リターン品にご協力頂いている、笠間の藍染「井上紺屋」さんで藍染体験と、藍に対する想いを
伺ってきました!
江戸時代から続く笠間の藍染。かつては、奈良県内にいくつか工房がありましたが、現在では
伝統的な製法での藍染を行っているのは井上紺屋さんだけ。
先代が病に倒れたことをきっかけに、「笠間の藍の伝統を絶やしてはいけない」と発起し2年の修行と試行錯誤を経て、平成16年から「笠間藍染」を継承した井上加代さん。
「藍は生き物で、ひと時でも絶やすことは出来ない。毎日様子を見てお世話をする、わが子のような存在」伝統を自分の代で絶やすわけにはいけないという気持ちから「寒い夜には藍が無事か気になって眠れない日もある」と、想いを語ってくださいました。
そんな伝統を守り、継承し、体験を通して藍染めの伝搬をされている井上紺屋さんで染め物の体験をさせて頂きました。
藍染の原料となるスクモ(右)を深さ1メートルほどある瓶で湯踏みし、石灰などと混ぜて手間暇かけて発酵させ、ようやく藍染が出来る状態(左)となります。
藍瓶に輪ゴムや割り箸などで挟み、模様付をしたハンカチをもみ込みながら浸けていきます。
しっかりと色を染めるために、藍に浸けては出して酸化させる作業を多い時には1つの作品で20回以上も行うそう。。
しっかりともみ込み、藍を浸けたら、瓶からハンカチを取り出して水で濯げばオリジナル藍染ハンカチの完成!今回はパイプと輪ゴムだけでこんなにキレイな模様が出来ました^^
大昔に染められたものでも藍に染まっている部分だけは虫食いが無いなど、藍には虫避けの効果があり、キッチン用の布巾や食材を保護するための上掛けにも最適です!
そんなオリジナル藍染ハンカチが作れる体験のペアチケットが50,000円のリターンに掲載中です。日常で触れる事の出来ない伝統を是非、この機会に堪能してください。