『 父のギャラリー 』　絵たちの“ささやき”にいざなわれるように始まった『父のギャラリー』。毎週土日のみの開館ですが、多くの方にご来館頂いております。開館から多くの方に来て頂いています開館して間もなく、仮設住宅で父の絵のカレンダーを飾って頂いていた方に来て頂けました。「これまでは印刷されたものを見てきたが、実物はこんなにも大きかったのですね！」とＦ60号（横幅約１.５ｍ）の油絵を見て感激されていました。父の代表作の三部作も揃って展示しています。父の油絵は、立体感を出すために、手前の対象物は特に厚塗りされているのですが、その筆のタッチを見た方からは、「作者の息づかいが伝わってくるようで圧倒された！」との感想も頂きました。他にも、「近くで見ると抽象画のようだが、離れると街や景色が浮かび上がり、写真のようだ！」という感想も頂きました。中瀬の造船所を描いた絵をみた方からは、「昔は建物がトタン屋根が多かった。トタンの錆びた匂いや、造船所の作業の音まで聞こえてくるようだ！」との嬉しい感想も頂けました。河北美術展にも入選した『 赤 景 (中瀬) 』さらに、仙台から来た方で、絵を描かれている方が「作者の絵に対する“情熱”を感じた！」とおっしゃっていただけて、常々自分が父の絵に感じいて言葉として表現できてなかった事を言い当てて頂いた気がして、とても嬉しかったです！父のギャラリー。この「つつじ野」初回で触れた、被災し修復した代表作「青景」をはじめ、残された二百点あまりの原画の中から、毎月、季節に合わせた絵画を選び展示しています。代表作の一つ『 青 景 』被災から修復し展示しています。毎週土日、石巻バイパス陸橋たもとの、会社の１階で１２月８日まで開館中です。入館無料。お時間ありましたら是非一度、絵達の飾られた姿をご覧になって頂ければと思います！

随想「つつじ野」（３）8/21付掲載分■タイトル：『絵』を届けたい！（下）　仮設への『絵』のカレンダーのお届けが始まると、たくさんの反響を頂きました。「震災前の風景を想い出し、とても懐かしい！」「津波で流された自宅が描かれていて、とても貴重で涙がでた。」「仮設を出てもこのカレンダーは大切にとっておきます。」など多くの嬉しい感想を頂きました。　　羽黒山公園の桜の絵を見た女性からは、「昔、図書館の所にあった高校に通っていた。青春時代を思い出ししました。ありがとう。」と。父の絵で青春時代を思い出してもらえるなんて素敵だなと、絵の深みをさらに感じました。皆さんに喜んでもらえてやって良かったと思いました。　お届け２年目の暮れに女川の仮設を訪れた時の事。集会室で皆さんでクリスマス会をされていました。「一緒に混じゃらい！」そう声をかけられ、その日最後の団地だったので、お言葉に甘えて宴席に混ぜて頂きました。「遠慮するな」と言われたのでいつもの宴会のように料理皿に箸を伸ばしていたら多少ポカンとされましたが、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。その帰り道。車の中で、後ろのスタッフに気づかれないように静かに泣きました。受け入れられたような気がしたのです。「なんだい、あんだも被災したんだっちゃ？こっちゃ来て呑むべ」と言われた感じで。地域の本当の優しさに触れた瞬間でした。「想い」のみでやって来た自分の「想い」も同時に、伝わった気がしたのです。　皆さんと交流しながら最期の仮設が解消された２０１８年まで５年、お届けする事ができました。今も郵送ですが、配布継続を希望の復興住宅の方に暮れに『絵』のお届けは続いています。--

□ギャラリーの事を、地元メディア『石巻かほく』さんに取り上げてもらいましたー！！昨年のプレオープンの時にも取り上げて頂いたのですが、本オープンに際し、今回も取り上げて頂きました！４月からの展示を「春の風景、原画で満喫」として、詳細を紹介してくれています！石巻の桜、本日、4/11、満開になりました！2024年４月１１日の石巻 日和山公園の桜父の絵画『 春 景 III 』ギャラリーも、桜の風景画を展示して、今週末の土日も、開廊致します。是非、お立ち寄りください！◇ウェブ版の記事は下記のリンクから。https://kahoku.news/articles/20240406khn000035.html

皆様の応援・ご支援でスタートした【熊倉保夫アートギャラリー】４月の展示『春の風景と花の絵』展　展示スタートしました！！石巻地方の春の風景を描いた絵画と春といえば、花が咲く時期ということで、熊倉保夫が描いた「花」の絵も展示しています。油彩画と、一部、水彩画、今回は２７点の展示です。毎週土曜と日曜日、10：00〜16：00まで。石巻バイパスの吉野家さんの裏て、陸橋のたもとで回廊しています！お時間ありましたら、ギャラリーまで是非お越しください！

☆皆様のお陰様にて『熊倉保夫アートギャラリー』オープン致しました！！！正式なギャラリーオープンのご紹介が遅れて申し訳ありません！さる３月９日（土）に、石巻市の南中里に、『熊倉保夫アートギャラリー』をオープンする事ができました！念願の父の『原画』をみて頂けるスペースを石巻に創る事ができました！あらためまして、ご支援・応援頂いた皆様に感謝申し上げます。基本、土日だけの開館とはなりますが、オープン当初よりたくさんの方に来て頂いております。皆様、『原画』の筆づかいや、タッチの雰囲気、そして、絵画のサイズ感などを堪能していただいています。３月は、事務局が所蔵している父の代表作を中心に展示しています。特に３月は、石巻の風景画のベスト版的な内容にしようと思い、カレンダーにいつも使用している６点のほか、みなさんに懐かしんでもらえるような「石巻の風景」の油彩画を展示してあります。ここで、ギャラリーの様子や、展示内容を、写真でレポート致します。限られたスペースですが、６０号の大きい絵画も展示しています父の代表作である６０号の『赤景（中瀬）』『青景』『黄景（三本の橋）』も中央に配置３月はカレンダーに使用している原画が6点あるので、それを中心に展示父の赤い絵画や、初期の頃の展覧会入賞作品である工場の絵画も展示石巻の３月は雪がまだチラつき寒いので雪の絵画を展示しました。こちらも好評です！＜３月の展示内容＞３月の展示内容です。油彩画の原画、２０点を展示していますギャラリーの一角には、父を偲ぶブースも父のプロフィール父が生前愛用していた油絵の道具もそのまま展示していますギャラリーのエントランスホールには、ご支援者様名前を記載したボードを飾らせていただいております。ギャラリーの場所は、石巻バイパスの陸橋のたもとです。バイパス「吉野家」さんお裏手の方です。毎週土・日曜日　開館しています！皆様のお越しをお待ちしております。