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【沼影市民プールの記録映画化】解体が宣告された“さいたま市の海”を映像で後世に!

52年間市民に愛されてきた沼影市民プールが老朽化および新しい小中一貫校建設のため、2024年4月に閉鎖/解体されることが発表されました。都市開発の影で消えゆく街並みを、市民の想いと記憶がつまった憩いの場を、記録映画という形で後世に残す道、一緒に歩んでいただけませんか?

現在の支援総額

1,852,777

42%

目標金額は4,400,000円

支援者数

154

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/06に募集を開始し、 154人の支援により 1,852,777円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

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【沼影市民プールの記録映画化】解体が宣告された“さいたま市の海”を映像で後世に!

現在の支援総額

1,852,777

42%達成

終了

目標金額4,400,000

支援者数154

このプロジェクトは、2023/12/06に募集を開始し、 154人の支援により 1,852,777円の資金を集め、 2024/01/31に募集を終了しました

52年間市民に愛されてきた沼影市民プールが老朽化および新しい小中一貫校建設のため、2024年4月に閉鎖/解体されることが発表されました。都市開発の影で消えゆく街並みを、市民の想いと記憶がつまった憩いの場を、記録映画という形で後世に残す道、一緒に歩んでいただけませんか?

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①はじめにご挨拶

はじめまして。映画作品をはじめ映像・演劇の制作を行なっておりますハイドロブラストの太田信吾と申します。現在、パリと東京を拠点に活動しております。

パリ・オペラ座にて

2013年に友人の自死と遺族や友人らのその後の生を描いたドキュメンタリー映画「わたしたちに許された特別な時間の終わり」で劇場デビューをしました。同作は国内外で評価をいただき12カ国で公開されています。その後も、大阪のあいりん地区で撮影をした劇映画「解放区」(東京国際映画祭招待作品)や志賀直哉原作の短編映画「城崎にて」(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022優秀芸術賞受賞)などで人間だけに留まらず人間以外の自然・生物、都市への眼差しを持ちながら、生と死をテーマに作品を作ってきました。


②映画を作ることになった経緯

小学生の頃から暮らしてきた埼玉県さいたま市で映画を撮ろうと決意を固めたのは、ちょうど1年前の2022年冬のことでした。沼影市民プールの近くで弁当店を営む男性より、「解体される沼影市民プールを記録映画として後世に残せないか?」という相談をいただいたのです。当初、私たちとしては企画に賛同したい気持ちもありつつ、プールというプライバシーに関わる場での撮影は許可が降りないだろうと難しさを感じていました。しかし、沼影市民プールの所長さんをはじめ、利用者の方・近隣の皆さまの賛同やご理解をいただくことができ、プールでの撮影を許可いただくことができました。また、さいたま市が募集をした「さいたま市レジャープールのあり方方針(案)」パブリックコメントにはさいたま市発足以来、過去2番目の多さとなる710名から905件のコメントが寄せられるなど、地域のプールへの関心の高さも再認識することができました。

さいたま市公式HPより

解体を反対する多くの声が上がる一方で、すでに行政は解体業者との仮契約を終え、解体工期も来年4月からとするなど、計画に歯止めがかかる様子はありません。

私自身もさいたま市で小学生の頃から育ってきてプールで遊んだ記憶もあり、残念な気持ちでいっぱいです。世界各地で都市開発が実施されていますが、大切な場所を失う地域の住民への心のケアは充分に考えられているでしょうか?人間の肉体的な死と建物の解体に差はあるのでしょうか?

止まらない再開発の計画に対し、地域の思い出・記憶の集積の場所でもあるこのプールを映像で残すこと、再開発のあり方を問い直すことなどは社会を映す鏡としてドキュメンタリーという表現で社会に向き合ってきた私どもの使命だと考えています。

2023年7月末 撮影の様子

③沼影市民プールの紹介

沼影公園の屋外プールは1971年、「海なき市にプールを」という市民からの期待に応えて造られました。50メートルプールや子供プール、全長約100メートルのスライダーなどが整備されています。”沼プー”の愛称で親しまれた市民の憩いや出会い、そして健康増進の場でした。開業から52年間で約600万人の来場者が訪れたプールです。

市教育委員会は、屋外プールなどを解体して、沼影公園の跡地に小中一貫の「武蔵浦和学園義務教育学校(仮称)」の建設を計画しています。屋外の50メートルプールは冬季にアイススケート場となり、今冬が最後の営業となります。屋内プールは2025年夏ごろの解体が予定されています。

昭和53年の沼影市民プール(さいたま市総務局総務部アーカイブズセンター)


③映画の概要

アメリカの精神科医・キューブラー=ロスは著書「死ぬ瞬間」の中で概ね人は<否認><怒り><取引><抑うつ><受容>という五段階の心理プロセスをたどって、他者のあるいは自己の死の受容に向かうのだと書きました。2010年に親友を失った私自身の経験を振り返ると、彼の死に直面した私の心の変化は概ねそのようなものだったと考えることができます。

あれから月日が流れ、近年、人口増加に伴う新たな義務教育学校建設のため閉鎖・解体が決定した近所の馴染みある市民プールの前で立ち止まった時、その5段階のプロセスのことをふと思い出しました。本作は同著をもとに、5章のチャプターで構成されるでしょう。その5章は<否認><怒り><取引><抑うつ><受容>とそれぞれ名付けられます。

そのプロセスは時に複雑に入り乱れながら、またそのカテゴライズに抗う登場人物の様相も見せながら進みます。本作は都市開発と心のケア、教育改革、さらにこの市民プール特有のLGBTQ・ジェンダー・SDGsといったテーマにも触れながら、グローバルに訴求する映画として完成すると手応えを感じています。

『死ぬ瞬間 〜死とその過程について〜』E・キューブラー=ロス[著]


⑤現在のプロジェクト進行状況

本プロジェクトはさいたま市が実行委員の一員として主催する「さいたま国際芸術祭2023」の公募プロジェクトにも採択され、行政のサポートも得ながら、プロのスタッフも結集し、2023年夏に撮影に入ることができました。記録的な猛暑の中、連日のプールでの撮影は無事に終了し、多面的にプールの記憶や多くの方のプールへの思いを映すことができたと手応えを感じております。一方で、映画の完成に向けては来年の4月に予定されている解体に向けた追加撮影や長期に及ぶ編集のための費用、またおよび全国への公開に向けた配給宣伝費が不足している状況です。

ハイドロブラストでは、映画製作だけでなく、沼影市民プールの「記憶」を残すべき、さまざまなアートプロジェクトに取り組んできました。さいたま市に直接声を届けることができない子供たちの声を汲み取ろうと、沼影市民プール最後の夏季営業期間中にプールロビーで行った「沼影市民プールにお手紙を書こう」プロジェクトでは、1ヶ月間でなんと700通を超えるお手紙を集めることに成功し、プールの壁一面に掲載していただきました。


また、市内の学童保育NPO「太陽の家」の子供たちとプールで出た廃棄廃棄ペットボトルのキャップを使ったキャップアートの制作を進めております。デザインは、さいたま市在住のアーティスト寿の色さんにお願いいたしました。今月初めの毎日新聞でも取り組みを取り上げていただき、今後の活動にも期待が寄せられています。

2023年12月2日毎日新聞朝刊


さらに、先月沖縄で開催された国際映画祭、「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際フェスティバル」では、インダストリー部門で海外の映画関係者の皆様の前で企画プレゼンをさせていただき、最優秀企画賞を獲得致しました。来年2月には、カンヌ・ベネティアと並び、世界三大映画祭と言われているベルリン国際映画祭にて、「Berlinale Co-Production Market」に参加し、国際共同製作パートナー獲得を目指します。

第1回Cinema at Sea 沖縄環太平洋映画祭で、最優秀企画賞受賞


⑥協賛・後援

すでに、たくさんの企業様からご支援をいただいております。

【機材協賛】
ウエスタンデジタル合同会社 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 Coleman サンコー株式会社 BURTLE HIKMICRO 株式会社ケンコー・トキナー 株式会社ゲオホールディングス

【協賛】
一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会 株式会社大町 岩本製菓株式会社 オリオン株式会社 橘本神社 杉本屋製菓株式会社 株式会社チーリン製菓 東豊製菓株式会社 パイン株式会社 ジャック製菓株式会社 サンヨー製菓株式会社 ネットリンクス株式会社 中野物産株式会社 共親製菓株式会社 コリス株式会社 澁谷食品株式会社 株式会社タジマヤ 株式会社やおきん 日本のだがし売り場

【後援】
全国飴菓子工業協同組合 公益社団法人 日本水難救済会 一般社団法人 埼玉県防犯設備士協会 さいたま商工会議所 一般社団法人 日本LGBT協会 日本LGBTサポート協会


⑦リターンについて

※ご支援をしていただく際に、どのリターンも『上乗せ支援』をすることができます。ご都合がよろしければリターンの額に上乗せして、ご支援頂けますと大変嬉しいです。

【個人さま向け】

¥3,000
メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥4,000

オリジナルキーホルダー+メンバーからのお礼のCAMPFIREメッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥5,000
オリジナルTシャツ+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥5,000
オリジナルポスター(太田監督サイン付き)+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥5,000
沼影市民プールオリジナルポストカード10枚組+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥5,000
太田信吾過去作品『わたしたちに許された特別な時間の終わり』オンライン鑑賞権(119分/1週間) +メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥10,000
太田信吾過去作品『現代版 城崎にて』DVD+『現代版 城崎にて』オリジナルトートバック+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥10,000
沼影市民プール思い出セット オリジナルポストカード10枚セット+オリジナルTシャツ+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥10,000
映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥10,000
沼影市民Tシャツペアセット(色・組み合わせ自由)+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥20,000
太田信吾監督とプライベートオンライントーク(限定5名様)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥30,000
太田信吾監督と行く映画「沼影市民プール」ロケ地巡りコース(4月上旬/3時間ほどを予定/現地集合現地解散)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)+オリジナルTシャツ+オリジナルポスター+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載

¥50,000
関係者試写会ペアチケット(限定10枚)+オリジナルTシャツ+オリジナルポスター+メンバーからのお礼メッセージ+映画公式サイトにお名前記載


【企業向け】

¥100,000
公式HP エンドロール 企業ロゴ記載(小)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)

¥200,000
ポスターチラシ 公式HP エンドロール 企業ロゴ記載(小)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)

¥300,000
ポスターチラシ 公式HP エンドロール 企業ロゴ記載(大)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)

¥500,000
オープニングクレジット ポスターチラシ 公式HP エンドロール 企業ロゴ記載(大)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)

¥900,000
企業広告動画製作(太田信吾監督、3~5分) オープニングクレジット ポスターチラシ 公式HP 企業ロゴ記載(大)+映画『沼影市民プール』さいたま上映会バージョン オンライン鑑賞権(120分/1週間)

※支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。


⑧スケジュール

2023年
12月    さいたま国際芸術祭2023 公募プログラム @浦和コミュニティセンター

2024年
1月     ブラッシュアップ
2月     英語・フランス語字幕制作
4月     映倫審査
5月〜9月  国内・海外映画祭 出品

2025年    全国公開



⑨資金の使い道

【沼影市民プールをキャップアートで残そうプロジェクト】¥470,000
【ポストプロダクション費】¥1,150,000
【配給宣伝費】¥1,980,000
【リターン制作・配送費】¥400,000
【CAMPFIRE 手数料】¥400,000

最終合計金額 ¥4,400,000


⑩スタッフクレジット

監督・構成・撮影・編集・録音・プロデューサー:太田信吾

助監督:芳賀直之

録音:飯塚了

録音助手:Maxime Lauret

MA:落合諒磨

音楽:SuiseiNoboAz 『3020』『それから』

チラシデザイン:NORA DESIGN

企画協力:サトシ・フクモト

撮影応援:与那覇政之 飯塚了 上ノ園芳樹


プロデューサー・アートディレクター:竹中香子

エグゼクティブプロデューサー:カトリヒデトシ

プロデューサーアシスタント:Maxime Lauret


最後に

止まらない再開発の計画に対し、地域の思い出・記憶の集積の場所でもあるこのプールを映像で残すこと、再開発のあり方を問い直すことなどは社会を映す鏡としてドキュメンタリーという表現で社会に向き合ってきた私どもの使命だと考えています。52年間市民に愛され続けてきた、沼影市民プールという場所が持つ「記憶」を残すために、ぜひ皆様のお力添えをお願いします。

竹中香子(プロデューサー)と太田信吾(監督)

【公式SNS】

twitter:@numakage_film

Facebook:映画「沼影市民プール」 

Instagram:@numakagepool_film

ハイドロブラストHP:http://hydroblast.asia


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 大変ご無沙汰しております。みなさまにご支援いただいた映画『沼影市民プール』は、2024年6月30日(日)~7月2日(火)にカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024で開催されたピッチ・プログラム「First Cut+(プラス)Summer Edition 2024」にて、日本企画としては初となる「First Cut+ Works in Progress Award」を受賞しました!!ここまで、制作を続けて来れたのは、みなさまのご協力のおかげです。沼影市民プールの解体工事は進んでおり、今月末から本格的に着工されるようです。最後の瞬間まで、沼影市民プールを見守っていきたいと考えています。そして、沼影市民プールのたくさんのあたたかい記憶が、武蔵浦和から世界に飛び立っていけるよう全力を尽くしていきたいと思います。以下、今回の映画祭参加をサポートいただいた映像産業振興機構【VIPO】の受賞に関する公式文章です。審査員コメントなど、こちらのサイトに掲載されています:https://www.vipo.or.jp/news/41691/引き続き、応援どうぞよろしくお願いいたします。--------【First Cut+アワード受賞】日本初!「First Cut+(プラス) Summer Edition 2024」にて『沼影市民プール』がFirst Cut+ Works in Progress Awardを受賞!VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業(コンテンツ産業の海外展開等支援)(JLOX+)」の一環として、日本映画を対象とした実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan」および次のステップとなる映画祭戦略や海外配給等の海外展開をサポートする「First Cut+ (プラス)」を実施しています。この度、「First Cut Lab Japan* 2023」参加企画『沼影市民プール』(プロデューサー:竹中香子/監督:太田信吾)が、2024年6月30日(日)~7月2日(火)にカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024で開催されたピッチ・プログラム「First Cut+(プラス)Summer Edition 2024」にて、日本企画としては初となる「First Cut+ Works in Progress Award」を受賞しました。本賞は著名な3名の審査員によって「First Cut+(プラス)Summer Edition 2024」に選出された8企画 から、作品力と完成後の展開に最も期待出来る1作品に対し賞が決定され、賞金5,000ユーロが授与されます。【参加者受賞コメント】竹中香子 Kyoko TAKENAKAプロデューサー一般社団法人ハイドロブラストカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭での経験は、今回が初めての長編プロデュースとなる私にとって、大変貴重なものでした。私は、10年近くフランスで演劇に関わっていましたが、太田監督と短編映画『現代版城崎にて』を制作したことをきっかけにプロデューサーとなりました。『沼影市民プール』は、First Cut Lab Japan 2023に選出いただき、国際映画祭のプログラマーやプロデューサーから国際的な視点で多様なフィードバックをもらいました。ピッチングで、私たちのチームが完全なインディペンデントであること、そして、低予算で製作した作品ではあっても、映像芸術として絶対的な自信を持っていることをお伝えし、このような賞を頂くことができたのは、ひとえに太田監督の作品の力であり、彼が社会に投げかけた問いが、国境を超えて伝わったと肌身で感じる出来事でした。世の中は、インディペンデントでなければ撮影できない現実で溢れています。そして、世の中で見えないことにされている現実を、あえて現出させることは私たちアーティストの使命です。この映画に関わってくださった全ての方々に感謝の意を表明するとともに、映画完成まで邁進していくことを誓います。  太田信吾 Shingo OTA監督一般社団法人ハイドロブラスト都市開発における心のケアというテーマは普遍的な題材だと感じていましたが、今回の受賞でそのことに改めて自信を持つことができました。国際経験豊かなメンターたちによって海外映画祭への展開に必要不可欠なスキルや知識を学べただけではなく、今まさに私たちが実践的に制作している映画をいかに国内外に届けるか、試行錯誤の刺激的な時間を過ごさせていただきました。インディペンデントで忖度のない映画を作り、世界に届けていく上でとても心強いプログラムでした。制作段階からプロセスを信頼できる他者との共有は、多面的に映画のポテンシャルについて試行錯誤する時間はかけがえのないものでした。政府は「新しい資本主義」の一環として、映画やドラマなど日本のコンテンツ産業の制作現場を官民連携で支援し、海外展開をさらに後押しする戦略に取り組み始めていらっしゃるようですが、このプログラムこそまさにその理念にあったものだと感じました。是非、若い才能が世界に羽ばたくために今後もこの事業が国のサポートも受けながら日本で開催され続けていくことを切に願っています。引き続き制作に邁進してまいります。今回は本当にありがとうございました。 もっと見る

  • 【#みやたに が沼影市民プールの魅力を語る?!】  みやたにサン、もっと#沼影市民プール のことを書いてくれよとフォロワーの方に言われました。はい、#そのとおり ですね  @numakagepool_filmでもクラファンページと同じこと言ってもねー、僕らしくないというか…うん、すこしは#自分の言葉 で「沼影市民プール」のことも書きますか公式見解でも何でもない、まったく共同プロデューサーみやたにの見解ですが、(クラファンページにそう描いてたかは分からない。)3つの観点で申し上げます。●その1 #多様性 のかたまりです海のない埼玉県にプールを!と言われた52年前は、他に娯楽もないから(スマホもファミコンもない!)夏になると皆んなで#市民プール に行くのが唯一の遊びに近かったはず(僕は「もうちょい後」だけどそーゆー記憶です^0^千葉だったから外房にも行ったけど) (写真1枚目は、さいたま市ご提供)でも今や、プールの有り様は実に#多様化 していて、・相変わらず子どもも来るけど(ってか言うて主役)、当時と違って中学受験のひとも増えて、子どもの娯楽も増えて全員がプールに来るわけでもない。・他方で当時と違って寿命も延びて年寄りも元気だから#健康増進 目的で来るおじさんおばさんも多い。・それから#沼プー はLGBTQの人たちの間では有名だったりする。性の多様化とともに出会いの場になったりしている。・園児・幼児たちも、ここでペットボトルキャップを使ったアートを大勢で作ったり、すでにプールの有り様からして泳ぐだけではなくなっている。こんなふうに#ダイバーシティ、#インクルージョン のかたまり。それどころか市民の方々の多様な利用の姿だけでなく、プールに関わっているのは利用者だけではなく、#プール監視員(#ライフガード)の方々が毎日この52年間ずっと大勢詰めていて、とにかく事故のないように懸命に声を掛け合ってやっている姿もまた非常に興味深い。だから、この映画を観て何を学ぶとか、何を訴えると言うよりも、観ているだけでいろいろなことを感じる。(写真2枚目は昭和53年)●その2 「上映のしかた」も多様性の端緒これまた当時と違うのは、この映画は最初から世界標準で、・#英語字幕 、フランス語字幕(竹中香子プロデューサーの地元)は当たり前。・#聴覚障害者 の方のために日本語字幕もつける。・それから#視覚障害者 の方のために#音声ガイド もつける。とにかく映画の楽しみ方そのもの、あるいは楽しむ方々の多様性を目指している。【問題はここなんです……後記!】要するに多言語どころか障害者のかたにも楽しんでもらおうと思ったら、そこに#お金がかかる んです。映画自体は2024年4月のプール解体までで撮り終わりますが、そこからの#ポスプロ がたいへん。だからご支援をお願いするわけです。これが映画は今後みんなそうあるべきだという話の起点になればとも願っています。●その3 プールのあり方(存続か解体か)に関する異見の多様性ちょっと戻ると、そもそも本作品のチームは、この沼影市民プールが解体されていく(死んでいく)姿を記録に残そうと思って撮り始めた。そうしたら存続を希望する方々が,さいたま市 の説明会に対して必死に存続をアピールする姿や、さいたま市側の子ども人口の急増に対して小学校用地の不足、小中一貫校の必要などをアピールする姿が見えてきて、実に活発な議論がされている。実は、地元の方向けに現状のフィルムを用いた上映会が12月に開かれた際には、500名以上の賛否さまざまな市民が集まったけど、もともと存続派(解体反対)と目された方が、「こんな風に記録に残されるんだったら(解体に)賛成しても良いかと思った」という感想を漏らされた。民主主義が常に意見の変更を受け入れる姿勢の集積だとしたら、実に面白い姿だなと思った。#みやたに は、この3点目にも非常に注目しています。映画を見た方が、何を感じ、もとの意見を変えるのか否か、あるいは異見を持つのか否か今の日本(あるいは世界の民主主義)と繋がってると思いませんか?以上みやたにからは、こんなところです。長いですね。でも僕なりに、なかなか理にかなっているなと思っています。(出た!#自画自賛!)#みやたに#自称artist#制作集団みやたに#selfnamedartist#miyatani#人生の昼休み#多様性の中で子育て#多様性のある世界#多様性を育てる社会#多様性を認める社会#多様性社会どうぞ宜しくお願い申し上げます!! もっと見る

  • 本日、クラウドファンディング最終日です。さまざまなかたちで、サポートくださった皆さまに心から感謝申し上げます。映画「沼影市民プール」クラウドファンディング、現段階で、総額1,696,277円、129名の方にご支援いただきました。本当にありがとうございます。2月10日に開催される「沼影市民プールありがとうイベント」には、映画制作チームも見届けにいきたいと思っております。以下、さいたま市HPより---------【沼影市民プールありがとうイベントの開催について】1971年の開園以来、みなさまにご愛顧いただきました屋外プールを令和5年度末に閉園いたします。52年間の思い出を振り返りながら、ありがとうの想いを込めて、イベントを開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。開催日令和6年2月10日(土)開催時間10:00~19:00※アイススケートは 9:00~20:50 まで営業いたします。イベント内容1.おもいでメッセージお絵かき 10:00~15:00 流水プールの中州エリア(幼児用プール周辺)で、おもいでメッセージをお絵かきしましょう。 イベント受付で筆と塗料をお配りします。2.バックヤード見学・おもいでフォト撮影ツアー 10:30~16:30 流水プールを稼働するポンプ室や、スライダーの上の踊り場まで係員がご案内します。 事前受付開始:10時から 見学・撮影ツアーのスタートは、それぞれ10:30、11:30、13:30、14:30、15:30、16:30となります。 1回のツアーは10名~15名程度でご案内いたします。3.夏のメッセージカード・おもいで写真展 10:00~19:00 新館(アイススケート入口建物)の2階にて、令和5年度の夏季プールで利用者様からいただいたメッセージカードや、 沼影市民プールの懐かしい写真などを展示します。4.アイススケートショー 11:00、14:00の2回公演 お子様も楽しめるスケートショーがご覧いただけます。5.流水プールイルミネーション 13:00~19:00 光る風船にメッセージを書いてプールに流しましょう。 13:00からメッセージの記入とプールに浮かべる受付を開始します。イベント費用イベント入場料・参加費 無料※アイススケートは別途料金が必要です。イベントに関する問合せ南部公園整備課TEL 048-840-6179FAX 048-840-6189施設に関する問合せ沼影市民プール(さいたま市南区沼影2-7-35)TEL 048-861-9955FAX 048-861-9957 もっと見る

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