本日、クラウドファンディング最終日です。さまざまなかたちで、サポートくださった皆さまに心から感謝申し上げます。映画「沼影市民プール」クラウドファンディング、現段階で、総額1,696,277円、129名の方にご支援いただきました。本当にありがとうございます。2月10日に開催される「沼影市民プールありがとうイベント」には、映画制作チームも見届けにいきたいと思っております。以下、さいたま市HPより---------【沼影市民プールありがとうイベントの開催について】1971年の開園以来、みなさまにご愛顧いただきました屋外プールを令和5年度末に閉園いたします。52年間の思い出を振り返りながら、ありがとうの想いを込めて、イベントを開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。開催日令和6年2月10日(土)開催時間10:00~19:00※アイススケートは 9:00~20:50 まで営業いたします。イベント内容1.おもいでメッセージお絵かき 10:00~15:00 流水プールの中州エリア(幼児用プール周辺)で、おもいでメッセージをお絵かきしましょう。 イベント受付で筆と塗料をお配りします。2.バックヤード見学・おもいでフォト撮影ツアー 10:30~16:30 流水プールを稼働するポンプ室や、スライダーの上の踊り場まで係員がご案内します。 事前受付開始:10時から 見学・撮影ツアーのスタートは、それぞれ10:30、11:30、13:30、14:30、15:30、16:30となります。 1回のツアーは10名~15名程度でご案内いたします。3.夏のメッセージカード・おもいで写真展 10:00~19:00 新館(アイススケート入口建物)の2階にて、令和5年度の夏季プールで利用者様からいただいたメッセージカードや、 沼影市民プールの懐かしい写真などを展示します。4.アイススケートショー 11:00、14:00の2回公演 お子様も楽しめるスケートショーがご覧いただけます。5.流水プールイルミネーション 13:00~19:00 光る風船にメッセージを書いてプールに流しましょう。 13:00からメッセージの記入とプールに浮かべる受付を開始します。イベント費用イベント入場料・参加費 無料※アイススケートは別途料金が必要です。イベントに関する問合せ南部公園整備課TEL 048-840-6179FAX 048-840-6189施設に関する問合せ沼影市民プール(さいたま市南区沼影2-7-35)TEL 048-861-9955FAX 048-861-9957
#沼影市民プール の付いた活動報告
【クラファン終了まであと2日】 沼影市民プールは、旧浦和市時代に海のない市にプールがあれば、という市民の要望が強く、それに応えるため1971年(昭和46年)7月に最初の浦和市営プール「浦和市営沼影市民プール」として誕生しました!そして、さいたま市成立とともにさいたま市営沼影市民プールとなったのです。現在のさいたま市域の市営プールの中では最古のプールでもあります。こちらは、そんな52年の歴史を持つ、沼影市民プールが生まれた日の写真です。 映画「沼影市民プール」クラウドファンディング、現段階で、総額1,612,277円、120名の方にご支援いただきました。本当にありがとうございます。あと2日、私たちの沼影市民プールを、国際的な視点で共有できる物語として語り継ぐために、どうかお力添えいただければ幸いです。写真提供:さいたま市総務局総務部アーカイブズセンター
1月31日で終了する映画『沼影市民プール』クラウドファンディング、4,000円コースでオリジナルキーホルダーが追加されました!!デザインはポスターをデザインしてくださったNORA DESIGNさんです。透明の素材なので、白いカバンなどにつけるとめっちゃ可愛いです♡ 早い者勝ちです!
3日間に及ぶ映画『沼影市民プール』FIRST CUT LABでの編集セッションが終了しました。さいたま国際芸術祭2023で試写をしたバージョンに対して、ヨーロッパの映画祭関係者らがメンターとなり、アップデートの方向性を模索する実りある時間でした。今回、僕らのチームの担当をしてくれたのは『逆転のトライアングル』や『フレンチアルプスで起きたこと』などのリューベン・オストルンド作品の編集者でもあるベンジャマン。試写会で上映したバージョンを緻密に紐解いて映画編集者ならではの的確な視点でより広く伝わり得る普遍的な物語として沼影で起きていることを物語るための視座を見つけることができました。今後、2月より映画は完成に向けてさらなる再編集のプロセスに前進して参ります。
【解体が宣告された“さいたま市の海”を映像で後世に残したい!】これは昭和53年の沼影市民プールの様子です。小学生の頃から暮らしてきた埼玉県さいたま市で映画を撮ろうと決意を固めたのは、ちょうど1年前の2022年冬のことでした。沼影市民プールの近くで弁当店を営む男性より、「解体される沼影市民プールを記録映画として後世に残せないか?」という相談をいただいたのです。当初、私たちとしては企画に賛同したい気持ちもありつつ、プールというプライバシーに関わる場での撮影は許可が降りないだろうと難しさを感じていました。しかし、沼影市民プールの所長さんをはじめ、利用者の方・近隣の皆さまの賛同やご理解をいただくことができ、プールでの撮影を許可いただくことができました。また、さいたま市が募集をした「さいたま市レジャープールのあり方方針(案)」パブリックコメントにはさいたま市発足以来、過去2番目の多さとなる710名から905件のコメントが寄せられるなど、地域のプールへの関心の高さも再認識することができました。私自身もさいたま市で小学生の頃から育ってきてプールで遊んだ記憶もあり、残念な気持ちでいっぱいです。世界各地で都市開発が実施されていますが、大切な場所を失う地域の住民への心のケアは充分に考えられているでしょうか?人間の肉体的な死と建物の解体に差はあるのでしょうか?止まらない再開発の計画に対し、地域の思い出・記憶の集積の場所でもあるこのプールを映像で残すこと、再開発のあり方を問い直すことなどは社会を映す鏡としてドキュメンタリーという表現で社会に向き合ってきた私どもの使命だと考えています。 映画『沼影市民プール』監督 太田信吾写真提供:さいたま市総務局総務部アーカイブズセンター