今回は、2024年完成予定の長編ドキュメンタリー映画
マダム・ソワ・セヴェンヌについてご紹介します。
この映画は、「世界で一番白い絹」セヴェンヌ白という蚕種にまつわる日本とフランスの関係、
またシルクの将来を担う若者らに焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
この映画プロジェクトに際して、
このセヴェンヌの糸で反物を織り上げるという重大なお仕事をいただいていました。
その反物がこちらです!!!
写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、
未精練の状態でこれほど白いものは見たことが無かったです。
セヴェンヌで織り上げた亀綾織の反物は、
写真にある紗綾形一反と、
井筒菱一反の計二反です。
現在、この二反の亀綾織は京都の古代染色研究所にて
藁灰などを用いる古来のやり方での精練(クリーニングの工程)を行っているとのことですので、
こちらも完成が楽しみです。
映画にはわれわれ新庄亀綾織伝承協会も出演しております!
公開の際にはぜひご覧になってください。
※映画公式facebookはこちらです。