんです。わたしももらったんですけど。
何ていうんでしょう、この方たちは一方的に与えられるとかじゃなくて、ここに来れば孤立しない、そういう居場所でもあるんだろうなということを思いました。
——医療相談会ではフットケアもやっていただいて、いろんな方が利用されています
たとえば巻き爪で痛かったりすると、階段も上がれないとか、仕事どころなじゃないし、ふだんの買い物だって苦痛ですよね。
爪を切るとかってすごい些細なことだけど、それだけで歩けるようになる、その人の力を損なわなくてすむっていうのがいいな、と思ってフットケアをやっています。
足って、地面に近いのでやっぱり汚くなるし、路上で生活されている方だとお風呂に入れる機会も少なかったりしますよね。それで、足の傷からばい菌が入ったり、そこから病気になって悪化させてしまうということは避けたいなと思っています。
フットケアは病院でも受けられるんですけど、爪って果たして人に切ってもらっていいものなのか、と思ったりするだろうし、でも目が悪かったり、腰を痛めていたりするとどうしてもご自身ではできないということもあって。
この医療相談会でフットケアを続けながら、病院でも受けられるよっていう情報や、足は綺麗に保った方がいいですよっていう知識とかも提供していければなと思っています。